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EPAで教育格差についての勉強会を行いました!!

皆さんこんにちは!!EPAのKanaeです(^^)/昨年EPAで「教育格差」の勉強会を行いました。前半は橘木さんの本を要約した資料をもとに、メンバーのesheepさんがわかりやすく解説してくださり、後半は参加者の皆さんで意見を交換し合いました。今回の記事では、皆さんから出た「教育格差」について出た意見や、感想などを紹介していこうと思います。

はじめに、「質の高い教育とは何だ?」という問いかけが出ました。「ブルーカラーになるのか、ホワイトカラーになるのか…どんな教育がよいのか、迷子になる」「私は、前職では、介護職に就いていたが、名門校を出ている人はほとんどいなかったが、だからといって介護職は決して質の低い仕事ではない」「質の高い教育とは、ケースバイケースではないか」なるほど。皆さん色々と考えていらっしゃいますね。

知能や能力を「認知能力」というのに対し、性格や精神、意欲に関する能力を「非認知能力」というそうです。「非認知能力」が高まれば、学力向上や職業人としての仕事の成功へ貢献するそうです。では、どのようにして「非認知能力」を高めるのか?これも重要な問題ですね…。小学生の頃から、外の世界を見せて、自らこういうことをするんだという意識を持つことが大切だという意見も出ました。

次に「上の立場にある、ゆとりのある人たちは本当に教育格差について考えているのか?」という問いかけがでました。子ども食堂でボランティアをしているesheepさん、子たちの勉強を教えるボランティアをしていた参加者のKさんいわく、「お金がないから勉強したくてもできない子は今はほとんどいない。例えば親が漁師だから、自分も将来漁師になるから勉強する必要はない」とか、「そもそも夢がなかったり、勉強の必要性を感じていない子が多いみたいです」「生きる術を自分で考えることが大切だ」という意見に私も大きくうなずきました。

では、なぜ公教育をするのか?マクロの目で見ると、「日本の社会や経済をよくするため、日本の国を豊かにするため」なのです。「教育格差解消や社会を変えたくても、方向性がバラバラで、ビジョンがないのではないか」という意見も出ました。それから、「個性を大事にしなさい!!という割には日本では、いじめや不登校という問題も多く、変わった価値観を排除する傾向にある。社会主義がしたいの?資本主義がしたいの?どっちなの!!と悶々とする」という意見も出ました。「アメリカでは起業する人が多い。歴史的に最初にアメリカに移民してきた人たちはリスクを承知で新天地にやってきた。彼らは、生き延びるためにも自立心旺盛だし、新しいアイデアを生み出すルーツはここにあるのかもしれない。これからますます人口減少する日本はどうなるのか?」

この文章を読んだあなたにも、日本の抱える教育格差について一緒に考えて欲しいと思います。いやぁー皆さんしっかりと意見を持っていて、大変尊敬しました。私は、この勉強会には残念ながら出席できませんでしたが、すごくすごく意見が飛び交い、とても盛り上がっていました。勉強会を開催してくださったesheepさん、参加者の皆さんこの場を借りて、お礼申し上げます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。


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