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サザエさんという福祉モデル

介護福祉士として
福祉や医療、保育の現場で人と関わらせてもらった

日本の中で福祉は位置的にはどこら辺にあるのだろうか?
働きながら感じていた

先日、整体の待合室で
「介護士の仕事なんて私には大変過ぎて出来ない」
と、隣で受付の女性と話している60代くらいの女性がいた

話しの前後は
本を読んでいたので
あまり覚えていない

隣にいた女性から
「ねぇ、そう思わない?」と、急に話しを振られた

戸惑いながらも
「私は15年以上介護士として仕事をしてきました」
と答えると

隣の女性は「尊敬するわ!」と称賛してくれた

私は体調を崩してから病院や施設などで働いていなく
ケアの根本である心理支援を生業としていて
肩身がせまいなと感じていたので
隣で称賛してくれた女性のお陰で
15年分の疲れと今の緊張感がどこかに消えていった

一人の人間を介護するって
子育ての行為と変わりはないのだけれど
やはり
表面的な大きさや重さ
内面的な欲深さや重み
と向き合うことになると大変なんだと思う

第三者が関わることで重みは削られていくが
やはり
サザエさんの家みたいに
色んな年代の人と関われることが理想なんだと思う
サザエさんの家、イソノ家には孤立がない
平屋の屋根の下の何処にいても誰かが居る

互いに役割があることで人とつながり
生き甲斐につながる

役割が過多になると崩壊する
サザエさんの家は社会構造の見本みたいなもの

ケアの重要性がケアする人にも伝わるといいな

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