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華生ばかり #0064

 寒いけど寒すぎないので、着る服に困る今日この頃。長袖のインナーにふわっとしたニットを着て仕事してます。ニットの色はくすんだピンク。思いっきり乙女なピンクはちょっと精神的にも色々な意味でも着られないんですが(ショッキングピンクは大好きだけど)こういうグレーがかったピンクなら普通に着られるもんだなとか思いました。着てて照れがない。で、今日は珍しく伊達眼鏡忘れました。急いでたもんで。コンタクトしてるから普通の眼鏡と違って気付かないことが結構あるんですよね。忘れたのは初だけど。メイクしてて眼鏡をかけてない自分を見るのが久々なので、トイレ行ったり窓に映る自分を見るたびに変な感じです。

■安かろう良かろう

 もうね、高いものが良いものっていう考え方が全て! っていう時代は終わったと思う。何て言うんだろう、例えばめっちゃ素敵な男性がすごく素敵な服を着てて「それとってもお似合いですね。どこのものですか?」と聞いた時に「GU」或いは「ユニクロ」って答えたことで幻滅して「貧乏くさっ!!」ってなるような女性がいたとしたら、その女性はダサいなと思っちゃうもん。ダサいというかアホだよ。今どき一着7000円のポールスミスのTシャツ着てると自慢されても「だから?」だよ。前も書いた気がするけど、着てるものや身につけてるものの価値なんて、世間の風潮で簡単にひっくり返るんだから。逆に一万円近いTシャツを着てる男性に対して、それまで何も思ってないくせに値段とブランド知った途端「そうなんだ、やっぱりいいものは違う!」って安直に言うような人は、本場のイタリアン食べようがサイゼリヤのパスタ食べようが区別が付かないような人だと思う。そういうのって、見た目にやられて「素敵!」って言ってるというよりは、ブランドとか値段にやられて「素敵!」って言ってるだけじゃん。浅い!! じゃああんたはどんなに金銭的に困窮して、例えばすごい極端な話、自然災害とかで着るものがなくなった時にも支給されたシャツがユニクロだったら文句言うのかい? ってなる。多分喜んで着るでしょ。しかも「まぁこういう時だから仕方ないよね」みたいなこと言いながら「ホントはこんなの普段着ないけどね」みたいな感じで着るんだよ。想像してたらめっちゃ腹立って来たな。じゃあ着るなよ! 絶対にブランド服しか着ないと言い張れよ! だったら私も「そこまで死ぬ覚悟で安い服着ないんなら大したもんだな」と納得してしまうと思う。たまにいるんだよね、そういうブランド(値段)至上主義の人。

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