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人生たのしまんと……とか言ってる場合じゃない感じの「四万十の恋人」

It is fit sweets in memories of travel. Everyone must eat sweets.
It is very pleased. It is a present from Shimanto.
それは旅の記念にピッタリです。みんな食べなければいけません。
それはとても満足です。それは四万十からのプレゼントです。

いちおう訳しましたが、いろいろ突っ込めそうな予感がしたので、バイリンガルの方に聞いてみました。

fit 名詞 for で、〜にぴったりの、という意味だそうです。
上の文は fit sweets in なので、for は入ってないですが。

「そもそも、旅の思い出にピッタリってなに?」という、根本的な質問をいただきました。……なに……なんだろう……??

「『旅の思い出に浸りたいなら、このお菓子がお手伝いしますよ』くらいに日本語で言い直してみると、直訳してもそんなに変にはならないはず。
This sweets will help you to recall the good memory of your visit in Shimanto.
とかね」

だそうです。なるほど、元々の日本語に気をつけるだけで、だいぶ英語っぽくなるのですね。

パッケージによく you must eat みたいに書いてあるんですが、must は命令文の中でもっとも厳しい言い方だそうです。
「イメージで言うと、王様が『民はみなスイーツを食すべし』って言ってる感じ」だそうです。
どこの王様の命令でしょうか、四万十の王様?

pleased は、正しくは(憶測ですが)、
You will be pleased to have it.
と言いたかったのではないか、とのこと。

喜ぶのは人なので、主語が it なのはおかしいそうです。
「Sweetsが(食べられて)喜んだっていうシュールな描写なの?」
との質問が来たので、要確認ですね!

「presentも普通は人からもらうものだから、Shimantoからのプレゼントじゃ、四万十さんっていう人か、四万十市からの贈呈品なのかってことになっちゃう」

このお菓子を買った人にとってはそもそもお金出してるんだからプレゼントじゃないし、誰かにあげたとしても「四万十さんからのプレゼントです」ってことになっちゃうの? あげた甲斐がないなあ。

ともかく、人生たの四万十……


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