新、がんばれ。ーただのドラマの感想ー

ドラマはだいたい第一話を見て、毎週録画にするかどうか決めている。第一話がまだなのは『俺の家族の話』を残すのみ、かな。(私の中で)そんな私がダラダラと偉そうに感想など。

・『その女、ジルバ』がいい。第一話の序盤からなぜか泣けて泣けて。特に泣かせる場面とかでもないところでも、なんか泣けて泣けて!
一番よかったところは、新が自分の力で新たな扉を開けたってところ。バー『OLD JACK&ROSE』の扉の前で踏み出そうか踏み出すまいか、かなり迷って、でもここで行かなくては自分を嫌いになる!という気合いで扉を開いたこと。
運をこちらに向かせるためにはやっぱり自分の力が必要なんだよね!!!!なんて共感。ドラマでも人生でもいろんな巡り合わせとかラッキーとかあるとは思うし、そんなこたない!!っていう恋愛ドラマも、おもしろいっちゃおもしろいんだけど、このドラマにおいてはやっぱりあそこが自分の力だったってところがとてもよかったと思う!その後の主人公応援具合とか、幸せ実感度が他力本願とはまったく違ってくる!と思う。偶然風が吹いて新の持ち物が店の中に飛んじゃって…とか、スタッフが新に気付かなくて押されて店の中に入っちゃって…とかじゃなくてよかった!!(なんだその設定)
あと音楽もいいなぁ。
それから、女の40歳を自虐しているけどそれがまったく嫌ではない。

・しかし同じアラフォーを扱っている『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』は…。第一話より第二話のほうがよかったなとは思うけど…まず菅野美穂が人生上手くいってない女のような描かれ方をしているかが??。めちゃくちゃ美人で、「おばさん」とよく呼ばれているけど、街中であの人をおばさんと呼ぶ人はいないくらい若く見える、シングルだけど子どもがいる、いい部屋に住んでいる、今は連載もてなくてもベストセラー作家、周囲に本音を話せている、優しいイケメンの幼馴染がいる、喰うには困っていない、才能も美も富も名誉も人気もあって、ただ、「今」が悪いだけ。性格に難ありというほどでもないから周りから愛されている。何も不遇じゃない。娘に彼氏がいないのも、「今」だけ。
もしかしたらコロナ前なら楽しくみれたかな?でも今はコロナで職にも食にも困るかもしれない未来がすぐそこなんだよなぁ…。才能があるならライターの仕事でもなんでも副業は山ほどある時代だしなぁ。でも菅野美穂さんはかわいいし、岡田君がなんかいい役しているし、かっこいいし、沢村一樹もかっこいいし、まぁみてもいいかなーと思ったけど、よりリアルでおもしろい『水曜日のダウンタウン』の録画を諦めてまでは観なくていいかなという結論に至り、あとは最終回を楽しみにします。気がかりなのはサザエさん的BGM…。

・『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』も、生田斗真のお芝居でぜんぶ状況とか気持ちとかわかるのに、すべてを説明する心の声が多いのが気になってしまった。あと、ただの理想かもしれないけれど、ドラマ制作者側にドラマに対する愛がほしいなー。だからこそ、みんなが1つのドラマを良くしようと奮闘するし、無理難題が出てくるのでは?共演NGはみんなにドラマ愛があったよね。

・それにしても「バイプレイヤーズ」がおもしろいなぁ。なにかにつけておもしろい。勘違いしてしまうけど、あれが素ではないんでしょ?あれが素と思っちゃうわ。第二話の向井理が話題になっていたけど。向井くんにはもっともっとドラマや映画に出てほしいよ。ずば抜けてかっこいいけど、イケメン役じゃなくて、苦悩する役。でも人が死ぬような感じじゃなくて、人との関係で苦悩する役。とにかく苦悩する役をやってほしい!!!(何の望み)ドラマスペシャルの『人生最高の贈り物』もすごくよかった。

・それから『直ちゃんは小学三年生』もすごくおもしろいやん。みんな小学三年生にしか見えないし!随所にある懐かしいことや遊びや言葉もいいよね。あれを地でやる小学生はかわいいよね。うちの娘もあの感じをこれから本気でやるんだと思ったらかわいくて仕方ないよ。

・『にじいろカルテ』の水野美紀さんもよかったー!あんな人いるよね。

ということで、リアルでドラマの感想言い合うような機会も減ってしまった私がnoteでぶちまけてみました。

おわり

こんなに嬉しいことが、起こるのでしょうか?!