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かながわユースフォーラム2023が終了しました!

今年1月から企画を進めてきた「かながわユースフォーラム2023」が、先週末に開催され、大盛況のうちに終了しました!

会場は満席!受け付けは先輩が手伝ってくれました

【開催概要】
●日時:2023年7月1日(土) 13時~16時30分
●場所:神奈川大学横浜キャンパス3号館3階フロア
●参画者:神奈川大学社会教育課程「地域デザイン演習Ⅳ」履修者16名、学生有志ほか多数
●参加者:354名(うち、スタッフ23名含む)
●内容:
1)開会式(オープニング)
2)分科会(※)
3)閉会式(クロージング)
●協力団体:
官)横浜市、神奈川区、小田原市
民)神奈川区社会福祉協議会(ボランティアセンター)、六角橋地域ケアプラザ、斎藤分町南部町内会、NPO法人グッド、神奈川区地域子育て支援拠点かなーちぇ、日本ヒューマンライブラリー協会
学)横浜市立東高等学校、近隣中学校
産)神奈川ロータリークラブ、六角橋商店連合会

それぞれのチームが趣向を凝らしたプログラムを展開

(※)分科会詳細
1)課題解決に向けたテーマに対して、学生同士が考え、議論し、提案した内容を聞き、これからできることを考える。
 *分科会実践テーマ
 ①町内会班「町内会×食×防災」
 ②コミュニティカフェ班「高齢者×地域×コミュニティ」
 ③JIN-KANA学習塾「大学生×子どもたちのコミュニティ」
 ④寺嶋正尚ゼミ+武内千草ゼミ(産業能率大学)「高齢者×詐欺」(戸塚警察署プロジェクト)
 ⑤荻野佳代子ゼミ「ジェンダー×スキンケア」
 ⑥NPO法人グッド「海外ボランティア×大学生」

2)学生が実践してきたテーマや地域のボランティアについてパネルで展示する。
 *パネル展実践テーマ
 ①横浜市立東高等学校 サスティナブル研究部「高校生が 企業とコラボ」
 ②神奈川大学小田原みかんプロジェクト「廃棄みかんの活用」
 ③体験型研修(食育 わくわく体験)受講者「食と農の学び」
 ④齊藤ゆかゼミ「子ども、スポーツ、地域貢献」
 ⑤神奈川区社会福祉協議会 (ボランティアセンター)「ボランティアに行ってみよう」
 ⑥川崎子ども夢パーク「自分らしくいられる子どもの遊び場」
 ⑦ボランティア学習論(市川享子講師)「大学生が考えるボランティア」
 ⑧神奈川大学学生ボランティア支援室「ボランティア相談コーナー」

一番気に入ったパネルに感想を書いてもらいました

「新たな出会い」、「新たな考え方」、「新たな経験」をしたい!こうした若者の希望を、アクションにつなげるきっかけが、「かながわユースフォーラム」です。2023年のテーマ「人の和」は、対立のない和やかな協力関係を意味します。コロナ禍で薄れた人と人とのつながりを、新たな視点で再構築し、「人の和」を学生の力でつなげたい、という学生の想いを掲げました。

それぞれの分科会の振り返りはポストイットに記入し「振り返りの木」に貼って見える化

「かながわユースフォーラム2023」を企画、参加した学生は、何を感じたのか。終了後すぐ、学生が残した感想をピックアップして、ご紹介したいと思います。

【企画者】
●中田千雅(かながわユースフォーラム2023代表)
かながわユースフォーラムの企画・運営の経験を通じて、コミュニケーションの大切さを改めて感じた(中略)。フォーラムに携わる前までは、グループワークが苦手で、全部自分で行ってしまった方が早く終わる。と思っていた。人に頼ること。助けて欲しい気持ちを伝えること。助けを求めていそうな子に声を掛けてみること。フォーラムの経験を通じて、人と繋がることの大切さを感じることができました。まさに「人の和」ですね!沢山の方々のご協力があって、フォーラムを無事開催することができたと思います。この経験から得た、人と繋がる大切さ、感謝の気持ちを忘れないようにしていきたいです!

●山田優菜(かながわユースフォーラム2023副代表)
去年は参加者としてフォーラムに参加したが、今回は企画する立場になった。個人的に企画側としては、「私たちが内輪だけで盛り上がるのではなく、参加者と一緒になって楽しみたい」と思っていた。そのため、アイスブレイクでは全員が必ず会話ができ、無言の時間が少なくなるように考えた。自分が参加者であれば、どのような時間が楽しいか全体会のメンバーで話し合った。私たち実行委員のひとりよがりにならない構成を心掛け、実際に参加者の多くはアイスブレイクを楽しんでくれていた。多角的に見つめることが、企画の上で非常に重要となると感じた。その場その場での対応に追われ、全体像を見失いかけたこともあったが、参加者に地域活動について知ってもらう機会を企画する一助になれたと思う。

【参加者】
●Sさん(神奈川大学2023年入学)
かながわユースフォーラムに参加してみて、地域に「居場所」をつくるという活動に興味を持った。不登校の子どもたちの居場所であるフリースペースや高齢者の居場所であるコミュニティカフェ、子どもの居場所である学習塾など地域の居場所はたくさんある。しかしこんなにも居場所の存在が充実しているのは都会の地域だからであると思う。私は地方出身者だが、少なくとも私の地域はこんなにも充実していない。私は2年から社会教育課程を履修し、地域デザイン演習などで実践的に居場所づくりを学んでいきたいと考えている。そして将来地元に戻ったときに、自分が大学で学んだことを生かし地域の子どもや高齢者が安心できるような居場所づくりに携わりたいと思った。

●Aさん(神奈川大学2023年入学)
ボランティアは私には関係ない、そう簡単に出来ないと思っていた部分がありましたが、「かながわユースフォーラム」の分科会やパネル展示を見て、地域活動やボランティアは私が思っている以上に身近に広がっているんだなと感じました。私は埼玉県から神奈川大学に通っているのですが、私の地元には無いような活動が今日紹介されていた中には多くあり、やってみたいと強く思うと同時に、改めて埼玉県の活動についても調べ、自分の経験を地元でも活かしていけたらいいなと思いました。

文責:直井(社会教育課程 地域コーディネーター)




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