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ノンストップ日曜日

盛りだくさんの日曜日の記録。

朝4時、次女のぐずぐずに乳を咥えさせごまかしつつ自分は起床、内職や家事を済ませ、夫に弁当を持たせ送り出す。

娘2人を起こし大慌てで支度、碧南のマルシェへ。わたしのお目当てのパン屋2店舗で爆買い、そして長女はドーナツ積み放題を楽しんだ。

大荷物と共に、次は隣の明石公園へ。次女は大量のドーナツの入った袋を持ちたがるが、1歳児の体ではドーナツ達に振り回されてしまう事態。ろくに歩けないので取り上げた結果、機嫌は最悪、以降ずっと抱っこである。

一方長女は、身の丈に合わないターザンロープ遊びを何度もしたがる。そしてわたしが「危ないから」と手を添えると怒る。ひとりでやりたいそうな。
仕方なくひとりでアーアーァー(ターザンイメージ)させてみたら、案の定縄から振り落とされ心が折れていた。
だから言ったでしょ。(子どもに言ったらいかん言葉の代表格)
さっきまであんなに「もっかいやる!自分でやる!」とイキっていたのに、落下後は小声で「痛い…もうしない…」
だから言ったでしょ。

再び移動し、次は遊園地エリアへ。汽車ポッポとメリーゴーランドで長女は気持ちを立て直した。次女は相変わらずぐずぐず抱っこ。

荷物の重さにヒィヒィ言いながらマルシェ会場に戻り、その辺に腰掛け、脂肪と糖だけの昼食を済ませた。そこでおにぎり屋を出店中の初対面女性と、まるで知人のようにくっちゃべるわたし。

この時点で母はもうドン疲れていたが、またまた移動。午後は自宅近くのハウジングセンターで、人生二度目のプリキュアショーなのだ。※一度目の感想は下記

先手必勝、日差しに溶けそうな30分待ち。しっかり座席を確保し、ショーを堪能。娘たちも大喜びだ。

そして今回も、「大きなお友だち」の存在が気になる。このイベントは受付は無く先着順に着席可能。早々に席は埋まってしまったため、小さな子どもを連れて立ち見の方がたくさんいるのだが、そんな中しっかり座席を確保し「プリキュアオールスター大全」を読みふける成人男性はいかがなものか…。まぁそれは一部の人間で、大半の「大きなお友だち」は、早く来ても座らずに後方で立ち見してらっしゃったのだが。
最後の握手会では、プリキュアたちも彼らに対し「対・おとな」の振る舞いをしていて愉快だった。夢と希望をありがとう、プリキュア。

スーパーで娘それぞれにふりかけとお菓子を買わされ、無事に帰宅。もうヘトヘトなわたしに対し、なぜかアドレナリンぎゅんぎゅんな娘たち。次女に、ジュースを撒き散らされた。叱り飛ばし、ベタベタの床を拭く。

その後はきゃあきゃあ叫んで家中を駆けまわり、わたしが2階に行けば着いてきて、降りる時は2人同時に抱っこおんぶ、この繰り返し。興奮して大笑いする次女の口から、小さな白っぽい何かが飛び出した。拾うと、カリカリの米粒だった。拾って食うな。
少し落ち着いたかと思ったら、2人で玄関で靴を出しまくりゲラゲラ笑っていた。

ようやく風呂、全員が素っ裸になったところで、長女が「お腹が痛い」とトイレへ飛んでいった。そのまま脱衣所で、次女を抱いて待つ。これ幸いで乳に吸い付かれる。鏡に映るその姿を、放心状態で見つめる。悲惨だ。
なかなか長女が帰ってこない。トイレ後そのまま居間で遊びだしていた。ふざけるな。叱り飛ばし、彼女の尻を拭く。
その間、次女が床にオシッコをしていた。叫びだしたい激情を抱え、床を拭く。相変わらずみんな素っ裸である。

浴槽の中、遊ぶ2人の横、わたしはロダンの「考える人」のポーズで隅っこにうずくまる。この後、夕食の準備して食べさせて、また床とか尻とか拭いて、片付けして寝かせなきゃいかんのだ。
気が遠くなりながら、「考える人」の左手はせめてもの癒しを求め、次女のぷり尻を揉み続けた。

その夜、長女は発熱、翌日幼稚園を休んだ。
あぁ子育ては、大変。

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