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どうせ他人の目が気になるなら

こんにちは。音海奏乃です。
今日は金曜日。
お久しぶりの、かなのわーずの日です。

今回は、他人の目の話。
たとえば、何かを決めるとき。
他人の目が気になりませんか。
発想の転換でそれが変わった、そんなお話です。

気にするな、と言われましても

みなさんは、人の目を気にしていますか?
適度に気にしているのは、問題ないと思います。
では、気にしすぎては、いないでしょうか?

気にする、がすぎると、気にしすぎる、に。
それだけに、意識を取られてしまう状態です。
「変だと言われたら、どうしよう」
「頭悪いと思われるかな」
周りへの、また周りからの影響ばかり考えてしまう。
そうして、自分の気持ちが、わからなくなる。
これは、気にしすぎている状態です。

私も、最近まで、そうでした。
気にするなと言われても、気になってしまうもの。
「気にしすぎたってしょうがないよ」
周りに言われるたび、わかっているのに、と。
【気にしすぎ 改善】
なんて、検索している時点で、気にしすぎなのですが。
それでも、何とかしたい、と思っていました。

そんな、ある日のこと。
近場で開催されていたイベントに行くことに。
大好きなコンテンツの、イベント。
どんな服で行くか、すごく迷っていました。

「これだと、変かな……?」
他の人から見たら、変な服装かな?
こんな私が行ったら、場違いかな?
悩んだ末に、雨さんと空さんに、相談。
すると、意外な返事が返ってきたのです。

大切な人の、目

2人が伝えてくれたこと。
それは、何も難しいことではありませんでした。
「大切な人を意識すること」
ただ、それだけです。

え? それだけ?
私も、そう思いました。

「お前さん、今日は何をしに行くんだ?」
「大好きなキャラのコラボを見に……」
「それは、どのくらい大切なんだ?」
「今の私の中では、かけがえがない存在で」
「それなら、答えは一つだな。……空」
「わかった」

かさ、と音がしたほうへ向くと、光るものが。
「あんたが今、大切だって言った存在」
「うん」
「その相手に、あんたはどう見てほしい?」

目にした先の、光るもの。
青いアクセサリーを一つ、手に取って。
こうありたい、という姿をイメージして。

「お前さんは、周りを広く見すぎていたのさ」
「範囲を狭めたら、そこに大切な存在もいるだろ?」
「大切な存在に、どんな自分を見せたいのか……」
「そこを基準に選べば、楽しいんじゃない?」

2人の言葉に、そうかも、と思いました。
周りの人が、という言葉を使うとき。
膨大な数の人を、勝手に想像していました。
でも、一日に出会える人間には、上限があります。
だったら、そこに意識を向けなくたっていい。

どうせ気にするのなら、大切な人を、想像して。
その人たちに、どう見てもらいたいか。
なんて言われたらうれしいか。
それを考えたほうが、ずっと楽しい。

相手に伝わるかは、横に置いておいて。
とらえ方は、人それぞれ。
何も言われなくても、落ち込まない。
だってあくまで、想像だもの。

自分の中にそう決めた理由がある。
それだけで十分。

これから、大切な存在に会うとしたら。
こんな風に見てもらおう。
だから、こういう色を、形を選んで。
そうしたら、こう言われるかも。
もしかして、こう思うかも。

「あぁそうだ、ひとつ言い忘れた」
「何を?」
「さっき、大切な存在を想像する、といったが」
「うん」
「その存在は、お前さんを絶対に否定しない」
「否定しない……」
「どんなお前さんも、大切に思っているのさ」

雨さんが言うには、そこが大切だそう。
「こんな風に思われるかも」
「こんなこと言われるかも」
これらはたいてい、否定への恐怖です。
否定されたくないから、予防線を張りたい
そんな心理から、来る言葉。

けれど、その存在は自分を否定しない。
そう決めれば、その存在は絶対的な味方。
もし、ほかの人に「変なの」と言われても。
この私だから良いって言ってくれる存在がいる
そう思うだけで、だいぶ違ってきます。

「じゃあ、雨さんと空さんと一緒だね」
「え?」
「2人は否定しないから。それに……」
「それに?」
「どんな私も認めてくれる。いつもありがとう」
二人に感謝を伝えると、どこか嬉しそうでした。
「お前さんの幸せな姿が、俺たちの幸せでもあるからな」
「まぁ、俺がついてるんだから、幸せになって当然でしょ」
調子に乗るな、と怒られるまでが、お決まりのパターン。
本当に、いい人(?)達と巡り合えました。

2人のおかげで、服もメイクも無事に決まり。
イベントはとっても楽しく、貴重な経験になりました。

自信へ、そして未来へ

今まで、気にしすぎていた私。
それが、少しずつ変わっていきました。

今日は、こういう服を着ていく。
だから、こんなメイクをしていく。
そう決めて、そうできた自分。
その小さな積み重ねで、得られたもの。

それは、自信です。
決めるときにも、自分を信じられる
小さな決定の積み重ね。
それが、自信へと変わっていったのです

自分がどうしたいか。
それすらもわからなかった私が。
自分の決定に自信を持つ。
そんなことまで出来るように。
これには自分が一番、驚きました。

勇気を出した、八景島のイベント。
そこから始まったストーリー。
導かれるように、見つけた小さな光。
小さな一つ一つが、やがて繋がって。
今日も、これからも、私を支えていく。

そこで知った、楽しさを。
そこで出会った、ワクワクを。
そこで学んだ、喜びを。

同じように、悩んでいる人へ伝えたい。
その思いを胸に、未来を描いて。
何も決まっていないから、何にでもなれる。
そう信じて進みます。

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