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【2022/5/21 かながわユースフォーラム モスキートバスターズ参加体験】

○かながわユースフォーラム実行委員会

こんにちは!かながわユースフォーラム町内会班です!
私たちは、かながわユースフォーラム町内会班は5月21日(土)、斎藤分町南部町にて町内会主催のモスキートバスターズに参加・体験をさせていただきました!!
 
◾︎斎藤分町南部ってどこ??
 東白楽駅や東神奈川駅を最寄りとしている学生が通学路として普段通っている途中にある地区で、善龍寺さん周辺です。「斎藤分町南部町内会」と書かれた掲示板を見たことがある人も多いのではないでしょうか。

薬剤を入れている滝田さん


◾︎モスキートバスターズって何?
 こちらは斎藤分町南部(以下:斎南町)の町内会で実施している、蚊の発生を防ぐための薬剤を散布する取り組みです。散布する成長抑制剤は環境に優しく、蚊の幼虫であるボウフラを死滅させるものではありません。成長ホルモンを阻害し、蚊に成長することなく一生を終えるようにするものだそうです。路肩にある水が溜まった排水溝に丸い錠剤を入れて町内を回ります。
 
◾︎実際に参加してみて
 少し雨がぱらついたり止んだりとあいにくのお天気ではありましたが、町内会の方々と学生が4つのグループに分かれ、町内を分担して薬剤を散布しました。町内を回りながら町内会の方とさまざまなお話をして、今まで通学路としてしか通ってこなかった町内のさまざまなことを知ることができました。中でも印象に残ったことが3つを紹介します!

▼道路を隔てた隣の地区にも薬剤を散布していた!
 その理由を一緒に町内を回らせていただいた滝田さんと藤沢さんに伺うと、「地区同士の境は空間的には存在せず、人の交流は当然町内を超えて行われています。隣の地区で羽化した蚊も斎南町にももちろんやってくるので、そういったことを防ぐためにも、地区の境ではたとえ隣の地区であっても薬剤を散布しています。」とのことでした。

▼斎南町の歴史が見えてくる
 町内を回っていると、今は埋められてしまったものの昔は小さな川が流れていたため家と家との間に不自然な隙間があったり、道幅を拡張したことによって道路の中程に排水溝があったり、無計画な開発が原因で現在は埋められた排水溝があったりなど、さまざまな地理的発見がありました。現在の町内の姿から過去を想像してみるのも町内を回っていて楽しいひとときでした。

薬剤を入れている学生

▼町内の交流
町内を回っていると滝田さんがいろんな方に話しかけます。お知り合いの方が多く、世間話をしながら町内を回る姿は、普段の暮らしが楽しく豊かになるだけではなく、地域の安全や見守りの観点からも大変重要になると感じました。また、町内会がやっているということをアピールするためのベストを着て行うことで、交流した住民の方々が町内会の活動に興味を持ち、参加してもらえるきっかけを作ることにもなっていることを実感しました。

町内を回る滝田さん(左)と藤沢さん(右)

 ◾︎最後に
 今回の斎南町の方々との交流は、6月の下旬に行う、町内会とかながわユースフォーラムとの共同企画に向けた事前調査も兼ねていました。今回のユースフォーラムが、神奈川大学の学生と町内との交流のきっかけになることを願っています。

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