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【You Only LiveOnce. 自分100%で生きる】

昨日の搬出を持って、0から作り出した
YOLO FOR WOMEN 2022の会期が
すべて終了しました。

ギャラリールデコの管理人さんとお話しして
「本当に素晴らしかったのが、外から見て伝わってきました」「客層がぜんぜん違いました」
というお言葉をもらい、
改めてみんなのエネルギーによって大きなことを成し遂げられたなと思いました。

「あなたは今、
自分100%で生きられていますか?」

「自分100%で生きるって?

これが今回のメッセージであり、テーマだった。

この企画が湧きあがった時に浮かんだ
YOLOという言葉。
You Only Live Once 人生は一度きり
海外では割と言われている言葉だけど、
日本では、コミュニティの中では
あまり知られていなくて、
「あ、これにしよう」とすんなり決められた。

「たった一度の人生、
自分100%で生きるならどうしたい?
何をしたい?どうありたい?」
という質問に答えてもらう【YOLOカード】
というものを作り、自分に宣言をして
アートの側に貼ってもらう、
一人ひとりのカードが繋がって、
一つになって最終日に大きなアートになるような
イベント企画をした。

もっともっと増やしたいと思えるくらい、
ちゃんと素敵なアート作品を、
1人ひとりの力で完成させられた。

本当に多くの方が足を運んでくれた。

そして、

色んな感情が入り混じった6日間だった。

***

女性はなにかと制限がかかったり、
我慢しなければならないと思いがちな生き物だと思う。

キャリアを選んで突き進もうとすれば、体力的なハンデがあって体調を崩したり、家庭のことを置き去りにしてしまうという罪悪感をもったり。

一旦働くことをやめたり諦めたりすれば、今度は「社会に貢献していない」と捉えて、自分のアイデンティティがなくなったり、居場所がなくなったと感じるようになり。

職場でパワハラやセクハラを受けたり、家庭の中でもパートナーのモラハラに遭ってしまったり。

ライフステージの変化によって、身体も心も揺れ動いて安定しないという女性の持っている機能であり特徴。生理から始まり、妊娠、出産、産後と目まぐるしい人生を送らなければならず。更年期もなかなかヘビーだし。

すごくザックリ書いても、色々あるのは女性。

それをみんな辛いって思って、立ち止まってしまう。楽な方に行きたいって思ってしまう。

楽しいことだけしていたい、居心地がいい空間にいたい、何もしたくない、、、
と思ってしまうのは、仕方がないのかもしれない。

でもね。
本当、人生は一度きりで、その限りある時間をどう過ごすかは、自分次第なんだよって私はずっと思ってきたし、今もそい思っている。

このイベントを回していくにあたって、ここに参加してくれている女性たちの持っている可能性を拡げることをいちばんに考えて企画した。

私の知っている、すでに社会的に認知されていて実力のある高尾美穂先生と山川咲さんにお声をかけて、背中を見せてもらったこと、まずこれがとても大きかった。

特に高尾先生には、こんなに小さいイベントながらも企画書の段階で快くお引き受け頂いて、本当に感謝しかない。控室でお話した時、「きちんと頑張っている井上さんだったら…」って言ってくださり、思わず涙が出てきた。

咲ちゃんは、保育園のママ友で、出会ったのはこの4月、たくさんいる父母の中ですぐに目があって話をして意気投合して、今ではパーソナルに通ってくれているお客様でもある。「かなえがいうならいいよ〜」って、引き受けてくれて。後から後から分かる彼女の影響力に、トークイベントを進める度に圧倒されていた。気づいたら、定員数をオーバーする大繁盛のイベントとなっていた。

私の中では、やるからにはどうしても100%を目指して創り上げたいという気持ちがあった。出展者も、初めてブースを出す、、という状況から、運営側が本気を出さないと、出展側も本気になってくれないだろうな…と途中から感じていたから。

働くということは、「人のために動く」ということだ。好きなことをして、作品を作って、人に見てもらう、手にとってもらう、サービスを提供するときに1番大切なことは「お客様目線」だから、自分にとって良い、満足が本当にお客様にとって欲しいもの、受けたいもの、見ていて感動するものか、を考えて作る大切さを肌で感じでもらうためだった。

公式LINEや個人的なメッセージで、かなり熱苦しく厳しいこともちょっと伝えたけど、、、すべては、目の前にいる誰かのため。

仕事をするって、ビジネスをするって、そういうことだと思う。

相手のことを考えて、という視点が入って仕事をしようとなれば、やっぱり欠かせないのは、人間性。人として、どうありたいか。

男性とか女性とか関係なく、1人の人間として周りにも社会にもどう貢献していきたいか?という想いにかかってくる。

話はちょっと逸れるけど、
私は長い間、男性の組織で女性1人で中に入って働いていて、バスケットボールチームで日本一も経験して、みんなの情熱と信念が1つになれば大きなことを成し遂げられるエネルギーを知っている。いつか、女性の組織でも同じことができないかなってずっと考えていた。女子チームでは、正直不完全燃焼だった。この時は、リーダーが大事だということを学んだ。

今回、女性だけでもちゃんとできたな、と思っている。リーダーがちゃんと情熱と信念を持って背中を見せていたら、すぐ後ろについてくれる人も出てきて、阿吽の呼吸で動けるようになるし、その勢いに乗って周りもどんどん変わってきて、、、最終日には、皆んなのやり遂げたという安堵した顔を見ることができた。信頼できる仲間もできた。これは、成功って思っていいな、って感じるレベルでやり切れた。本当に200%だった。

反面、雑念、雑音も感じた。終わった後、「本当にこんなエネルギーを注ぎ込んで、人の感情を掻き乱すまでやって意味があったのかな。。。」と思いながら、ちょうど決勝があった大学バスケの会場へ向かった。代々木第二体育館。

私の家族であり、原点でもあるSEAGULLSの決勝4Qに間に合った。去年決勝で敗れた悔しさを果たすべく、4年生のエネルギーがものすごくって、大接戦の末、優勝した。その瞬間に立ち会うことができた。

ずっと、皆んなと戦っているつもりで1週間を過ごしていたし、「ああ、これで良いんだな」って後押ししてもらった気分になった。周りのOBや関係者と抱き合って握手して、喜びを分かち合った。苦労が救われた、くらいに感じていっぱい泣いた。

ちょうど、ひとちゃんに花束もらって抱き合ったのと同じ感覚だった。

女性にだって同じようなことができる。

ちゃんとエネルギーを注げば、行動する力が有れば、やりたいこと、成し遂げたいことは叶えられる。そう思っている。
そのためにエネルギーは使うし、本気にならなければいけないし、体力も使う。コンディションも整えつつやらないと男性と同じことはできなくて体調を崩してしまうこともある。

でも、最後はやっぱり、想い、情熱だし、
自分の人生をどう生きたいか?という問いに戻ってくる。

人生は一度きり!自分100%で生きる!という強い意志が必要だったりするんだよね。それを一度味わったら、もうやめられないからね…
私はそれを知っているので、全力でやるの。終わったあとで後悔したくないから、後悔するならやっとく、と思ってなんでもやる。
やらずに後悔、より、やって後悔の方がマシって思っているから。

その結果の今、、色んな人に協力してもらって、息子のお世話も色んな人に助けてもらって、無事に会期を終えることができて、ホッとしている。

みんな、本当にありがとう。

自分100%ならぬ200%以上出して、4歳児付きで全力で働く難しさも感じて、、、体力も精神も疲労困憊で、、、これからのこともいっぱい考えてますが、、、

とりあえず終わって良かった。
満足いくクオリティでお披露目できて、皆様の温かい声も頂けて、本当に感謝です。

そしてまだゼロイチ。

さぁ、これからどうする?

年末から年明けにかけてゆっくり考えようと思っています。情熱、信念、自分の中にある軸はまったくもってブレていないから、大丈夫。

また、素晴らしい形で、皆さんにお伝えできるように、コツコツと積み上げていきたいと思います。
きちんと社会に還元できる形で、これからも働いていきたいと思っています。
ありがとうございました❤️

ながっ
これはノートに残そう。お疲れ様でした!
通常運転でーす。ご迷惑おかけしましたー!

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