見出し画像

会社を作って1年が経ちました

こんにちは。
株式会社Sunny and代表のきたじまです。

気づけば12月も終盤。
気持ちはすっかり2021年です。(ちょっと早いですね)

さて、昨年11月に法人化してからあっという間に1年経ってしまいました。
会社にしてからときどきnoteを書いていたので、せっかくなので1年経った心境も綴ってみることにします。

チームって最高だ

私は会社勤めをしないままフリーランスになり、8年間過ごしました。
自由で楽しかった反面、わりと常に「孤独」がつきまとっていたように思います。
自由と孤独はいつもセットです。

そして会社を起こし、初めて「チームを作りたい」という気持ちになり、
思い立ってbosyuとTwitterから声をかけ、集まってくれた3名のクルー(と呼んでいる)に恵まれ、1年仕事をしてきました。

結果、「チームって最高じゃん!」と思っています。
社員ではないのでそんなにべったり一緒に仕事をしているわけではないのですが、
事務関係でとにかく頼りにしまくっているみほさん、仕事が来てすぐに相談すれば秒で対応してくれるつねちゃんとようちゃん。

こころ強い・・・こころ強すぎるぅ・・・

今までは、事務作業は全て自分。領収書の整理も、アシスタントさんの謝礼の計算も、請求書を作るのも業務の確認なども全て。
そしてお仕事をいただいたら、基本は全て自分。試作や撮影にアシスタントさんにスポットで手伝いに来てもらうことはあっても、他の業務は全て自分。
自分宛に来てくれた仕事だからそれはそうなんだけど、たぶん知らず知らずのうちにプレッシャーや心細さを感じてたのかもしれません。

チームを作ってみると、今まではなんだったんだ、こんなに人に頼ってもいいのかい?というほど、こころ強い。
正直人に頼るのが苦手だった(こんなこと頼んでいいのかなとか、自分でやったほうが早いとか、自分でできちゃうのに頼むのどうなんだろうとか、色々考えてた)けど、この1年でだいぶ、いやもしかしたら頼りすぎなくらい頼れるようになりました。

「フリーランス8年」という期間を経ているからこそ、チームになって仕事をできるありがたみを強く感じているのかもしれません。
この気持ちをずっと忘れたくないなぁ。

個人の仕事よりも会社の仕事を増やす

フリーランスから会社にして、しばらく仕事をしていく中で感じてきたことがあります。

フリーランスってつまり個人で仕事をするわけなので、逆にいうと「個人でできる仕事しかできない」んですね。
私もそうです。
「北嶋佳奈」に来る仕事か、もしくは「フリーの管理栄養士」「この日空いてる料理家」などに来る仕事。(当然、前者のほうが嬉しい!)

フリーランスで生きていくなら、「北嶋佳奈」をひたすら強くしていったほうがいいんです。
「この仕事ができそうな個人事業の誰かお願い!」よりも「あなたにお願いしたい!」「あなたと仕事がしたい!」って言われるほうが嬉しいし、絶対にお互いいい仕事ができますよね。

しかし会社になるとちょっと、違ってくるのかもしれない。
「北嶋佳奈」が強すぎると、それ以上に広がることができなくなってしまう。
「北嶋佳奈」に仕事が来ることは本当に本当に本っっ当に光栄なことだし、これからだって大切にしていく気持ちは変わりません。
しかし「サニーアンド」を作ったからには、もっと「サニーアンド」として仕事をしなければ、したい!という想いが芽生えました。

そこから、できるだけ「会社として仕事をする」を意識するように変わってきました。

「個の時代」なんて言われていますし、私もその通りだと思います。
何が言いたいのかというと、個人の色を薄くするのではなく「北嶋佳奈が作った会社サニーアンド」から「サニーアンドの代表である北嶋」になっていく必要があると考えています。

「過去の私」の背中を押したい

今でこそ副業が認められていたり、新卒フリーランスなんて言葉があったりしますが、私が駆け出しの頃、フリーランスはまだまだメジャーな働き方ではなかったように思います。
しばらく企業勤めをして、結婚や出産を機に退職し、フリーランスとして復帰する。
もしくはある程度企業で実績と信頼を積み人脈もできての独立。
という形が多かったのではないでしょうか。

20代中頃、数年は会社員をすればよかった、と思うこともたくさんありましたが、
当時の私はとにかく目標への最短距離を模索していたのでしょう。

不安だったけど、勢いだけでなんとかなっていたようにも思います。
お金もないので誰かに指導を受けるでもなく、思いつくままにとにかくブログを書いたり、料理教室をやったり、お仕事につながりそうないろんなサイトに登録したり、何もわからないまま営業したりしていました。

そして今、会社として仕事をしていく中で
「これからフリーの管理栄養士や料理家になりたい人の力になれないかな?」
と考えるようにました。

レシピを作るのも、コラムを書くのも、私は誰にも相談できずに不安でした。
代理店を通した仕事であっても、担当さんは料理家や管理栄養士ではないので内容に対して何か言われることはありません。

「良ければまた仕事をもらえるかもしれないし、良くなければもう二度と頼まれない」

というシビアな世界です。

あの頃に、自分のレシピや文章にアドバイスしてくれたり相談できる存在がいてくれていたら、ものすごく心強かっただろうな。
がむしゃらに量をこなすよりも、効率的に仕事の質も向上したんじゃないか。

そんな風に思うようになり、いま現在「過去の私の状態にある誰か」の背中を押したり、力になれることが、今の私にはあるかもしれないと考えるようになりました。おこがましいかもしれないけど・・・

2021年は、そういった活動も増やしていきたいな!と思っています。


サニーアンドのスポットアシスタント募集や案件募集のLINE公式アカウントにて、
今後zoom座談会など開催していきたいと考えています!
興味がある方はぜひご登録ください!

https://lin.ee/KV77UjwB


最終的に宣伝になってしまいました笑

みなさん2020年、お疲れ様でした!
大変な1年でしたね。
よく生きたね、とめいいっぱい自分を労いましょう〜

Sunny and代表
管理栄養士 北嶋佳奈

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?