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kintone×RPAでできること

kintone×RPAで具体的に何ができるの?という質問をよく頂きます。私が普段説明している『kintone×RPAでできること』をまとめてみました。具体的な事例も紹介しています。
(4/19に開催された、kintone Café 石川で登壇した際にもお話した内容です。)


kintone×RPAで実現できる3つのこと

RPAの導入で実現できることは大きく分けて3つあります。

1. kintoneを自動操作する

1つ目は、「kintone上で行っている操作を自動化する」です。最もシンプルな用途だと思います。
例えば、以下のような自動化を実現できます。

2. 入力補助としての利用

2つ目の使い方は入力補助です。これは、「kintoneに既に登録済みのデータを基に、追加で情報を取得する」という利用方法です。
例えば、以下のような自動化が可能です。

3. データ連携の手段として

最後はデータ連携です。「外部のサービスからデータを取得し、kintoneに登録する」または、「kintoneに登録済みのデータを外部のサービスに登録する」などの活用が可能です。
例えば、以下のようなデータ連携を実現できます。

kintone×RPAの具体的な事例を紹介

クラウド型のRPAである、『クラウドBOT』を活用したkintoneとの連携事例を紹介します。

クラウドBOTについては以下の記事で詳しく解説しています。

【事例1:自動操作】kintoneのレコードデータをCSVに書き出し、別のkintoneアプリに自動でアップロードするRPA

kintoneのファイルに書き出す画面からレコードデータをCSVでダウンロードします。ダウンロードしたCSVを別のアプリ(バックアップしたCSVを保管しておくアプリ)にアップロードしています。

【事例2:入力補助】kintoneに登録した2つの住所を使用し、外部サイトから距離と地図画像を取得し、kintoneに自動で登録するRPA

kintoneに登録した、「会社所在地」と「従業員住所」という2つの住所を用いて、ゼンリン地図から自動的に距離と地図画像を取得し、kintoneに書き戻しています。
こちらの事例では、kintoneプラグイン『クラウドBOT連携』を使用し、kintoneアプリ画面からシームレスにRPAを実行しています。

【事例3:データ連携】サイボウズofficeに登録されたスケジュール情報を、kintoneのアプリに同期するRPA

サイボウズofficeに登録されたスケジュールを正として、kintoneアプリに同期します。
RPAを実行すると、kintoneアプリのスケジュールを一度削除したあと、サイボウズofficeからスケジュール情報をCSVでダウンロードし、kintoneアプリの読み込む機能からアップロードして情報を登録します。

少しでも皆様の業務自動化の参考になれば幸いです。
kintone×RPAで業務効率を上げていきましょう!!

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