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言葉と出会っていく時間

こんにちは。
きっかけアクセサリー作家の音海奏乃です。

先日、歳時記をわが家へ迎え入れました。
昭和42年に再版された、歳時記。

序の部分には、俳人は必携し、56年の間は学び続けること、と記されていました。

リサイクルショップで出会ったその本は、私がアルバイトしていたころなら、買取不可になりそうな状態。
閲覧には問題ありませんが、外箱やら装丁やらが歴史を感じる色合い。

もともとは、作品名に使える言葉を、増やそうと思って、違う本を探していました。趣味の物語を書く時にも使えるから、いい感じの日本語が載っている本はないかな、なんて気軽な気持ち。

それなのに、ふと目が合って、そっと手にした歳時記は、私の予想をはるかに上回る言葉の情報量でした。

歳時記、というのは、国語の勉強で少し習うだけ。
季語がたくさん載っている本でしょ、そう思っていたのですが、見事にいい意味で裏切られました。

昔の字体で書かれているので、読み進めるのに、理解するのに時間がかかりそうです。

けれど、その出会いが、知らないかった世界を、見せてくれた。
新しい景色が、見られた。

それだけで、ほっこりとして、今日もページをぺらり、とめくります。

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