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”わたし”を救ってくれたひと

出会ってから5年は経つけど、その先生は、一生憧れのひとだし、一生尊敬しているひと。
まだまだちっぽけながらに、いろんな世界を知って、より強くそう感じた。
近いうちに会いに行って、改めてありがとうを伝えたいです。

だいすきなA先生

わたしは小学校から大学にかけて、素敵な先生ばかりに巡り合えた。その先生たちがいたからこそ、いまのわたしがいるのは間違いない。

そんななかでも、いちばん忘れられない先生は、高校のときの先生。
いま考えても無茶苦茶だろ、、と思うことまでやってくれていた。
ほんとうにかわいがってくれて、大切にしてくれた先生。

高1のとき、ちょっとした事件を起こしてしまった。それを機に、担任ではなかったけど気にかけてくれるようになったA先生。
しにたくて消えたくてどうしようもなかったけど、学校に行かずに川でぼーっとしてたら来てくれていっしょにひたすらぼーっとしたし、ごはん食べられなくなってしまったときは食べられるものを探して、いろんなものを差し入れとして持ってきて、ちょっとでもなにか食べられるようにって寄り添ってくれた。痴漢にあったときはすっ飛んできてくれたし、わたしがしなないようにたくさんの約束をしてくれた。その先生のそばにいるのが当たり前になっていて、わたしが職員室に行くとなにも言わなくとも他の先生たちが「A先生?あそこにいるよ」とかって教えてくれるし、もはや「ぱぱ?」と言われていたw
丸1日学校にいるのがしんどかったけど、休む部屋を用意してくれて、わたしだけの空間を作ってくれた。教室では担任が配慮してつねにかどっちょの1番前の席にしてくれていたから、しんどくなったらボールペンを胸ポケットにいれる、という約束をしていた。たまに教室を見回ってくるその先生が気付いたらわたしを拾ってくれると思うだけで、心が楽になった。

その先生はじめ、いろんな先生に気にかけてもらっていた高校時代。
ちょっとずつ回復して、先生たちに褒めてもらいたくて、勉強をがんばるようになった。先生たちのことがだいすきだったから、先生たちに会いたくて、学校にも少しずつ行くようになった。遅刻や早退ばかりだったのが、受験期にはだれよりもはやく学校に行って教室で勉強して、A先生が出勤してきそうな時間に職員玄関に挨拶しに行って、がんばって来たねって褒めてもらってまた教室に戻って勉強する、というルーティーンが確立したし、体調次第で夜も自習室とか教室に残って勉強することも多くなった。ごはんを食べられるようになって、集中力も増して、勉強がとても楽しくなった。なかなか伸び悩む時期も多かったけど、きちんと分析して、褒めてもらえて、じゃあ今度はこうしようっていっしょに考えてくれて、なんとか乗り切ることができた。あんなに学校が嫌だったのに、卒業することがほんとうに嫌だった。

A先生が、いろんなことを教えてくれた。
課外活動にも触れ合わせてくれて、たくさんの衝撃を受けた。いろんなレベルの高い同学年を知ったり、厳しい社会のことを知った。
ここでの出来事が、いまのわたしのビジョンにもつながっていて、感慨深いなぁと勝手に思っている(?)

卒業して2年半とかが経つけど、いまだにA先生に会いたいなぁと思う。
わたしは地元を出てから滅多に戻らなくなってしまったから(コロナもあってね)、なかなか会えていないし連絡も取っていないのだけどね。

近いうちに、改めて「ありがとう」を伝えたいです。

すきだった先生たち

ほかの先生たちのこともちょろっと、つらつらしてみる。

毎日の勉強記録にコメントを返してくれていたB先生。たまに冷たいなぁとおもうコメントもあったけど(笑)、ほんとうに嬉しかったです。
毎朝返ってくるコメントが楽しみだったし、しんどくて勉強できなかった日も「適度にがんばろう」と言ってくれたり、がんばるモチベのひとつになっていました。化学に苦しんだけど、参考書を貸してくれて、そのおかげでセンターでは自己最高点をとることができた。惜しくも満点取れなくて、泣きそうになりながら「ありがとう」って返したときがめちゃくちゃ記憶に残ってる。

わたしを見かけると、「よっ!」と声をかけてくれたC先生。わたしの変化にすぐ気付いてくれて、「痩せたね、ごはん食べれてないのか」と心配してくれたり、廊下で立って勉強していたわたしの横にしれっと立って「頑張ってるね、でも無理だけはするな」とぼそっと伝えてくれたり、はやくいなくなりたいのに毎朝目覚める自分が嫌だと言うわたしに「目が覚めちゃったって悲しむのではなくて、きょうもなにか使命があって神様が目覚めさせたんだなって思うんだよ」って教えてくれた。先生の話がすごくすきで、会えるのが楽しみでした。

「かんちゃん!」と呼んでくれたD先生。わたしが廊下でA先生と言い合いして大号泣していたとき、通りかかって「かんちゃんの涙はきれいだね、かんちゃんの気持ちも大切にしていいんだよ」とこそっと教えてくれた。いまでも、たまーに、近況報告し合っている。自分の人生も楽しみつつ、わたしの将来も楽しみにしてくれている先生。またごはん行きたいなぁ。

わたしのお姉ちゃんみたいな存在のE先生。転勤されてしまって、学校で関わった時間は短かったけど(発表されたときは大泣きしたw)、ごはん連れてってもらったり、いまでもたまに連絡とってる先生。いまでも大好きで、とっても話しやすくてどんな相談でもできちゃう。年明け、ごはんいこう!って約束した。はやく会いたいな、。

ほんとうにだいすきなひとばかりで、この高校を卒業できてよかったと心から思っています。

いまもがんばってるよって、伝えたいな。

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