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リアルだからこそできる繋がり、見えるもの

多種多様なオンラインコミュニティが乱立し、企業の採用だってSNS上で行われるような、今。オンラインでの人との出会いや、交流を楽しんでいる人もたくさんいると思う。

私もその中の一人。

でも、オンラインでの交流が活発になればなるほど、『リアルで人と会うことの大切さ』を実感したりしませんか?

はじめましての人だらけの四国旅

7月7〜11日
生まれて初めて、四国に上陸してきた。

きっかけは、写真家の高橋伸哉さんの呼びかけで開催された、四国ロードトリップ。

✔️香川→愛媛→高知→淡路島を経由して、最終目的地は鳥取砂丘!
✔️7月7〜14日という旅の期間中、いつ参加しても、いつ抜けてもOK。
✔️宿・移動手段は自己手配。

そんな大人の夏旅は、富山・東京・愛知・大阪・京都・広島・岡山・熊本・福岡・宮崎と、全国各地から、それぞれのタイミングで人の集まる、なんとも自由気ままな旅だった。

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総勢25名前後のメンバーが参加した、今回の四国旅。

それだけのメンバーが全国各地から集まれば、当然、はじて出会う人もたくさんいる。去年から日本各地あちこちに出向いては、SNSで繋がった人たちと会いまくっている私にとっても、半数以上のメンバーが、はじめましての人たちだった。

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はじめましての人と綴る旅の面白さ

『リアルの世界では会ったことのない、はじめましての人と旅に出る』

なんて話をすると、「え!すごいね!」「絶対に無理!」なんて言われることも多いのだけど、私にとっては、それは、わりと当たり前のことのようになってきてしまっている。

一番はじめに、そんな旅をしたのは2014年。

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2013年9月から、BBT大学という、完全オンラインのビジネススクールに通っていた私。その大学の同期3人と旅した、NY&ボストン。

講義受講も、ディスカッションも、課題の提出も、全てがオンラインで完結する大学だったので、同じ大学に通う仲間に会う機会は多くはなかった。特に、このNY&ボストン旅に参加した同期のうち、2人は関西住まい。大学の授業内で話したことはあっても、実際に会う機会は、まったくなかった。

NYへ旅立つ日
成田空港で、はじめまして

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次は、2015年、ボストン留学中にどうしても行ってみたい!と旅した、ヨセミテ国立公園。

一人で旅するのもおぼつかなかったので、2泊3日の現地ツアーに参加。これはツアー旅行だったので、完全に初めましての人々との旅。

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3回目は、2017年の和歌山旅。これもオンラインで出会った友達と、2泊3日の女子旅。

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4回目、2019年、ウラジオストク2泊3日旅。

当時所属していた、カメラのオンラインサロンの仲間2人と、そのうち1人が連れてきたお知り合い。4人でエアビー一棟借りでわいわい(当時、私はこのサロン内ではほとんど活動していなかったのに、旅と聞いて飛びついたw)

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2020年は、高橋伸哉さん主催の写真教室に参加したり、写真のオンラインサロンである「しんやとよーへい(現・写真喫茶エス)」のメンバーに会いに、北は北海道から、南は広島まで。いろんな人と出会う旅をした。

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そうやって、オンラインだけの繋がりの人や、完全にはじめましての人と旅をする度に、新しい世界をかいま見ることができるのは、とても楽しい。「自分の知らない世界を見て、自分の世界を広げ続けることこそ生きる意義」と思っている私には、たまらない面白さがある。

また、そうやって、実際に会って話したことがきっかけで、より深いやり取りができるようになって、長く親しく付き合う仲間や友人になっていく人が必ずいて。

そういう意味でも、『リアルで会ったことのない、はじめましての人と旅をする』ということは、私にとっては、大切な時間になっていたりする。

リアルに勝るものはない

思い返せば、私は昔から、オンラインコミュニティに飛び込むことにも、オンラインで人と繋がることにも、まったく抵抗がない。むしろ、人と繋がる、という一点においては、オンラインを使い倒している方だろう。

しかし、ここ最近、しみじみと思うのだ。

「リアルでのやりとりに勝るものはない」

と。

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SNSをかいして知り合い、やりとりをしている人は大勢いる。

でも、その中でも、『仲間』『親友』と思えるメンバーは、リアルの世界でも何度も顔を合わせて、同じ時間を過ごしたメンバー。大切な仕事を任せてくれたり、任せようと思うのも、やっぱり、実際に会って話したことのある人。

もちろん、遠方に住んでいる人だと、そう簡単にリアルで会うことはできないのだけど、それでも、一回でも会ったことのある人の方が、オンラインでのやりとりは盛り上がる。

どれだけオンラインで密にやりとりをしていても、同じ空間で目を合わせて会話をして、同じことを経験した人ほど、深い繋がりは生まれない。

オンラインの世界で過ごしてきた時間の長い私は、そう思うのだ。

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今回の四国旅は、前途の通り、はじめましての人だらけの旅だった。

それでも、5日間、同じ場所に寝泊まりして、同じものを見て、同じものを食べて、時には一対一で会話をしたメンバーたちは、旅の最終日には離れるのが寂しくて涙が出るくらい、自分の中では近しいメンバーになっていた。

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時間?密度?

人間関係って、時間ではなく密度だなぁ…。

とつねづね思う。そして、密度の濃さでいえば、オフラインの方が圧倒的にオンラインよりも濃い。目を合わせて、表情や身振りを見て、その人の空気感や、人となりに直接触れられる。その方が、いい。

だから、私は、オンラインでやりとりをしていて「会いたい!」と思った人には会いに行くし、はじめましての人と旅に出ることもまったくいとわない。

逆に、私に「会いたい」と言ってくれる人がいれば、そのための時間をつくることも、いとわない。

リアルで会わないと見えない、"その人"っていうのは絶対にいて、それを知ることができるのは、とても楽しく、幸せなこと。

オンラインでのやりとりが盛んな今だからこそ、リアルで会う機会を大切にしていきたいなぁ…と

そんなことを思うのである。

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あ、今回の四国旅の記録は、また別に綴ろうと思っているので、お楽しみに!

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