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前向きに逃げる

2019年末に30歳を迎え、迎えた2020年。

大学も卒業し、新しい仕事も始め、ハワイ在住歴も4年目に入る年。これも何かの節目なので色々アウトプットしてみたいなぁとnoteを始めました!

大学時代は体育会の硬式野球部で学生トレーナーを4年間務め、新卒でリクルートに入社して5年間働き、その半年後に突如ハワイに移住して現地の大学に入り、今ではパン屋になっているという、割とぶっ飛んだ経歴です。笑

そして・・・多分これまでの人生で最も大きな決断だったのが、大好きだったリクルートを「辞める」ということでした。

それまでの人生も何かを途中で辞めたり、諦めたことがあまりなく、何があっても向き合い続ける!絶対に逃げない!が美学だと強く信じていました。

そんな私が逃げ出さなきゃヤバい!と思ったのが2016年末。

(またいつか話せたら話しますが)体力的・精神的に限界に来ていたタイミングで、クライアントから「銀座で飲んでるから今から来い」と深夜に連絡があり、私の上司である部長とマネージャーも来るからと言われました。

その時に何かがぷつっと切れた感じで「あぁだめだ。私はこれから5年10年とこんなに頑張れない。尊敬して来た上司たちのようにはなれない。」と悟り、逃げ出す覚悟が決まったのです。

銀座の沖縄居酒屋で泡盛を飲みながら(結局その日は行ったw)どうやって逃げ出すか、自分の人生を死守するかをずっと考えていました。

辞めると決めた当時はとにかく、周囲から逃げたと思われたくなかったので、条件や労働環境のいい会社に転職してみたり、先々成し得たい夢を語ったりもしました。とっても恥ずかしい26歳の私・・・。

当時の私はとにかく体力・精神が限界を迎えており、もうそれ以上頑張る余力が残ってなかった。なので己の身を守るために逃げ出した。それ以降のことは全部後付けで、単純に己の力不足だったんですね。

これだけ聞くと正直決してカッコよくはないんだけど、ただ、今の時点から当時を振り返ると見え方がまた違っていて。

とにかく全力で逃げて逃げて逃げて・・・逃げついた先にも自分の居場所はまだあったし、なんなら逃げたなんていうのは元いた場所からの見え方であって、新たな場所にいる今、私はただ前進しただけなんじゃないかとすら思えるのです。

自分に甘々すぎて笑えちゃうんだけどw、こうゆう風に気楽に物事を考えられるようになったのも、ハワイに来てから出会った多種多様な民族・バックグラウンドの友人たちの影響が存分にあるので、またそのあたりもシェアできたらなと思います!

まはろ〜!

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