欲しいものを買うこと

お金を使うことに罪悪感を感じる人は、どのくらいいるだろうか。

欲しいものを我慢するのが美徳。

貯金、節約が善。

そういう価値観が割と多くの日本人の中に根付いているのではないだろうか。

私は独身時代はかなりの浪費家だった。ほぼ貯金もゼロ。そんなこと気にもせず、自分のしたいことを優先していた。

しかし、結婚、出産を経て人並みに家計簿をつけるうちに、お金を使う=悪のような価値観がすっかり根付いた。節約本や節約ブログを読み漁っていると、お金は貯めるもので、どれだけ使う量を減らせるかが、勝負なのである。家族とレジャーに行っても、なんとなく出費が気になってケチケチしている自分に気づいた。もちろん、お金を貯めるという目的のためには、これは大事な考え方である。

ただ子どもが、少し大きくなり、この価値観を子どもに植え付けていいのか…はたと疑問をもつようになった。

ものすごく小さなことだが、スーパーに買い物に行って

「お菓子は一個まで。」

「100円以内のものしか買わない。」

「おもちゃは買わない。」

と自分の中には当たり前のようにマイルールが存在していた。

もしかしたら、私もそう言われて育ったのかもしれない。これが世間一般の常識だ、くらいに思っていたけど、子どもはそんなの関係なく、欲しい物を欲しいと言う。欲しいものを思いのままに買ってはいけない!我慢を教えなくては!なんて思っていたけど、ある日ふと気づいた。

この我慢大会、なんのためにやっているんだ?

子どもにも、お金を使うのは悪いこと、という意識を刷り込みたいのか?

確かに無駄遣いはしたくないんだけど、使ってみなくちゃ、買ってみなくちゃ、それが無駄だったかどうか、きっとわからないのだ。

もちろん、こちらにも生活があり、使える額には限界があるので、無制限な訳ではない。お金のあるなしに関わらず、欲しがっても買い与えたくないものだってあるし。その時の気分にも左右される。

だけど、買えるお金があるんだから、使って何が悪い!笑

そう気づいて、少し楽になった。そうして自分にもお金を使う罪悪感を手放し始めた最近…

うん、子どものお菓子やおもちゃとは訳が違う!笑  カードの請求がえらいことに!笑

あれ、我慢大会やめて楽になったってまとめようとしたけど、支払いは厳しいってオチに。😂

………と以前書きかけで放置していた記事を発掘。

今朝見た、ホニャララLIVE#039 四角大輔さんの回を見て

あー確かに、突如紙切れになるかもだし、使わにゃ損損!てな気持ちに。笑

いやそういう文脈ではなかったはずだけど!

でも確かにいい経験というか投資に変えていきたいし、なんなら貨幣経済から離脱して物物交換できるなんらかのスキルを見つけたいなぁ…と思う今日この頃。


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