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先人たちから学ぶ、自分との向き合い方。

6月21日に夏至を迎え、季節はいよいよ夏の盛りへと進んで行きます。最近は夕方もずいぶん明るく、夜は徐々に過ごしやすい気温となってきました。


夏至は二十四節気の中でも大きな節目の一つにあたるので、私もあやかって今年の下半期の目標でも書いてみようかと記事に向かったのですが、どうにも上手く手が進まず、気づけば数日記事が書けない日が続きました。

今年の私は迷ったり悩んだりしていることが多く、ここ数日もまた少し気持ちが落ち着かない日々。

振り返ってみると、どうやら2023年の私は「意識改革」がテーマのようで、今まで”当たり前”としていた観念を、破壊しては創りなおす作業を行っていたように思います。(意識的にというより、そうせざるを得ない場面に多く遭遇してしまう感じ。)

自己の破壊と創造。

小さな作業は日々の中で無意識に行われている気がしますが、意識的な大きな改革は、やっぱりちょっとしんどいし、不安定な状態が苦しい。
自分の嫌な部分とも直面しなければならなくて投げ出したくもなりますが、
そんな時、去年観た『ピカソの絵』が脳裏に過ぎり私に勇気を与えてくれました。

多くの作品を残したピカソは、時代によって画風が大きく異なったのも特徴的。

彼の絵を観た時の、まるで別人が描いたかのような印象すら与えるその画風の変遷に、内面の大きな破壊と創造の軌跡を垣間見た気がして、痛烈なインパクトを与えられたことが思い出されました。


私が最近感じているこの嵐の夜のような不安定な感覚を、芸術家たちは作品として物理次元に、そして自分自身に突き付けていたことを思うと、強く勇気を与えられ、また私自身も何か外側へと打ち出したい想いが芽生えてきます。


「同じことを繰り返すくらいなら、死んでしまえ。」


こんな強い言葉を残した岡本太郎は、『破壊こそ創造の母だ』と、自らの人生に対決し続けることへの勇気を作品や文章で多く残しており、この言葉にも強く強く背を押される日々です。


私の夜はまだもう少し不安定さが続きそうですが、先人たちの知恵と勇気を借りて、ぴょんっと大きくステップアップできたらいいなと思っております。


では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。

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