【民宿あなぐら】ミニストーリー【シルバニア】
「こんばんは。
本日予約していたものですが。」
「こんばんは。ようこそ民宿あなぐらへ。
長旅のところお疲れ様でございます。
一泊のご宿泊ですね。」
「はい。そうです。」
「では、こちらに記帳をお願いいたします。」
「こちらの方にはお仕事か何かで?」
「はい、雑貨屋をやっていまして、
取引先に用事がありまして。」
「そうですか。
ここら辺は自然も多くて静かなところですから、
ぜひゆっくりなさってください。」
「ありがとうございます。」
「向かいのレストランで朝食を無料でご利用いただけますが、明日の朝食はいかがいたしますか?」
「そうなんですね…食べたかったんですが、
明日は朝早く出てしまうので、今回は
朝食は無しで大丈夫です。」
「かしこまりました。
では、お部屋のご案内を。
お荷物はお持ちします。」
「こちらのお部屋になります。」
「そちらのアメニティはお好きにお使いください。
私どもで育てたハーブや野菜を使ったシャンプーや石鹸などです。
香りもとても良く癒されますよ。」
「ありがとうございます。
使うのが楽しみだなぁ。」
「余ったアメニティはご自由にお持ち帰りください。」
「よろしければお茶のご用意をさせて頂きますがいかがいたしますか?」
「ありがとうございます。
実は喉が渇いていて…笑
ぜひお願いします。」
「かしこまりました。
では少々お待ちください。」
「落ち着きのある部屋で、静かだし
ゆっくり仕事の疲れがとれそうだ。」
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コンコン
「はいどうぞ。」
「失礼します。
お茶のご用意ができました。」
「ありがとうございます。」
「こちら、台湾茶になります。
とても香りが良く癒されますよ。」
「ティーバッグの方はよろしければお持ち帰りください。」
「ありがとうございます。いただきます。」
「他に必要なものなどありましたら、お気軽にお声がけください。」
「ありがとうございます。
あ、受付のところにある電話を使ってもいいでしょうか?」
「はい、もちろんです。」
「ありがとうございます。
ではお借りしますね。」
prrrrr…
「あ、もしもし、お父さんだよ。
うん、今、民宿あなぐらに着いたところ。うん。…うん。
そうだね、明日は早くこっちを出るから夕方くらいに家に着くかな。
……うん、お土産も買って行くよ。
…ん?そんなのがあるのか?
ちょっと受付の人に聞いてみる。…わかった。
じゃあまた。」
「すみません。」
「はい、どうかなさいましたか?」
「お土産を買おうかと思っているんですが、
娘が民宿あなぐらにはボディケアのセットがあるって言っていて…
テレビで見たそうなんですよ。
そんなもの置いてますかね?」
「はい、ございますよ!
こちらになります。」
「人気のギフトボックスでして、
ボディスクラブとボディクリーム、石鹸がセットになっています。
贈り物としてとても喜ばれると評判です。」
「これは、とても素敵なセットですね。
いやー、最近娘も大きくなって
美容とやらに目覚め始めたみたいで…」
「そうなんですね。
ではこちらのボックスはぜひおすすめです。
自然由来の成分なので、娘さまも安心してお使いいただけます。」
「じゃあ、こちらをひとついただこうかな。」
「ありがとうございます!
娘さまもとても喜ばれると思いますよ。」
民宿あなぐらでボディケアのギフトセットを購入したサルのお父さん。
娘の喜んだ顔を思い浮かべながら、眠りにつくのでした。
おまけ
「アメニティに付いてた巾着袋、
せっかくだからこれもお土産に持って帰るか。」
おわり
▼民宿あなぐら
▼アメニティセット
▼ボディケアギフトセット