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初日を終えて変化したマインド

この秋「始動2023」の書類&動画審査に合格し、第9期に参加させていただくことになった。イノベーターを育成する「始動Next Innovator 2023」
公式ウェブサイトはこちら↓

この起業家プログラムは、昨年、一昨年とお世話になっていた玲匠塾にて、桑原匠司さんに教えていただいたもの。匠司さんも始動の過去受講生でシリコンバレーにも派遣された方で、玲匠塾でも惜しみなく起業家としての学びを提供してくれた。
このプログラムを知った時、まだ息子は3歳で、シングルマザーである私にとっては、土日仕事、1週間出張というのはとてもハードルが高かった時期。

同時に、私がやりたかった「産前産後コンディショニング」という事業計画を作っていたが、本当にビジネスとして成り立つのか、専門家としての知識スキルだけで拡大していくのか、考えがまだまだ浅いのではないか、など、いまいち方向性が見えなかった。学べることはできても、形にする自信がなかった。この数年のうちにスタートアップしてから決めよう、と思っていた。

あれこれする間に2年経った。
ただ、過ごしていたわけではない、たくさんの出来事があった。
今回は応募しようと決めていた。

今回の募集が始まる直前に息子がアデノウイルスに感染してずっと家で看病していたので、予想以上に時間ができ、1週間ほど集中して書類を作成することができた。仕事としては本当に痛かったけど、納得いくまで資料の添削や動画の撮影をすることができた(体調崩れていたのに、看病の合間に仕事してばっかりでごめんねKC)

実は他の起業家プログラムも前月に応募していて、そちらは落選だった。少なからず残念だったので、「今年はもうこうしたチャレンジはもうできないかな?」と肩を落としていたのだけど、、、やっぱりすべては最善のタイミングでチャンスが訪れてくれるんだな〜と感動した。メールチェックした瞬間、ちょうど感傷的になる出来事も重なっていたので思わず涙が出た。こっちの方がいいよ、っていうことでもあるんだろうな。

メールを見た瞬間、お世話になっている人みんなに連絡してお礼を言って、SNSに投稿して皆さんに激励をいただいて、シッター役にいろんな人に連絡してお願いして、自分1人じゃ参加できない今の私の現状を省みて、改めて「あーがんばらなきゃなー」と思いながら準備した。

そんなこんなの始動2023、初日。

私は「経営」というものを、学んだのか学んでいないのかわからない状態で今まで来ていた。2010年に日本に帰国してから最初から個人契約、フリーランスとして仕事を始めて、正社員として雇われたのはたった4ヶ月。何もすることがない、とか、与えられたこと以外はやらなくていい、という状況に耐えられなくてすぐやめた。

それでも、仕事に対しての責任感ややり遂げる力、結果を出すことに関しては、あらゆる場面でこだわって来た。そんな中でもビジネス力への不安がいつも付き纏っていた。

でも、

早稲田の入山先生の講義を聞いていると、私は多分最初っから起業家だったんだなと思った。ただ、それを自覚するのが遅くて、自分を成長させるだけの学びの機会を得ていなかっただけだったんだな、と。

内容はあまり外にオープンにできないけれど、とにかく濃ゆい3時間の講義でした。こっそりMBAに行きたくなったのは内緒です。大学院、博士課程、ビジネススクールもめちゃくちゃ興味深いなあ。

後半、ピッチ&フィードバックカフェという時間があり、4名でテーブルを囲み1人5分持ち時間で、2分で自己紹介と事業の説明、課題などなどをプレゼンして話し合う。最初に座ったテーブルのメンバーがとてもフレンドリーで、ものすごく詳細まで事業を知ることができた。私の事業に関しても簡潔に説明して相手を納得させるところまでスピーチが上達していた。これも玲匠塾のおかげです。
何よりも、何名もの人たちに私の事業を30秒でも、1分でも、2分でも伝えて、それに対して感想や意見をもらうことそのものがとても有意義だったと思う。

しかも、それが業界の外の人たちだから、尚更だ。今回、ヘルスケア事業の方は15%くらいいたけれど、実際にヘルスケアそのものを専門職にしている方は少なく、事業として参入してくるケースが多いんだな、ということも知れた。専門家は、どうしても専門家止まりになりがちだけど、それをどれだけキープしながらビジネスとして仕組みを作ったり、新規事業としてゼロいちをやるかというところがここで学ぶところ。そう言った意味で、全く関係ない、畑の違う人と話をすることが本当に貴重だなと思った。

私の考えている未来、ビジョン。それは、

世界中のすべての人が、カラダを優先にできる社会をつくる

カラダを優先すれば、心も大事にできる。
心を大事にすれば、感情を大事にできる。
感情を大事にすれば、思考も大事にできる。
思考を大事にすれば、仕事も人間関係も大事にできる。
結果、イキイキと働いて、仕事もプライベートもバランスが取れる
(どこかで聞いたことある格言のパクリ)

またもっともっと言語化していきたいなと思った。
やらなければいけないことはたくさんある。そんな不完全な自分にワクワクするのって、本当に久しぶりかも知れないな。

また来週!このnoteでの記録も出来る限り残していくことにします。


余談

朝、会場に行く前に近くに神社があったので挨拶がてら寄ってみることに。
愛宕神社 出世の石段があるんだだそう、ちょうどいい!と思って。
神社についてみると、、、この坂(男坂しかなく、女坂の方は工事中だった)

下から見上げているところ、かなり急だった

朝9時から、そして初日から、試されてるなぁと思った。割とドレスアップしてパンプス履いて来たのに、朝一から汗だくになった。引き返すわけでもなく、当然のようにスタスタと登った。いつでも挑戦は迎え撃つ。まるで武士のような気持ちだった(ある占い師に、私は『気遣いのできる戦士』という別名をいただいた。納得)


23区内でいちばん高い山なんだって

無事挨拶とこれからの意気込みを宣言して、会場に向かった。虎ノ門という場所に来ることがほとんどない人生を過ごしてきたので、オフィス街に来ただけでテンションが少し上がる。
ビルを見上げながら、意識して緑を植えて景観を保とうとしているところを感じたりして。

虎ノ門ヒルズの一角

始動の講義を受けていて、思ったこと。
私は天才ではないけれど、秀才というか、努力する才能と行動力と体力を駆使するしかこの中では生き残ることはできないな…と。

もっと高校の時に勉強していればよかった?人生のどこかでサボってた?そんなことはないのだ。高校の時に大学受験は失敗したけれど、逆にあの時がスタートラインであり、失敗から学び勉強を頑張ってきた、一つ一つやりたいことをやってきた結果の今だから。

・行動する
・ネットワークをつくる
・失敗を恐れない
・いい人であり応援したくなる
・変化を楽しめる
・明確なビジョンを持ち、語れる

ひとまず、必要なことは備わっているようだ。
ここから約3ヶ月〜半年、いや、そんな期間限定で終わらせずに、ずっとExploreし続ける人生に、昨日から変わりました。初日だけでこんなにマインドが変わるなんて。すごい。

ただ、受講するだけで満足することなく、これをきっかけに、起業家としてのマインドで生きることを決めた日でもあった。あとは、やるだけ!

心から楽しもう。遊ぶように仕事しよう。”本気”でね。

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