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最も伸びしろがあるのはヒトである

企業は人なり

松下幸之助さんの「企業は人なり」という名言があります。
経営者の役割は社員を育て、社員の能力を最大限に活かすこと。そのために環境をととのえるのが経営者の役割だと私は考えます。
経営資源の、ヒト・カネ・モノといったものの中で、最も伸びしろが大きいのは人ではないでしょうか。
人は宝物です。しかしその人財をうまく活かせるか、宝のもちぐされにしてしまうのか、経営者にかかっています。

多くの企業で悩むこと

多くの日本企業が人の問題で苦戦中です。新しいものや製品の開発が遅れてしまったり、一見ITの問題であってもそこには人が介在しています。新卒採用でも3割が3年以内に離職したり、鬱病などで長期休職する人や、現在の労働環境の中で働く人は減少するなか、その分の仕事が増えて疲弊してしまっている管理職もいるなど、人に関する課題が山積みになっています。

仕事は苦しくてきついもの?

高度経済成長期の日本企業は頑張ってきました。
高度成長期の日本では無理して、頑張って、苦しんでそこにはモノを増やして豊かになる時代でしたが、今の時代に求められる働き方は余裕をもって工夫をし、楽しみながら業績をあげることなのではないでしょうか。
企業の業績や価値は、そこで働く人たちの行動によって創られてきています。
社員が仕事のやりがいや仕事への満足度が高いほど業績も外部からの評価が高いということはGreat Place to Work Instituteが世界規模で行っている「働きがいのある会社」ランキングからもわかります。


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