たまま@デートDVと戦った日々

8年前に2年弱、デートDV彼氏と戦った日々を残しています。 DVされていることに早く気…

たまま@デートDVと戦った日々

8年前に2年弱、デートDV彼氏と戦った日々を残しています。 DVされていることに早く気づいてほしい、 DVに悩む人を助けたい、 DVをする人がいなくなって欲しいと心から思っています。 記憶があやふやになってきているため、今ある記憶を残しておこうと思います。

最近の記事

~DV彼氏の言いなりの日々⑥~

友達や家族と会おうとしてもDがついてくる。 そのせいで会おうとも思わなくなってきている自分がいました。 その後も高校時代の友達が関東旅行を計画してくれましたが、それも行くな。二人で生きていくのに金使うことばっかりするな。と罵られ、泣く泣く断りました。 友達がSNSで楽しそうにしているのを見てはつらくて辛くて。 友達は手紙とともにいけなかった私にお土産を郵送してくれました。 優しさとこんな大切な友達とももう会えないのかなと思うと涙が止まりませんでした。 そんな中、並行して

    • ~DV彼氏の言いなりの日々⑤~

      それ以降、友達と遊ぶことはなくなりました。 私には地元から一緒に北海道に行った友達が2人いました。 月に一度“地元会”というのを開催して、3人で近況を話したりしていましたが、もちろんそれもDに反対されるので、理由をつけていかなくなりました。 そんな時、今度は姉からこんな連絡が… 「今度北海道で〇〇(アイドル)のライブあるから行くから泊めてよ!そしてたままも一緒にライブ行こうよ」 素直に行きたいし、泊めてあげたいと思いました。 小さいころは喧嘩ばかりの姉妹でしたが、大人に

      • ~DV彼氏の言いなりの日々④~

        そんな地獄のような日々が続いていた時、地元の友達からラインが来ました。 「北海道に遊びに行くんだけど、たまま会える?」 私はとても嬉しかったです。友達に会える!学校を辞めてから友達にも全くあっていませんでした。 すぐにDにそのこと言いました。 私「友達が遊びに来るから、家に泊めるから、〇日~〇日までは自分の家で過ごしてくれない?」 D「いや無理、俺一人でいたらどうしていいかわからない。俺も一緒にいる。俺、彼氏だよ?友達に紹介して、3人で過ごせばいいじゃん。」 やっぱり

        • ~DV彼氏の言いなりの日々③~

          学校辞めるという方向で話が進み、北海道に戻ってきた私たち。 学校を辞めたら仕送りなしという約束を両親としたため、仕事を探さなければなりません。 Dも仕事が見つかるまでの間はバイトすると言いました。 そこでDが私に言ったのが、 「たままちゃんのバイト先で俺もバイトするわ。」 とうとう唯一、一人になれるバイト先にまでDが入りこんできました。 私の紹介という形でバイトをスタートすることになりました。 私と全く同じ日同じ時間にシフト希望を出すD。本当に恐怖でした。 私は半年以

        ~DV彼氏の言いなりの日々⑥~

          ~DV彼氏の言いなりの日々②~

          Dは学校に行かず私だけが学校に行きバイトに行くという日々が少し続いたある日の朝、Dにこう言われます。 「学校行くなよ」 鍵をかけて物理的に出られないようにし、不機嫌なDを見て私は、体調不良を理由に学校を休みました。 そこからずるずるとDの言いなりになり学校を休んでしまいました。 あの2人が一緒に学校を休んでいる。学校では様々な憶測があったそうです。学校に行かないと…と思いつつも段々学校に行くのが怖くなりました。 どんな噂をされているんだろう?みんなになんて説明しよう…?

          ~DV彼氏の言いなりの日々②~

          あけましておめでとうございます🎍今年も少しずつ更新します🐥

          あけましておめでとうございます🎍今年も少しずつ更新します🐥

          ~DV彼氏の言いなりの日々①~

          段々と≪Dに怒られないため≫生活をするようになり、D中心の生活が続きました。私って北海道に勉強するために来たんだよな…と思いながら… 昔から友達の前ではおちゃらけたキャラであほなことばかりしていた私は【相談する】ということができませんでした。したこともありませんでした。なので、このこともずっと一人で抱えていました。 そんなある日、Dがこんなことを言ってきました。 「勉強つまらないし、先生達嫌いだし、そもそも来たくて来たわけじゃないから学校辞める」 そのことをきいたとき私は

          ~DV彼氏の言いなりの日々①~

          ~段々とおかしくなっていく生活②~

          22時までにバイトから上がるという約束を守れず外に締め出されたことによって私はDに対して強い恐怖心を持ちました。 そのころから喧嘩がとても増えました。私は喧嘩がとにかく嫌いなため、喧嘩になるなら私が折れようと思って謝っていました。ですが、Dがどんどん理不尽なことで怒るようになったので、負けず嫌いな部分のある私は言い返すようになりました。 喧嘩の内容は、バイトの時間になるとバイトに行くなと言ってきたり、22時まで問題を言ってきたり、賄いを食べてきてDと一緒にご飯を食べないこ

          ~段々とおかしくなっていく生活②~

          ~段々とおかしくなっていく生活①~

          最初の違和感を感じてからもお付き合いは続いていきます。 無事に再試験を終えたDは何とか留年は免れました。 私もDも一人暮らしをしており、お互いの家を行き来する生活が始まります。 ここで驚きの事実が… なんとDはバイトをしていなかったのです!!! 親からの仕送りのみで生活をしていました。私からしたら驚きでしかなかったです。親からの仕送りのみで、バイトをしていないのに勉強もせず私に文句言っていたのかと思うと呆れました… 私は自分の家の近くでバイトをしていたのでバイトをしてい

          ~段々とおかしくなっていく生活①~

          ~DV彼氏に感じた最初の違和感~

          専門1年の初夏に付き合うことになったDと私。 目の前に夏休みが近づいており、テストがやってきました。 私は、真剣に勉強していましたし高校の時に培っていた内容で、赤点なしで成績も問題なしで夏休みを迎えました。 ところがDは赤点だらけ。再試の嵐でした。 私は夏休みは実家に帰ると決めていたので、帰る日までバイトを詰めこんでお金を稼いでいました。 するとDは、バイトばっかりで全然相手してくれない!と少し怒り始めました。 ん?と思いましたが、確かに付き合ってすぐなのに蔑ろにしてい

          ~DV彼氏に感じた最初の違和感~

          ~DV彼氏との馴れ初め~

          こんにちは。たままです。 まずは、私とDV彼氏との馴れ初めをお話しします。 彼氏のことはDと呼びます。 私は高校卒業後医療系専門学校への進学を決めており、期待と不安を胸に田舎の実家を出て一人暮らしを始めました。 田舎から出た私は見るものすべてが新鮮でとてもわくわくしながら学生生活をスタートしました。 私の高校は進学に力を入れている進学校で高校時代は勉強はわりとしていました。 そのため、専門学校入学してすぐのテストは正直簡単で成績は上位でした。 先生から期待されクラス委員に

          ~DV彼氏との馴れ初め~

          今日はクリスマスですね🎄我が家は明日こじんまりとパーティする予定です🎅

          今日はクリスマスですね🎄我が家は明日こじんまりとパーティする予定です🎅

          ~デートDVとは?~

          こんにちは。たままです。 まずはそもそもデートDVとはどんなことなのかを説明します。 DVという言葉自体は殆どのみなさんがご存知ですよね。 今DVという言葉を聞いていイメージするのが、配偶者、パートナーへの殴る、蹴るなどの『身体的暴力』だと思います。 デートDVは婚姻関係にないカップルで起きるDVの総称です。 身体的暴力に限らず、 ①借りたお金を返さないなどの『経済的暴力』 ②怒鳴ったり、人前で馬鹿にしたりする『精神的暴力』 ③家族や友達との行動を制限する、異性と

          ~自己紹介~

          簡単に登場人物の紹介をします。 たまま ・東北の田舎生まれ19歳(当時) ⇒専門学校への進学を機に北海道で一人暮らしを始める ・4人兄弟の3番目でとても家族が大好き ・親が教員&大手企業勤務(自慢とかではないです。後の出来事にこのことが影響します…) ≪現在≫の私は20代後半で大好きな夫と出会うことができ、今年(2021年)待望の第一子が産まれ3人で落ち着いて暮らしています。 今でも昔のことを思い出すと怒りや恐怖、自己嫌悪などに陥りますが、家族のおかげで明るくポジテ

          ~noteを始めたきっかけ~

          大事な大事な19歳~21歳の頃、デートDVをしてくる彼氏とつきあいとても辛い思いをしました。 失ったものも大きかったです。 今は20代後半になり、偶然にも私のことを大切にしてくれる大好きな夫と出会うことができ、子供も授かりとても幸せに過ごせています。 ただあの時を思い返すと、未だに後悔と苛立ちを覚えます。 私は「これはデートDVだ」と気づくまでにとても時間がかかってしまいました。 もしデートDVで悩む人がいたらどうか力になれたらとも思いますし、彼氏彼女の言動に違和感を

          ~noteを始めたきっかけ~