~段々とおかしくなっていく生活②~

22時までにバイトから上がるという約束を守れず外に締め出されたことによって私はDに対して強い恐怖心を持ちました。

そのころから喧嘩がとても増えました。私は喧嘩がとにかく嫌いなため、喧嘩になるなら私が折れようと思って謝っていました。ですが、Dがどんどん理不尽なことで怒るようになったので、負けず嫌いな部分のある私は言い返すようになりました。

喧嘩の内容は、バイトの時間になるとバイトに行くなと言ってきたり、22時まで問題を言ってきたり、賄いを食べてきてDと一緒にご飯を食べないことを怒ってきたり…(書くと山のようにあるので省きます。)
バイトから帰ってから夜遅くまで喧嘩をすることもあり翌日の学校の勉強に影響が出るようになってきました。

ある日とうとう夜な夜な喧嘩していたせいで、人生初の学校に遅刻をしてしまいました。
真面目中の真面目だった私に先生達はびっくりしました。それもクラスで成績の悪いDと一緒に学校に来るもんだから…何かを察知したようです。
私は小学校から学校には遅刻せずしっかり行っていたので、また自己嫌悪に陥ります。朝から晩までDと一緒の生活で、勉強しようとすると勉強?いいって。と言われ勉強もろくにせず、少しずつ成績が落ちてきました。


バイトに行っても22時までに帰らないとと神経をすり減らし、怒ってないかな?と携帯を常にチェック、学校では他の男子としゃべると後から追及があるのでしゃべらず、いい成績をとると自分だけそうやってと妬み?をされ、段々何もかもがD中心に考えるようになりDを怒らせないように生活するようになりました。
何度か別れようと思いましたが、合鍵を渡してしまっていたこと、学校が一緒なこと、友達も含めて仲よくしていたこと、しめ出し事件からDに対して恐怖心があった私は、別れを切り出したら家に来て怒るだろうな、どんな仕打ちをされるんだろうと思いなかなか切り出せずにいました。

それでもやはり勉強がおろそかになるのは本末転倒なので、怖かったですが、本気で別れよう。そう思いました。

ある日のバイト終わり、真面目に別れを切り出しました。
そうするとDは、
「たままと別れるなら、俺もう死ぬ。生きている意味ない。」
と言いベランダへ出ました。
このパターンかと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこんなことを言ってくる人がいるということ知らなかったので、当然焦り、
「やめて、ごめん、私が悪かった。一緒にいよう。」
と言ってしまいました。

そこからは何かあるたびに死ぬ、死ぬというようになりました。
また死ぬと言われたらめんどくさいなと思うようになった私は、自分の意見をいうことをやめました。
合鍵を渡してしまっていたため、私の家に入り浸る日々は続き、バイトから帰るのが遅くなったらドアを閉められることも続きました。

私はこの日々に嫌気がさし何もかもやる気が起きなくなってしまいました。そんな時にDがあることを言ってきました。

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