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いちばん涙を流してきたことが、私のいちばんの強み


第一子を出産してから、
苦しい思いをしてきて、涙を沢山流してきて
とってもとても辛い日々を這いつくばって
必死に進んできた。


第二子を出産して、
あの辛い日々が宝物だったことを思い知る。
あの日々があったから、今の私があると
胸を張って言えるのだ。


自分が一番悩んだこと、苦しんだこと、
辛かったこと、その経験が
自分の一番の強みになっていることに
後から気づく。


子育て経験した、痛みや孤独、挫折
ネガティブな感情の数々が
誰かに寄り添うチカラになり優しさになる。


こんな思いを知っている私だから、
同じような人は放っておけない。
これが私の強い原動力となっていく。


あの苦しくて辛い経験ができて
″良かった″とすら今になって思う。


あの日々が、私をひと回りもふた回りも
大きくしてくれた。



2回目の子育ては、きっと大丈夫。


ひとりで抱え込み孤独になったことも、
実母と上手くやれなかったことも、
子ども時代の傷が癒えていなかったことも、
全部全部、わたしの強さになった。


あんなに孤独で悲しくて苦しかった子育てが、
2人目を産んで
もう一度、第一子で必死に進んだ道を
辿って行こうとした時
第一子の時には見えていなかった光景が
見えるようになってきた。

実母の嬉しそうな顔や、夫の父になっていく姿
わたしのことを心配してくれる周りの人たち。

本当はありがとうが溢れていた。


一回死ぬ気で通ってきた道は、
もう大丈夫なんだよ。

あぁ、こんな道だったのかと
周りを見渡して楽しめている自分がいる。


ふたり目がこんなにも愛おしくて可愛いのは
ひとり目の、もう戻らない面影と重ね合わせているんだろうな。


ひとり目を可愛いと思えなかった、、
新生児の時も、一歳になっても、
必死で必死すぎて。

もう戻ってこない、もう会えない
あの頃の息子。


ふたり目を抱っこしながら、
あの日々を思い出す。


いちばん涙を流してきたことが、
私のいちばんの強みになっていた。


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