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問いの全ては、自分の中に。

気付けば5月も最終日。明日から6月が始まりますね。


東京から引っ越してから、あっという間にふた月が経ちました。
私は昔からあまり器用なタイプではないため、転居や転職など、大きな環境の変化は馴染むのに結構時間を要してしまいます。

「もう少しスマートに上手くできたらなぁ。」

必要以上に不安がって、緊張して。そのせいで空回りも多く、自己嫌悪のループが暫く続きました。

びびりで慎重になりすぎるのは、幼い頃からの自分の性質。ネガティブな側面が目立ちますが、冷静に振り返ってみると助けられている面も多々ある事に気づくので、

『やっぱり、大切な自分の一部なんだよなぁ。』

と、観念してそう開き直ることも最近は少しできるようになりました。



「あれがしたい」「これが欲しい」
「好き」「嫌い」「不快」「心地よい」

生きていると、小さなことから大きなことまで、
様々な欲求や感情がぽんぽん胸に浮かんできます。


この2か月間、私の内側はどちらかと言うとネガティブなものが多く、
その浮かんできた欲求や感情に対して、

”回避したい邪魔な障害物”

として雑に扱ってしまっていたのですが、
避けたり、観ないふりをすればするほど、それらは重みを増して私にのしかかってくるようで。

だんだん嫌になってきた私はついに、

「これはいったいどこから湧き出てくるんだ!」

と、怒りに任せて内観してみることにしました。
邪魔なものを根絶やしにしてやろう、という荒々しい気持ちで。


すると、それらは全てある一点から始まっていることにようやく気が付きます。


「失敗する自分が嫌い」
(上手くできないと、私が私をきっと許さない。認めてくれない。)
「不器用で迷惑をかける自分が不愉快」
(他者を思いやれない私を私はきっと許さない。愛してくれない。)


何ということでしょう!
私はどうやら、自分自身に認められたくて、愛されたくて、その一心で必死に”今の自分”を否定していたのでした!


確かに向上心を持つことは大切で、失敗するよりは成功した方が良いですし、他者にはできる限り迷惑をかけない心がけは大切だと思うのですが、
しかしそれにしても、少し自分に厳しすぎたかなぁと、ようやく反省できるくらいの平静さを少し取り戻すことができました。


心に湧き起こる様々な欲求や感情、その摩擦で生じる悩みや葛藤。
これらを一つ一つひも解いてみると、もしかしたら全て、

『私は私を受容して、愛したい。』

この一点に集約されるのかもしれないと、私にとって大きな気付きを得ることができた今年の春でした。



2023年もそろそろ中盤に差し掛かりますが、
残りの日々は、他者にも、そして自分にも、より思いやりの気持ちを意識して過ごしてみたいなと思いました。私の下半期の目標とします。


では、今日は反省会になってしまったのでこの辺で。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
6月も素敵な日々を楽しみましょう♪

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