時間はあなたの命だから、本音で生きることを今すぐ始めたい。
どんなに健康であっても、どんなにお金があっても、どんなに成績優秀でも、どんなに素敵な仲間に囲まれていても、人間は自分の本質に立ち返れないと、毎日が空っぽになってしまうんじゃないかと思います。
でもよく考えてみると、自分の本質って、何なのかさっぱりわからなかったりします。
こんなふうになると素敵だなぁ、という、憧れの人がいたり、大好きな音楽や景色があったり、人は常々、何かに憧れて、何かに夢を重ねているようにも思いますが、
案外、自分自身の本質に夢を預ける人は、少ないのかもしれません。
自分が心から望んでいることって、なんだろう?というその部分を、例え知っていたとしても、知らないふりをして何も始めずに人生を終えていく人も多いのだと思います。
始めないことは、ある意味で安心であり、楽ちんでもあります。今のテリトリーからはみ出ることもなく、馴染みの場所でこれまでの日々を繰り返すことも、平和なことではあるのです。
行動に移さなければ労力もかからず、挑戦して失敗している人を見ると、「あら、あの人は無理をしているわね」と、遠くから無関係のようにつぶやくことも簡単です。
でも魂に刻まれた望みというのは、「行動の惑星」である地球に生まれ落ちたときから、自分にとってのほんとうの幸いを求めつづけていて、
ハッキリとした形になって実現されないのであれば、いろんな事件を巻き起こして、あなたに気づかせようとすることもあります。
なので、さいきんトラブル続きで大変だわ!というときには、「本当の自分をいま、生きているのだろうか?」と自分と向き合う時間を持つこともとても重要かな、と感じています。
「風の時代」に突入してからは、自分自身の自立した生き方を模索している女性からの悩みを聞く機会が増えました。
どの女性も、「自分らしい仕事の在り方」を求め、どうしたら自分のほんとうの生き方を実現できるのか?と、悩まれています。
でも、ほとんどの方が同じような言葉を口にします。
自分が何か始めたとしても、成功なんてしないかもしれないのだから、始めるのが怖い、という人。
自分よりすごい人はいっぱいいるから、いまさら自分が何をやってもムリ、という人。
夫に反対されているのでいまは始められないという人もいれば、友だちや親から見えている自分のイメージを壊せないから、という人もいます。
天ジュラムを使い、どんなにアカシックレコードから情報を導いてアドバイスをしても、最も重要な「行動に落とし込む」ことができなければ、状況が変わることはほとんどなく、
夢は夢のまま、実現されないまま、ただ、そのままになってしまいます。
失敗することを恐れず行動に移していく人は、自分の願いに必要な状況、人を次々に引き寄せていきます。
その代わり、自分に不要になった環境や人間関係はどんどん清算され、あたらしい生き方がはじまります。そのとき、かなりの労力を必要とするのですが、あたらしいステージに立った時、得も言われぬ素晴らしい気持ちを体験できると思います。
私自身、天ジュラムを使い始めてからの自分の変化はおどろきべきもので、さまざまな部分で新しい人生には不要になったものの清算がはじまりました。
例えば人間関係。私が望む望まないにかかわらず、相手が去っていくか、去っていかざるを得ない状況が生まれていくのです。そのとき、いくつかの痛みや苦しみを経験せざるを得ず、それは占い師的な視点で言えば、過去のカルマの清算でもあるのです。
でも状況が落ち着き始めたとき、それがなければ気が付けなかったこと、それを経て自分が成長したことを実感でき、納得できる瞬間がかならず訪れます。
その「毒出し」のような期間を乗り越え、本当の自分が何を求めて生きていきたいのかを知ることができたのなら、それはあなたの魂が望んでいたスタート地点に立った、ということです。
天ジュラムを使い始めたころ、いろんなメッセージのようなものを宇宙やら霊的な情報としても受信するようになり、そのなかの1つに、
「これからの20年をどう生きますか」
というメッセージがありました。そのとき私をサポートしてくれていた存在からのメッセージでした。
その当時40歳だった私の20年後の年齢は60歳。日本で言えば、「還暦」といわれる年齢です。そのとき、ハッとしたのです。
私は60歳になる頃、どんな人生を生きているのか?自分のやりたいことはいろいろあるのに、何も成し遂げずに終わっているのだろうか?60歳の自分をイメージしたことなど全くなかったのです。
日々、自分の命は「死」という終着点に向かっており、その限られた時間をどう生きるか、ほんとうに今のままでよいのか…そんなふうに意識するようになりました。それからは、私も覚悟を決めて行動に出ることが増えました。例えば天ジュラムのセッションをはじめることも、スピ系のオーラを全く出していなかった私にとってはとんでもなく勇気のいることだったのです。
でもそのとき行動していなければ、私はもっと不安定で苦しい生活をしていたと思います。暮らしは安定していたとしても、心がずっと落ち着かないまま、揺れ動いていたはずです。
もちろん、大金持ちになったわけでもなければ、超有名占い師になっているわけでもないのですが、それでも、自分のやりたいと思っていたことをやり、私のところに相談にきてくださる相談者さんとのつながりが生まれてきたことを、とても有難く、幸せに思っています。
時間はあなたの命。その命を何のために、どう生かしていくのか。
ほんとうの自分の生き方に目覚めていくために一番大切なことは、「他者の視点」ではなく、「自分の視点」へとシフトすることだと思います。
自分がやりたい分野で成功している人がすでにいっぱいいたとしても、それはその人の成果であり、比較したところで自分の「やりたい」という気持ちに影響を与えるものではないはずです。成功するかしないか、というよりは、やりたいかやりたくないか、が基本であるはずです。
家族や友人から見た自分のイメージを変えられない、という場合も、家族や友人はあなたの人生にすべての責任を負ってくれるわけではないし、自分の気持ちは自分だけのものなので、自分の本音に向き合ってあげられるのは、自分をおいて他にいないのです。
タイムリミットがある地球時間を、ほんとうの自分のままで生き生きと生きてほしい。
そんな気持ちで、天ジュラムのセッションを続けています。
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