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替えのパンツは何枚持った?

26年も前
学業や容姿が優れているわけでもない私が
20代前半で札幌から東京へ出て行った

大手エステサロンへの就職は緊張の連続とは裏腹に
東京という土地で働くことのワクワク感で消されていった
初めて見る芸能人
初めて歩く下北沢
初めて歩く恵比寿
初めて歩く代官山
華やかで
賑やかで
刺激的で
後に電車の音を聞くだけで眩暈に襲われたりもしたけれど
初めての経験は刺激的で
私の脳を膨らませていった

目先のことを考えずに
よく旅行バック一つで東京へ行ったなと
今になって過去の自分を尊敬する

替えのパンツが何枚必要か?とか
全く考えていなかった

とりあえず働けば給料が貰えるので
なんとかなるとでも思っていたのか?

春に札幌を出て夏のことは考えていなかった
もちろん
秋のことも冬のことも考えていなかった

東京に出て行って人に出会って
徐々に自分への興味や関心が沸いてきた
「自分はどのよに感じているのか?」という自問自答
人に出会って自分が創られているような感じ
自分を創っていたのは出会った人なのかな…

だから中傷的な言葉も
東京の片隅で独りで暮らしていると
頭の中で言葉が繰り返し自問し続けた

色んな考えの中で
生きられるように
「答え」は多く持っておく必要がある

答えが見つからないと
頭の中がグルグルする

眩暈に襲われないように
一歩引いて自分を観てあげよう

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