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心配な気持ちは解消されないと悟った

新学期から1ヶ月ちょっと経った。今のところ、子供達の様子は特に問題なく、ひとまず安定している。子供に関しては書くことがないほど平和だ。そのおかげで自分のことに集中でき、幸せを感じているが、少し寂しくもある…。

先日、娘の高校で懇談会があった。校門を入ったところで体育館の場所に迷い、キョロキョロしていたら、少し前で同じくキョロキョロしているお母さんがいて、バチっと目が合った。「あっちですよね?」と話しかけると、「ですよね。」と返ってきて、並んで歩き始めた。「部活は入ってますか?」と聞くと「ハンドボール部です。」と。でも本当は入って欲しくなかったと言っていた。私としては運動部だなんて羨ましいと思ったが、そのお母さんは女の子だし、帰りが遅くなるのが心配で、せめて文化部の方が良かったと言っていた。できればハンドボール部も早くやめて欲しいらしい…。うちの娘は友達ができにくく、それが心配で、友達作りも兼ねて絶対にどこかに所属して欲しいと思っていたので、違う価値観に驚いた。ちなみに娘は理科部と文芸同好会に所属している。週2回と週1回で帰りも18時までには帰ってくるので、とても楽だ。新たな友達ができたかは分からない…。

その子はとてもよく喋るらしい。学校であったことを逐一報告するので、いろいろ心配になるので、あまり話し過ぎないで欲しいと言っていた。また違う。うちの娘はほとんど自分からは話さない。なので心配になる。話され過ぎても心配になるとは知らなかった…。

塾にも行ってるそうだ。お母さんは大学受験にもお金がかかるから、お金のことが心配で、今は行かせたくなかったのに、その子が行きたいと言ったそうだ。行っていないと不安になるらしい。うちはまた違って、受験前も「頼むから塾に行って。」とお願いして、3年生の9月からやっと行き始めた。あまりガリガリ勉強するタイプではないので、こちらが心配になる。今は当然、塾には行っていない。お金がかからない分、親孝行と言えるのかもしれないが…。

何から何まで正反対の娘たちで、母としての考えも正反対だったおかげで、いろいろ発見があって有意義な時間だった。ただ、やはり親とは、常に何かと心配する生き物なんだと再確認もした。面白かった。

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