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取材ライターになる?−ゆぴ(17)さんに教わる取材のあれこれ

なれたらいいなって人、多いのでは?
ハードル高いと思っている人、多いのでは?

連休の土日を使って受けてきました。
週末フリーランス養成講座 取材ライター初心者向け講座
どんな感じだったかちょこっとご紹介します。

週末フリーランス養成講座とは
土日の2日間で、Webライティング、クリエーターの営業、動画作成など、フリーランスとして生きていくために身につけたいスキルを教えてくれるイベントです。
フリーランス志望じゃなくても受けられます。
Twitterで#週フリを検索すると参加者の感想など見られます。

■■講座の概要■■

講師はライター・カメラマン・デザイナーなど幅広く活躍している石川ゆぴ(17)さん。(17)までがお名前です。noteもちょくちょく書いていらっしゃいますが、ライター的にはブログがめっちゃためになります。

参加者は8名(うち1名欠席)の少人数制でした。仲良くなれますし、一人一人をじっくり見てもらえます。
私以外は「マツコの知らない世界」に出られるんじゃないかという、なんだかすごいメンバーが集まりました。

カリキュラムは内容盛沢山!

〇座学―取材の基本:取材の準備~原稿の納品までの流れ、必要なこと、コツなど。ゆぴちゃんが4時間みっちりしゃべり倒してくれました。取材テクからカネの話まで、内容も濃さもさることながら、飽きさせないのも凄い!

〇ワークショップ―自分の取材スタイル深堀ワーク:自分の強みや、やりたいことなどを元に、これからどんなライターになっていこうか、じっくり考えます。

〇取材:参加者同士でお互いを取材します。自分が取材させてもらうのもですが、取材されるのも貴重な体験なのではないでしょうか。

〇座学―カメラ講座:今回の講座の運営もしてくれているカメラマンの草葉あゆみさんが、カメラの選び方、扱い方、取材の撮影について教えてくれました。草葉さんは合間合間でめっちゃカメラのこと教えてくれたり会場を整えてくれたりして、大変お世話になりました。

〇写真撮影:取材相手を撮影します。一眼レフ持参の方もいましたが、スマホが多数派でした。希望者にはいいカメラを貸し出してくれました。

〇記事作成:取材と撮影した写真をもとに、黙々と記事を書きます。黙々と書きます。わからないことがあったら質問できます。

〇フィードバック:これ!ありがたすぎる!作成した記事をゆぴちゃんが添削してフィードバックしてくれます。参加者全員の記事原稿とフィードバックを見られるのも、またとない貴重な機会でした。

〇交流会:初日の夕飯、2日目のお昼はいっしょに食べます。夕飯は講座代に込みです。皆さんのお話は大変刺激になりました。

■■学んだこと■■

職場をライターさんに取材してもらうことがあるのですが、「ライターさんの聞き出す力ってすごいよね」と盛り上がったことがありました。
話を途切れさせず次々としゃべらせる能力。ライターじゃなくても役立つこと請け合い、社会人なら誰でも欲しがる能力です。

謎が解けました。
あれは技術。

事前準備の賜物でした。
とにかく相手に興味を持って調べる、調べる、調べる。そして聞きたいことをたくさん用意する。

事前準備には、己を知るということも含まれます。
自分はどういう人間か、ということが、そのまま会話の強みになるのです。コミュ障なら、コミュ障の気持ちがわかるから、どうコミュニケーションを取ったらいいかわかる。(天然コミュ強にはわからない心境ではないでしょうか)
一つのことにのめり込む人なら、専門家の心境が想像しやすい。
ある分野の知識があるなら、詳しい人向けの記事が書けるし、知らない分野なら、勉強して初めてその分野に触れる人に分かりやすい内容にできる。

それをふまえて、相手とどんな会話をするのか設計するのです。

戦略と興味。それは恋に似ています。

■■感想■■

場数を踏めば、取材ライター、意外とできるんじゃない?

人や物事に興味を持って調べ、わからないところは訊く、という手順をふんだことがない人間はいないはず。
「取材」という形をとっていないだけで、誰もが同じプロセスをふんで生きているのです。
そのための技術がある、というのは新鮮な驚きでした。

実は、講座を受ける前は、まったくできる気がしませんでした。
自分がだれかを取材しているというところがイメージできない。

ただ、身につければ役に立つことはわかっていたし、ライターという仕事もできるようにしたい。ちょっと漠然とした気持ちでなんとなく受けた講座でしたが、予想以上に得るものは大きかったです。

ワークショップで、取材なら報道っぽいことがしたいのだな、という自身の興味にも気づきました。

興味があるのなら、やれるかどうか分からなくても、とりあえず飛び込んでみるべき。
今回も、そういうことなのでした。

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