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自分から学び取りに行けば、大学の授業は圧倒的に楽しくなります(神奈川大 日本文化学科 2年生 Sさん)


神奈川大学 国際日本学部 日本文化学科で学んでいるSさん(2年生)に、日本文化学科での授業をテーマにインタビューしました。

Q:日本文化学科に進学した理由は?

A:私がこの学科に進学した理由は、日本の文学や思想、茶道・花道や浮世絵など伝統的な日本文化、そして、現代演劇やアニメなどの現代の身近な文化に至るまで幅広い「日本文化」に興味があったからです。


Q:実際に授業を受けて、どう感じていますか?

A:学科では、文学・浮世絵・思想・現代文化と幅広く学ぶことができます。国際文化交流学科や歴史民俗学科の授業も受講できるので、工夫すれば想像以上に色々な内容が学べる、というのが実感ですね。
また、授業によっては、劇場にフィールドワークに行ったり、有名なアニメ制作者などゲストスピーカーの貴重なお話が聞けたり、実際に花道・茶道を体験したりできるのも魅力的です。

参考 日本文化学科の学び1
演劇・ポップカルチャーをどう学ぶか 
松本先生×水川先生

Q:授業を受けて関心をもつようになったことは?

A:私はふたつのテーマに関心を持つようになりました。ひとつは日本のアニメやマンガ、もうひとつはジャポニスムです。
アニメやマンガは、年齢性別を問わず多くの人が日常の楽しみとしているものですよね。この身近でありふれた存在が、趣味の次元ではなく、学問として成立していることが素直に面白いと思いました。
ジャポニスムは、ゴッホの絵画などに浮世絵が描かれている事実などを指しますが、浮世絵がゴッホの時代のヨーロッパに伝わっていたこと自体が興味深いです。


Q:「高校までの勉強」と「大学での勉強」のちがいは?

A:高校まででは扱わないテーマが多数ありますし、研究に基づくので深さが違います。
また、どこの大学でも同じだと思いますが、大学の勉強は「自主性」に重きが置かれていることがポイントではないでしょうか。授業をきっかけに、作品について多角的に考えたり、関連する書籍を読んだり、他の授業と結びつけてみたりすると、授業がより面白くなります。
学習に対して受け身な姿勢を取り続けるだけでは、何も始まらないのが大学の学びだと思っています。

参考 日本文化学科の学び2
浮世絵についての体験授業 
藤澤茜 先生


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