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2月8日 日記

夫は仕事で帰宅が遅くなるそう。今日の夜はワンオペか〜と朝から少し憂鬱だった。けれど、私と赤子も予定より遅くに帰宅。取材の後、適当にご飯を食べて帰ってくるっと言っていたので、もうそろそろ帰ってくるのかと思い連絡をした。そしたら「取材は終わって話しをしてから帰る。」とのこと。仕事が終わったら、さっとご飯を食べて帰ってきて、赤子との時間をとったらいいのに。そういう考えにはいたらない夫。でもそれを強要したなくない私。

こんな気持ちは赤子が産まれてからたくさんした。「こんなにかわいかったら旦那さん、お仕事も早々帰ってくるでしょ?」と聞かれ、苦笑いをしながら「仕事が中々忙しくて、早く帰って来れないんですよ〜。」と返事をする。億劫になりながら何度もしたやりとり。本当は仕事以外の予定がある日もある。正直仕事以外の予定なら、赤子との時間を優先すればいいのに、と思っている。けれど、その時間はそのタイミングでしか出会えない何かがあって、何かが産まれる瞬間でもあると分かっているから、行かないで、とは言えない自分もいる。ただ言えることは、赤子が赤子でいるのは一瞬であること。すぐ成長してしまって、毎日お顔が違ったり、毎日赤子にとってのはじめてに出会えることである。なので、その瞬間瞬間をいっしょに見届けたいのが本心。

そんなことを考え、1人で赤子をお風呂に入れていたら夫が息を切らしながら帰ってきた。店にいたお客さんに早く帰れと怒られたらしい。

お風呂から赤子を受け取るのはいつも私の役目だけど、不慣れながらお風呂後の赤子の保湿などもしてくれた。

夫は良い店で良い出会いをしたみたい。今夜は少し心にゆとりを持ちながら、夜泣きする赤子をあやせそうだ。

(表紙の写真は新生児の時の)
(今は大人といっしょに湯船に浸かっています)

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