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「楽天エコシステム」の成果を生み出すUXデザインのセミナーに参加してみて

こんにちは。新卒ペーペーデザイナーのカナです。
セミナー参加して久々にすぐアウトプットできました。これからも続けて行きます。

今回川村将太さんによる「楽天エコシステム」の成果を生み出すUXデザインのセミナーに参加しました。

参加目的
・UXデザインの価値や考えが浸透していないと課題を抱いているため
・どうUXデザインを浸透させていくべきかヒントを得るため
今回セミナーに参加する上でのゴール
・UXデザインを浸透させるべく次のアクションのイメージがつく
・UXデザインの存在意義を確立させる


今回の学び

 1.定性価値の質を上げるためには、定量価値も必要
 2.同じモノサシをつくる

 1.定性価値の質を上げるためには、定量価値も必要

社会人になって初めて定量価値に触れました。そこで最初に感じたことは、「定性価値って評価されないんだ」です。
施策を考える上で「定性価値はそれでいいけど、定量価値がまだまだだね」と良く言われていました。(今でもそうですが)それに対して私は「定量価値も大事だけど定性価値を深めるほうが大事じゃないの?!」と自分勝手に考えていました。

しかし、そんな私でも今回の話を聞いて定量価値に歩み寄ろうと思えたのです。

理由は定性価値の質を上げるためには、定量価値も必要だと気づいたからです。
定性価値だけでは計れない指標や、価値があります。定性価値だけだと、サービスのリリース後に何を軸に勝敗を測れば良いのか、どこがユーザーにとって使いづらかったのかが判断しづらいです。
CVRやCTRの数値をしっかり設けて、「CVR◯%達成したから勝った」「このページのCTRが◯%下がった」という結果を知り、その後どうアクションをとっていくべきかを定性価値で担保することで、サービスの改善の質がグンと上がるだろうと思いました。

定量調査と定性調査の両方を必要なタイミングで実施することで、数字が全て!の方と、定性価値大事!という方とのバランスが取れ、UXデザインの考えや価値の浸透にもつながりそうだと感じました。

まずやるべきこと
1.要件定義と要求定義の共通認識
2.プロジェクトの問診
3.育成フロー作成(定量価値で、リリース後の勝敗をわかりやすくするための指標を立てる+定性価値でどこに課題があってどこにチャンスがあるのかを探る)
4.数字的根拠と仮説を用いて施策を提案する

2.同じモノサシをつくる

この言葉沁みました。「同じモノサシをつくる=共通認識をする」ことで、判断基準が定まります。その基準を満たしているか、満たせていないかで判断することで確かな根拠が生まれ、説得力も増して行きます。


今のチームで施策を回す時、ディレクターが考える目的と自分が考える目的がズレている時が多々あります。理由は、目的の背景の共通認識がとれていないからです。

私たちのチームでは、ディレクターが現在の社会背景とサイト内の数字を見て仮説をたてて施策を考え、デザイナーにその施策が降りてきます。その後ディレクターとデザイナーで施策をやる目的と背景の擦り合わせを行います。そこでに私は「その仮説って正しいのかな、根拠の裏付けをするために他にもやるべきことがあるのではないか」と思いながらも「確かにそうですね!わかりました!」で終わっているのが、共通認識が取れてない原因でした。

なぜこの施策をやるのか、その仮説は正しいのか、施策を達成することで得たいものや知りたいこと、今後どう活かして行きたいかなど、自分の意見を言うこと、深く施策に対してヒアリングできていないことに気づきました。

そこでしっかり議論を交わすことで、お互いに腹落ちした目的(同じモノサシ)ができ、質の高い施策を回すことができるのか!と今回の講義で学びました。先輩だからと躊躇せずに、自分の意見を言っていこうと思います。

また、ディレクターが仮説を考える段階で、デザイナーも入っていこうと思いました。仮説段階からデザイナーが加わることで、数字から見て考えられるユーザーの思考や動きを共有でき、マーケティングとUXデザイン両方を兼ね揃えた質の高い施策が生まれると考えます。仮説段階で同じモノサシを作り上げていくことで、無駄な工数も削減できスピード感のあるPDCAを回せます。

さてさて色々綴らせていただきました。
今回セミナーに参加する上でのゴールは、大方達成できたのではないかと思われます。会社内で浸透することを夢見て、本格的に動き出そうと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。新卒ペーペーデザイナーのカナでした。

UXデザインの成果

初めてiPad で書いたら距離感が掴めず、見た目が悪くなってしまいました。徐々に慣らして行きます。


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