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気づけば作っていた!

みなさんこんにちは。
音海奏乃です。

今回は、初めて告知のデザインをしたお話。
なぜ、そして、なんの告知かというと……

嬉しい話を聞いて

ある日のこと。
友人が、文学フリマ東京38に出店すると聞きました。

文学フリマって、なんだろう。
さっそく、調べてみました。
どうやら、すごく楽しそうなイベント。
自分が文学だと思うものを発表したり、販売したりするそう。
(詳細は、文学フリマのHPをご覧ください↓)

そこで、自作の小説を販売するというのです。
自分で書いて、印刷所を探して、準備して。
そんなステップを乗り越えて!
会場で、販売する!!
なんてすごい!

「すごい、すごすぎる、さすが!!」

と思っても、その場でうまく言葉にできず。

友人は、私と知り合う前から、小説を書いていた人。
違う雰囲気の作風に衝撃を受け、また、憧れました。
いえ、今でも憧れ、尊敬しています。

そんな友人が、出店する。
それだけで、自分のことのように嬉しかったのです。

素敵な作品を多くの人に知ってほしい!
そのためには、どうしたらいいかな……?
そう考えること、数秒。
「そうだ、告知を作ろう!」
気づけばもう、canvaを開いていました。

デザインと気持ち

友人にも話して、さっそく告知づくり。
そこでさっそく、気持ちが前のめりに。

「すごい作品があるって、伝えたい!」

この気持ちも、大切です。
でも、デザインには、実はほぼ無関係。

自分のためなら、突っ走ってしまったかもしれません。
けれど、今回は、友人のため、なんとかブレーキ。

今回、なぜ告知をするのか。
そこに立ち返りました。

作品を知ってもらう、それはもちろんのこと。
興味を持ってもらう、それだけでは足りません。
何をどうすればいいのか、これが大切です。
(場所、時間、料金など)

【初めての人でも、たどり着ける、楽しめる】

それを大きなポイントにして、作成しました。
だって、初めて行く場所って、緊張しません?
だから、不安を少しでも減らしたい。
そこから、見やすさ重視で組んでいきました。

伝えたいことを絞り込んだら、いよいよ装飾。
ここでも、気を付けなくてはいけません。

【世界観を損なわない】

今回は、友人の告知です。
本の雰囲気、イメージイラストなど。
すでにあるものと、離れた印象を与えてはいけません。
色、素材、フォント……。
いつも、自分では使わないような組み合わせ。
飾りすぎても、質素すぎても、だめ。
考えながら、作業をしていきました。

気持ちだけでも、だめ。
デザインだけでも、だめ。
両方のバランスを、とる。

これが、今回とてもいい経験になりました。

好きなことが、役に立った

そんなこんなで、およそ2時間。
ついに完成!

正直、時間なんて忘れていました。
もう、楽しくて仕方ない。
あぁじゃない、こうじゃない。
もっとこう、いや、こっち?
なんて楽しいんでしょう!

組み合わせて作ること。
料理、ハンドメイド、小説、デザイン。
それが、好きだから、できた。
それが、楽しいから、できた。
本当に、ただ、それだけ。

友人に送ると、喜んでもらえました。
実は、思い立ったのは、イベント前日。
つまり、完成したのも、イベント前日。
……完全に、思いと勢いです。

でも、それがよかったみたいです。
直前の準備で忙しかった友人。
その画像を貼るだけで良くなった。
画像に書かれていること以外に文字を使える。
そういう、メリットもあったそう。

手間の削減。
アピールできる文字数の増加。
その効果は、言われるまで気づきませんでした。

自分は役に立てるか? 知るか!
いい作品を広めるチャンスじゃ!
そんな勢いで、申し出た告知づくり。

だけど、結果としては、ちみっと、役に立った。
そして、勉強にもなった。
おそらく、Win-Winだと思います。

果たして、どんな雰囲気だったのか。
実際に行けたらよかったのですが。
せめてもの告知で、多くの人が来てくださることを願って!
後日、話を聞いてきます!




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