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  • juice barはつらいよ

    北千住juice bar rocketでの日常

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11月23日に北千住・墨堤39フェスタ2024に出店します

来たる11月23日、 千住龍田町防災ひろば にて開催される墨堤39フェスタ2024に千住河原町 チームとして出店します。 オフィシャルサイト https://sites.google.com/view/senju1010/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0 青少年対策第三地区委員会、千住南部町会・自治会連合会が主催となる墨堤39フェスタ。第三地区の9町会合同の大きなお祭りになると共に、消防署が中心となって防災意識を高める目的もあります。 千住河原町か

    • 41歳フリーターの給与明細

      大変申し上げにくいのですが、私、フリーターになりました。もう41才よ。本厄よ。一人暮らしよ。いきなり荒野に投げ出された気分。 でもこの人手不足&情報化社会。仕事なんてすぐ見つかるわ、とやる気を出して日雇いとか肉体労働とかばかりしています。 ハンドフォークって知ってる?人力のフォークリフトなんだけど、あれで600キロ積んだパレットを引っ張ったり、イベントの設営で延々とテントを組み立てたり、昔勤めてたイベント会社のバイトをしたりしてる。流行りのシェアフルにもたまにお世話になってる

      • 40歳の同窓会

        中学の同窓会に参加して来た。 もう散々ネタにしてきたが、中学時代は良い思い出があまりない。茨城の、財政難で図書館も作れないような小さな街で育ち、幼稚園から中学校までほぼ同じメンバーで過ごして来た。とても閉鎖的なコミュニティーだった。実際に農業に従事している家がいくつもあり、本家分家みたいな田舎の価値観が残る街だ。 そこにきて思春期特有の男児の尖った感じ。あれがとても苦手で自分は浮いた存在だったと思う。公園でするサッカーがどうしても嫌いで誘いを断ったこともあった。オネエ丸出し

        • またアル中が一人死んだ

          遂にアル中のおじさんが死んだ。 昔からいつもお酒を飲んでて、そこらの路上で寝てたりするような人で、いつか死ぬだろうなと思ってはいた。最近は腹水も溜まって、時折アルコール性の認知症を発症しているような話もあった。腹水が溜まり始めると人は早い。まだ50代じゃなかったかな。 悪い人ではなかった。比較的酔いが浅い時は昔の映画について語ってくれたりした。お気に入りの女の子にお酒をご馳走する裕福なおじさんという感じ。よく自転車で営業に出ていて、ばったり街中で会って声をかけてくれたこともあ

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        • juice barはつらいよ
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          さよなら、みっちゃん

          ※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。 末期ガンでホスピスに入っていたみっちゃんが亡くなったと聞いた。それを言っていたのも近所のおじいさんでなんとも胡散臭い。ただ、みっちゃんがホスピスに入ってから連絡をとっていたのも、そのおじいさんだけだから信ぴょう性がないわけでもない。 みっちゃんが死んだ。あのふてぶてしい姿のおじいさんはもうこの世に存在しないのだ。 みっちゃんは近所の居酒屋で働いていたおじいさんだ。それなりに大きい居酒屋で、カウンターに

          さよなら、みっちゃん

          取り残されたふたり

          正月に休みを3日間もらえたので一泊二日で茨城の実家に帰って、更に一泊二日で小中学時代の同級生の家に遊びに行ってきた。 12月は繁忙期で怒涛の年越し。やっと全てを収めて元日は実家でゆっくり過ごさせてもらった。別に豪華ではないんだけど、父が畑で作った里芋の煮物とか母の作ったキッシュとかが美味しくて、あんまり興味のない駅伝をなんとなく眺めてボケっと過ごした。 そして旧友との飲みである。この旧友が最近酔うたんびに電話をかけてくるようになった。荒れてるなと思うと同時に、もう遊んでくれ

          取り残されたふたり

          千住仲町町会の餅つきをお手伝いしてきた

          お神輿に引き続き、先日、千住仲町町会でお餅つきをしてきました。 餅つきってファンタジーよね。もち米を叩いて餅にする。そうやって美味しいものを作る。それを住人に体験してもらう。なんて粋な町会なんだ。 いやね、実は餅つきの経験ってあんまりなくて。田舎出身なのに?って思うかもしれないけど、田舎にはもう既に餅つき機というものがありまして。なんでもかんでも効率化の時代。それだってもう何年も前の話よ。 餅はカビに弱い。せっかくついて丸めて乾燥させてもカビで駄目になってしまうこともある

          千住仲町町会の餅つきをお手伝いしてきた

          赤井沙希は本当に強くて美しいプロレスラーだった。

          尾崎ムギ子氏に連れられて、またまたまたまたDDTプロレス『Ultimate Party 2023』を見てきました。 実は飯野さんが更生施設でフェロモン抜きに励んでいる間に私は、須見和馬君と言う新しい推しを見つけてしまった。 違うの、違うの。飯野さんは飯野さんで推しなんだけれど、DDTを見ているうちに私が好きなプロレスのスタイルがわかってきて。たぶん私は張り手とかキックよりも選手のアクロバットな動きや投げ技が好きなんだなと。もう須見君のドラゲ仕込みのアクロバットな動きは新体

          赤井沙希は本当に強くて美しいプロレスラーだった。

          町会の神輿を担いだ

          北千住はやたらと神輿が多い。それも町会ごとにやっていて、「住んでる何々町で担ごう、でも翌週の何々町の神輿でも呼ばれたから担いでくるわ」なんて掛け持ちをしたりする。町会によってハッピの色も違うし、神輿も二天棒ったり四天棒だったり、それぞれ違ったりする。 初めて東京の神輿を担いだのはもう20年も前になる。学生時代に友人に誘われて新三河島の町会の神輿を担いだ。担ぎ方なんて知らなかったから肩を打って辛かった。あと新三河島のガード下のスナックが神酒所になってて、やたらとビールを注がれ

          町会の神輿を担いだ

          40歳になってしまいました

          昨日9月12日に40歳の誕生日を迎えました。 まあ、ゲイが歳を取るっていうのはね、キツいよね。いつまでも若くはいられないとは頭ではわかっていても、若さが全てというシビアな世界で自分の価値が失われてしまうのはひたすら怖かった。 でも色々覚悟をしていたのでショックは少なかったかな。千住のお兄さんお姉さんたちが楽しく毎日を過ごしているのを見て「中年も悪くはないわな」と思えるようになった。むしろここまで生きれたことに感謝すらしてしまった。 身体の病気、心の病気、事故、生活習慣。人が

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          夏の思い出を色々と

          夏の思い出を色々と

          プールで働いてきた

          連休が取れたので昔の職場に遊びに行ってきた。 私は過去に7年間屋外プールで働いてきた。2年は都内でアルバイトとして。残りの5年は関東の僻地で社員として。 プールの仕事って楽しそうなんて思うかもしれないが、舐めてはいけない。 とにかく暑い。じりじりと太陽が焼き付ける。熱されたプールサイドを練り歩けば足の裏も焼けるし、日焼けで肌が爛れてしまうバイトもいる。休憩をこまめに回していてもスタッフが熱中症になってしまうこともある。残念ながら客の民度も低い。汚物が施設内に放置されている

          プールで働いてきた

          嗚呼、魅惑のゲイビーチ

          日曜の朝、スバルのSUVの助手席に乗って海に向かう。目指すはそう、ゲイビーチ。 日本にそんなものがあるのかとノンケの皆さんは思うかもしれない。いや、日本にもゲイビーチはある。なんなら私は15年以上前から夏はそこに通っていた。 場所は伏せておく。片田舎の、人も来ないようなさびれた海にいつのまにかゲイが集まるようになったというだけの話だ。それだけの話なんだけど、まあ凄い話ではあるわな。 決してヌーディストビーチではない。端切れのような水着でギリギリ秩序は保たれている。ゲイが集

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          吉原のお風呂に通っている

          吉原の風呂に通っている。 というとあまり聞こえは良くないけど、週に一回エグめの肉体労働があり、汗だくになってしまうので着替えを持って昼休憩の時間に吉原の銭湯に行っている。20分くらい入浴してからまた歩いて会社に戻っている。 吉原は言わずと知れた風俗街。酉の市で何度か訪れているが、こんなに定期的に通ったことはなかった。 吉原大門を歩いていればドブからでてきたような全身ベタベタの自分にも中年のキャッチが「どうぞ」と声をかけてくる。昼間でもやっていることに最初は驚いた。最近は声を

          吉原のお風呂に通っている

          初めてのプロレス、初めてのDDT、初めての飯野“セクシー”雄貴

          お友達の尾崎ムギ子ちゃんにプロレス観戦に誘われて、初めて行ってきました。 ムギ子ちゃんは千住大橋界隈の飲み友達なんだけど、ライター/作家で、プロレス本も出せるくらい才能に満ち溢れていて、でも努力も怠らない才女。なのにお金儲けのセンスが致命的に欠けていて、いつも崖っぷちを歩いて生きている子。 かの有名な「散歩の達人」でもエッセイの連載をもっていて、私もついこの間「かなえちゃん」という回でモデルとして書いてもらったばかり。読んでない方は読んでみてね。 正直に言うとプロレスにこれ

          初めてのプロレス、初めてのDDT、初めての飯野“セクシー”雄貴

          散歩の達人に掲載されました

          エッセイストの尾崎ムギ子さんが、散歩の達人内のエッセイで私のことをとりあげてくれました。 web版も無料で読めるのでぜひ読んでみてね https://san-tatsu.jp/articles/250593/

          散歩の達人に掲載されました