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「ダイアログ・イン・サイレンス」に参加してきた。

つい、2時間ほど前まで、「ダイアログ・イン・サイレンス」に参加していた。

「ダイアログ・イン・サイレンス」とは、「対話の森」という体験型ミュージアムでやっているエンターテイメントのこと。


「対話の森」
世代。ハンディキャップ。文化。宗教。民族。
世の中を分断しているたくさんのものを、
出会いと対話によってつなぎ、
ダイバーシティを体感するミュージアム。
この場で生まれていく「対話」が展示物です。
「ダイアログ・イン・サイレンス」
音のない世界で、言葉の壁を超えた対話を楽しむエンターテイメント、それがダイアログ・イン・サイレンス。
体験を案内するのは、音声に頼らず対話をする達人、聴覚障害者のアテンドです。
参加者は、音を遮断するヘッドセットを装着し、静寂の中でのコミュニケーションを楽しみます。


声を発せずに、4種類くらい?のゲームを1時間ほど体験していくんだけど
(詳しい内容は秘密にしておいてね、と最後に言われた)

最初は、言葉が使えない中で何をすればいいのかって、本当にわかるのかな?
って不安だったんだけど、意外とちゃんと伝わることに驚いた。

それは多分、相手の表情や顔を見て、理解しようっていう気持ちをすごく持っているから。
めちゃくちゃ集中していたし、こういうことを言いたいのかな?って
めちゃくちゃ考えながら過ごしていた。

あと、すごく感じたのは、アテンドの人が本当に目をしっかり見てくれること。
アイコンタクトのおかげで、私に向けて伝えようとしてくれるってことがわかるし、マスク越しでもニコニコしてくれてるのがわかる。

いかに普段、声だけで伝えようとしているのかを痛感したなあ。
目は口ほどに物を言う、とは本当に上手く言ったもので。

英語が喋れないと、海外には行けないって思っちゃうけど
意外とそんなことないっていうのも、なんかわかるような気がした。

目を見て、伝えようと思って、話す。
理解しようと思って、聞く。
普段の会話では、意外とあるようでて、そんな時間って少ないんだろうなあ。

コミュニケーションや対話って、言葉だけじゃない。

ってことは、言葉が使える私は、もっと対話をよりよくすることもできるのかもしれない。

そんなことを考えた1日でした。

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