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「オーガニックコットンなんて贅沢だね」と言われた日から私は生理と闘うことにした。


生理関連の物事が、世間を賑わせている。

・ロリエのkosei-ful生理プロジェクトの炎上
・#nobagforme運動
・韓国の生理のCM

などなど。
例を挙げればキリがない。とにかく生理は議論に事欠かない話題なのだ。

タブー視される話題の一つであった生理が、議題に挙がるのはとってもいいことだと思うし、私も生理について話すのは大好きだ。

そんな生理と私は決別することにした。

私と生理

小学生高学年のいつか、初めて生理が来た日以来、私の生理はとてつもなく不順だった。
高校生、大学生の頃にはほとんど生理というのは、
「28日周期だからそろそろくるな」「なんかイライラするから来るかも」的な存在ではなく、非常に突発的なもので、「うわ〜生理だ〜そういえば最近来てなかったな〜」くらいの感覚。

例えば女子同士で、海に行こう!となったとき、みんなスケジュールを確認する。すると一人の子が「うわぁ土曜日生理かも。日曜でもいい?」なんて言う。生理不順マンの私は、「生理ってそんな一日単位で把握できたりするもん?私予期せぬタイミングで勝手に来るのに」と驚いた。

それくらい私の生活に生理は根付いていなかった。

PMSについて

自分が生理不順だと認識してから、一応アプリに登録して自分の生理を観察するようにした。相変わらず周期は不規則だったけど、自分にPMSというのがあることに気づいた。

具体的には、

・イライラ
・肌荒れ
・食欲増加
・眠気
・気分が沈む
・不安定
・集中できない
・胸のはり

代表的なもの全部だ。
生理期間中も基本的にお腹・腰が痛く、割と生理に悩まされる人種だと認識するようになったが、なんせ生理の回数が少なかったため、「来るだけラッキー★」なんて思って楽観的だった。

病気の発覚

24才(今年の話)、とある病気になった。
それが発覚し、薬を飲むようになったらなんと毎月決まった日にちに生理が来るようになったのだ。

最初の一、二ヶ月は生理が毎月来ることに感動し、PMSはあるものの生理を楽しんでいた。しかし、生理が来るようになって三ヶ月目、私はブチギレた。

生理3ヶ月連続突破記念とブチギレ

この生理3ヶ月連続突破記念を迎えたのはつい今月のことだ。
今月、とある仕事の事情で、今までカフェ・自宅が職場だったのが、オフィスに通うという経験をした。

生理三日目、オフィスでデスクワークフルタイム初体験。

これがなんとも本当に、信じがたいほどキツかった!!!!!
え、、今まで世の女性はみんなこれやってるの?
何くわぬ顔で?
戦士すぎん?強すぎん???
どういう精神?どういうメンタルの持ち主?

正直驚きで一日中仕事どころではなかった。
そこで私は自分の初めての感情に出会う。

生理が私を侮辱している

オフィスのトイレで生理痛に苦しめられながらも、生理ナプキンを交換している時、私は泣いていた。泣きながらキレていた。

どういう感情かわからないけど、悔しくて悔しく、とても屈辱的な気分だった。

もう二度とこんな思いをしたくない。どうして私はこんな気持ちにならないといけないのか。

もう二度と生理なんて来て欲しくない。
そう思った私はぐぐりまくった。

「生理 辞めたい」「生理 止める 方法」

生理期間をいかに快適に過ごすのか、生理中もいかに自分の自己肯定感を下げずに自分を認めてあげるのか、グッズやライフスタイルの提案なんかはたくさん出てきたが、肝心な生理を止める方法は全然なくって。

とりあえずグッズを買ってみた

今までは、タンポン と普通のナプキンを生理中は使っていた。
そこで今回、せめて生理の不快感を減らそうと、悩んだ挙句ちょっといいナプキンを買ってみたのだ。

ソフィから出ている、はだおもいオーガニックコットンだ。

確かに高いだけあって肌触りがよかった。
しかしそれをみていた母が私に放ったのだ。

「そんなナプキン買って、贅沢だね」

私の母は生理に悩まされた経験がない人だ。
彼女は別に嫌味で言ったのではない。
ナプキンにお金をかける感覚がわからなかったのだろう。しかし母のこの一言が、私の心に火をつけた。

生理を止める

同じ生理でも、こんなに人によって感じ方が変わる。
じゃあ生理を続ける人もいれば、やめる人がいてもいいのではないか。

そう思わせてくれたのが、私と180度逆にいる母の一言だった。

こうして私は、まだ方法は模索中だが、私を屈辱たらしめる生理との決別を決めた。

低容量ピルや、ミレーナ など、生理と決別できるかもしれい選択肢は世の中いくつかある。

片っ端からこれらを試していくことをここに誓う。
これは、まだ生理と私の、まだ始まったばかりの戦いなのだ。