【ランチ限定】ジュース屋さんのカレーが復活しました
今日のまかないはジュース屋さんのカレー。ようやく復活したので今日からランチでお出ししてます。北千住にもカレーの名店は沢山あるけど、ジュースバーロケットのカレーも負けてはいない、と思う。
不思議な味。辛さはあまりなく、でも旨味はあり、スパイスもよく効いてるけど油っぽさはない。キーマカレーやドライカレーに近いけど、欧風でもネパール風でもないロケット風カレーだ。
私はわりとカレーが好きで、中でも神保町のボンディ信者。なんなら上野クラウンエース、神保町エチオピアや銀座の札幌ドミニカ、神田スパイスボックス、淡路町ジンコックも帯広インデアンカレーも行ったりしちゃうタイプなんだけど、ジュースバーロケットのカレーはどれとも違う。
そのオリジナルな味の秘密は材料にある。でもその前にコールドプレスジュースについて触れておきたい。
ジュースバーロケットの名物メニューにコールドプレスジュースというものがある。スムージーとも作り方は異なっていて、スムージーは専用ミキサーでフルーツや野菜を細かく細かくクラッシュさせて作るんだけど、コールドプレスジュースは低温圧搾と言って専用マシンで丁寧に押しつぶしてピュアな果汁を搾り出して作る。どちらも美味しいんだけど、純度で言えばコールドプレスジュースの方が高い。ちなみにスムージーよりも手間も時間も掛かるので単価もその分高い。
でも栄養価が高いのでファスティング(断食)の際の栄養補給によく利用されていて、胃腸を休めて摂取カロリーも抑えられるため、ジュースクレンズと呼ばれるその健康法は一定数需要がある。
フルーツを圧搾した際に残った果肉や食物繊維、それらはパルプと呼ばれているんだけど、そのパルプで作ったカレーがジュース屋さんのカレーなんです。なのでコールドプレスジュースの注文、それも一週間分のセットとか大量に注文が入らないとパルプがでないのでカレーも作れない。なかなか供給が不安定なのだ。
そんな野菜やフルーツのパルプに調味料やたっぷりのスパイス、そして鶏肉を加えて、じっくり煮込んだのがこのジュース屋さんのカレー。
小麦や油が不使用というわけではないんだけど、最低限に控えているのであっさりとした口当たり。何よりフルーツの旨味がぎっしり詰まっているから美味しいのです。お子さんがママと一緒にシェアできるように辛さは控えめ。辛党には物足りないかもしれないけど、食物繊維が沢山含まれてるから野菜不足の方にとってもおすすめ。ランチスムージーもついてくるから身体にとっても良い。
ジュースバーロケットはフードメニューとして他にもタコライスや市場直送のネギトロプレートなどがあって、その中でも一番手間と時間が掛かってるのがこのカレー。なのでランチ限定の提供となってしまう。でもオーナーが苦労しながら一生懸命作っているのでぜひ一度は試してみてね。
ちなみに一番人気はタコライスです。タコミートを使ってないからくせがなく、あっさりとしていて女性に大人気。次点でネギトロかな。男性にはニンニク醤油に浸けた鶏モモを焼いたガーリックチキンプレートが人気。
明日の土曜はランチタイムも夜もイベントなんだけど、日曜のランチは珍しく空席があります。とは言っても明日には予約で埋まってしまいそうだけど。13時半過ぎからという穴場的な枠もあるのでランチに来てみたいという方は気軽にお店に電話連絡ください。ちなみに私は日曜は夜から出勤です。よろしくどうぞ。
JUICE BAR ROCKET
東京都足立区千住1-1-10
https://instagram.com/kanaehiphop
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