5年後の自分へ手紙を送る。
私には、小学生の頃からやっている5年おきのルーティーンがあります。
それは「自分の誕生日に、5年後の自分へ手紙を書くこと」です。
始めたきっかけは、本当にただの思いつきで、タイムカプセルを埋めるような感覚だったと思います。
何故5年おきかというと、1~3年は近すぎる気がするし、10年後は書いたことをすっかり忘れそうだったので、間をとってキリの良い5年後の自分に宛ててみました。
(つまり、あまり深い意味はありません。笑)
10歳、15歳、20歳、25歳、と、今まで4通の手紙を過去の自分から受け取っています。
先月30歳になったので本当は書くタイミングだったのですが、忙しさに後回しになっていて、昨日の夜ようやく35歳の自分へ手紙を書き終えることができました。
5年前の自分からは「もう結婚したかな?」と胸に刺さる質問もありましたが(ごめん、まだなんだ…と心で謝っておきました。笑)
どこか文章に幼さを感じて、5年ってあっという間に感じていたけど、ちゃんと自分は成長しているんだな…と確認する良いきっかけにもなっています。
「仕事は順調?無理はしていない?」
「楽しく暮らしているといいな。」
5年前の私に、いま東京へ住んでいるよと伝えたらとても驚くだろうな、と読みながら思ったり。
「私はいま進路で悩んでいます。知ってると思うけど。」
そうだった、ちょうど転職を意識し始めた年だったなと思い返してみたり。
そして最後の行には、
「本当は、結婚してなくても、上手くいってなくても、たとえ無職でも、かなが健康で幸せに生きているなら、それで大丈夫。」
そんなことが書かれていました。
思わず自分の文章なのに少し目が潤んでしまい、過去の自分のためにも今を頑張ろうって強く思えました。
現在の私の方が5歳も年上のお姉さんなので、失望させるようなことはできませんね。
昨日書いた手紙は、また5年後の自分が読むことになります。
次は35歳。どこでどんな生活をしているのか全く見当もつきませんが、やっぱり楽しく元気で生きてくれていたら、それだけで大丈夫と、現在の私もそう思います。
(欲をいえば、結婚はしてほしいけど。笑)
今日はそんな、私の5年おきルーティーンを紹介してみました。
過去の自分とこんな形で交流するのもちょっと面白いかな、と何となく続けていましたが、手紙という文化自体が廃れてきた昨今、手紙を貰う嬉しさも重なり、近年はより開封する楽しみが増えています。
手紙って、良いものですね。
では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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