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受験体験記

(これは二年前にアメブロにて公開した記事です。)


受験生の皆さんお疲れ様です。

今回は僕が去年、

大学受験が終わった際に作った

受験体験記をそのまま載せたいと思います。


これは僕の所属していた部活の伝統で、

毎年 受験が終わった三年生が、

部活の後輩へ向けて受験の参考になるように

体験記を配るというのがありました。

これがこれから受験に挑む方々の参考になればいいなと思います。

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1はじめに

ここでは自分が体験した受験生活を元に、

受験に対するメンタル的なものであったり、

考え方について書いていこうと思います。

みんなも受験で苦しくなるときがあると思います。

自分もそうでした。

そんな時にこの体験記が、

みんなの勇気やモチベーションの維持の助けになればいいなと思います。


2受験をやるということ

受験はタダでやってないということを自覚してください。

親がいろんなお金を払ってくれているはずです。

ごはんも作ってくれているはずです。

感謝の気持ちをもって勉強できれば勉強ダラダラやるなんてことはないと思います。

そして自分が没頭と継続というひたむきな歳月を送ろうとしない限りは、

満足いく結果を出すことは不可能だと思います。

その結果を出すには自分の実力を、

自分の眼力によって正確に冷静に判断することが肝心です。

(自分は学校の先生は信用できないものだと思っていたので学校の先生が言うことはほぼ無視しました。)


3勉強を習慣化するために

勉強に取り掛かるまでに時間がかかる人は、

すぐ勉強に取り掛かれる脳にする必要があります。 

そのために、「さあ!勉強するぞ!」と構えるのではなくて

「勉強でもやってみるかな」

と深く考えずに軽い気持ちで机につくといいです。

そうすれば余計なエネルギーを消費せずに勉強にエネルギーをついやせました。

(頑張るぞ!って力んだときに働く脳の神経回路は習慣化,継続には向かないらしい)


4勉強時間の維持

タイマーを設定して(60分なり90分なり)なんか知らないうちにスタートボタンを押してしまう。

タイマーがカウントダウンしている間は勉強以外しちゃいけないって自分と約束する。

キリが悪いときにタイマーが鳴るでしょう。

自分はそれでも強制終了しました。

そうすればキリが悪くて気持ち悪いのでまた勉強したくなります。


5断絶の話

やっぱ勉強なんかしているとスマフォとか自分の好きなことをしたくなりますよね。

勉強しなきゃいけないのに、

自分が受験を成功させるために必要なこと以外を沢山していることに気付きます。

それらを断絶していこう。

(でも多少の息抜きは必要かもしれません。見極めをしっかりと。)

誘惑を断絶できた数が 受かりたいという念を強くし、その本物の念の強さに結果が比例すると思います。


6 モチベーション∞

昨日の自分よりも今日の自分、今日の自分よりも明日の自分のほうが成長しているようにする。

そのような自分との約束を守り続けられれば合格すると信じていたので、

毎日のモチベーションを維持できました。


7 結果の重要さ

自分は努力できているのか?ってことを考えると思います。

くれぐれも、なんとなくで自分の努力に陶酔しないでください。

努力は結果で示すものと考えてください。

模試の結果で、自分が努力できたかを判定しましょう。

結果が出ない限りは正しい努力ができてないと思ったほうがいいと思います。

しっかり立ち止まって考えましょう。


8 模試の結果

例えば、模試で「D判定」取ると焦る人もいるでしょう。

自分はD判定なんて後半はあまり気にしないようにしました。

というのも落ち込むと、

自分だったらメンタルがもたないからです。

判定や得点が前と比べて上がらないことにただ落ち込むんじゃなくて、

どの分野が弱点でどのようにそれを克服していくかを考えて実行すれば大丈夫です。

できてない自分をあまり傷つけないことです。


あきらめないことです。


9 本番が近づくにつれて

もう本番まで時間が無くなってきたときに大切だなと思うことは、

模試も本番も、総合点勝負だから総合点を上げるにはどうしたらいいかを考えたほうがいいということです。

(例:国語得意にできなかったから、もう国語の勉強時間減らしてその分数学で高得点取ろうかな。とか。)

そして本番が近づくとプレシャーが襲ってくるので、プレッシャーに慣れるために普段の勉強から自分なりに本番同様のプレッシャーをかけるといいと思います。

(自分は先ほど書いたタイマー作戦で、これは本番だ!と思いながら演習しました。)


10 試験当日

今思い返してみると、センター当日や二次試験当日は 自分は結構勉強したという自信(もっとやれたかも。。。と思ったが)

に励まされて泰然自若とした態度で臨めた記憶があります。

当日の自信というのは 毎日の納得いくほどの頑張りに裏付けられるのだと思います。

その自信が、自分に木鶏のような雰囲気を出させるのだと思います。


11 最後に

自分は塾に行ってなかったので、全部自分で何とかしなくちゃいけませんでした。

周りには、塾に行かせてもらっているのに甘ったれて頑張れない人が受験期にも関わらず沢山いました。進学校にいても実情はそんなもんです。

そういう人たちを見ると「自分が落ちるわけない!」そう思えてきました。

試験本番では、今まで培ってきた実力しか出ません。

イリュージョンみたいなことなんか起きやしないと思います。

みんな各々が、受験で見つけた勉強以上に大切なことを周りに伝えられる人にぜひなってほしいと思います。どこの大学だろうが、受験を頑張った人ならば、それができると思います。

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