真っ赤に燃えた鉄瓶だから
今回は「釜焼き」という工程をご紹介します(^-^)/
まずは準備。
定期的に様子を見ながら火の強さを確認。
鉄瓶1個につき、釜焼きは1時間ほど要します。
私たちの工房では「わじょう」と呼ばれる七輪のようなものに1つずつ鉄瓶を入れて、それを2つ同時に焼いていくことが多いので、釜焼きは1日で10個ほどが限度です。
そのため、いかにムダなく作業を進めていけるかがポイントです。
そして、焼き上がった鉄瓶を取り出します。
800〜1000度の温度で真っ赤に焼くことで鉄瓶表面に酸化皮膜が付き、これが防錆効果の役割を果たしてくれます。
これもまた、先人から受け継いできた知恵と技術です^ ^
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