~DV彼氏の言いなりの日々②~

Dは学校に行かず私だけが学校に行きバイトに行くという日々が少し続いたある日の朝、Dにこう言われます。

「学校行くなよ」

鍵をかけて物理的に出られないようにし、不機嫌なDを見て私は、体調不良を理由に学校を休みました。
そこからずるずるとDの言いなりになり学校を休んでしまいました。
あの2人が一緒に学校を休んでいる。学校では様々な憶測があったそうです。学校に行かないと…と思いつつも段々学校に行くのが怖くなりました。

どんな噂をされているんだろう?みんなになんて説明しよう…?
学校に行こうとするとDに止められる。怒られる。

学校辞めてくれないと無理だ死ぬなどと脅される…………

………


とうとうDに促されるまま先生に「学校辞めます」とメールしてしまいました。


先生達は何かを察しているようで、わかりました。とだけ返信が来ました。
深く追求されなかったことにホッとしてしまいました。

先生には言ったものの、このことを親に話さなければならない、、、 

胸が痛くて痛くて、でも、どうしようもできなくて、、、、


まずはラインをしました。なんで?なんかあったの?と心配する母。


私には学校辞める理由はそもそもありません。Dに言われたからとは口が裂けても言えず、先生達が嫌いだから。と言いました。

すると一度実家に帰ってきなさい。と母に言われました。
すぐに実家に帰る予定を立てました。
 
しかし、ここでまた問題が、、、
Dが、たままがしっかりと辞めると言えなかったら困るのでついてくるというのです。
それにたままが実家に行っている間、俺一人じゃん。ともいうのです。意味不明ですよね。本当に意味不明なんです。わかってはいるんです私も。

無理と言いましたが、また機嫌が悪くなり、死ぬと言うため、断れずとうとう実家に帰る日になりました。
おかしなことなのはわかっているので親にはDがついてくるとは言い出せていません…
するとDが「私がうまく話しできるか不安だからDについてきてもらったって言えばいいじゃん」と言いました。

言われるがままに実家に向かう電車の中で半泣きで親にそのLINEを入れました。

なんでこうなってしまったんだろう、なんで私は強く言えないのだろう、なんで親に悲しい思いをさせなきゃいけないんだろう…胃が痛くなりながら実家に帰りました。
もう、来てしまったから戻れない。
そう思い、鳴り響くLINEの通知は見てみぬふりして帰りました…
姉からはお願いだから彼氏を連れてこないで、家族で話し合おう。お母さんが泣いてるとFacebookのメッセージを使って連絡もきました…
本気で死にたかった
突然彼氏が来るから私の実家はもうめちゃくちゃでした。家で話そうとしていましたが、急遽近くの喫茶店で話すことに。

父「で、これから二人はどうするの?」
D「学校辞めて二人で働いていこうと思っています。」
父「なぜ学校をやめなければならないの?」
D「僕は純粋に成績が悪く、ついていけないからです。
   たままちゃんは先生達が嫌いで学校に行きたくないそうです。」
父「二人で辞めて働くということは結婚を視野に入れているということ?」
D「ゆくゆくはそう思っています。」

どんどんDが適当なことを言い父との間で話が進んでいき、私はほとんど言葉を発せられず、この時間が早く終わることだけを祈っていました。
何も言えない弱い自分が嫌で嫌で本当に苦しかったです。
自分の意見がしっかりと言えていたらこんなことにならなかったのに、もうこうなってしまった以上Dと一緒にいなければならないんだなど色んな思いがあふれていました。

親に心配かけまいと、いつも通りの私を演じてしまいました。
あそこで親に助けてと言えていたら。。。今思い出しても涙が出てきます。

何とかその場が終わり、親は納得していないようでしたが学校をやめる方向で話は進んでいきました。


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