見出し画像

豆と春。

節を分けると書いて「節分」。
旧暦の大晦日です。
年度末の研究室の掃除もほぼ終わり、ホッと一息。

昨年から、風水と四柱推命を京都と群馬の先生方から習いはじめまして、
もともと20代のときに整体師として経絡調整をしていたこともあり、
あらためて陰陽五行が学びなおしております。

そこで、「節分」であります。
迎春の予祝儀式としての節分を陰陽五行的に考えると、
「春[陽]=木気」の神さまをお迎えするための前夜祭でもあります。

五行においては、
木気の神さまは金気の神さまがちょっと苦手。
そして金気の神さまは火気に弱い。

 そこで、丸い大豆(※)を火で炒ることで、
金気の神さまを封じ込めて、冬の気[陰]をキレイに払いましょう!
というのが陰陽五行の節分ストーリー。

今年は、京都に住んで初めて吉田神社の節分祭に行ってきました。
抽選券つき厄除福豆も分けていただきました。 

あたらしい一年も、
穏やかで心安らぐ年となりますように。

(※)陰陽五行とカタチ
木火土金水(もっかどごんすい)には、それぞれのカタチがある。
木=▋ 火=▲ 土=■ 金=● 水=≈
ザックリ分けると、丸は「陽」で、四角は「陰」。節分は「金気」の象意である丸い豆を祓い捨てることで「陰」の気を払うといわれています。ちなみに、秋(陽)が極まり、冬(陰)を迎える9月は「お月見」の季節ですが、角盆(陰)に月見団子(陽)を飾り、陰陽を和合させます。

*陰陽五行説の考え方には諸説あるので、上記以外の解釈もあります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?