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新学期、久しぶりの普通学級

昨日は6年生息子の始業式だった。
3年生の途中から特別支援級に在籍していたので、久しぶりの普通学級。

朝から心配ばかり。
息子は持ち物の管理も苦手。前日も「明日から学校始まるよ。」と伝えていたが、そのことと持ち物を準備しなくてはいけないことが結びつかない。一緒に確認しながら準備した。朝にも忘れ物がないかチェックしていたら、5本ともが、もう書けないくらいに減っている鉛筆を発見した。バタバタと削って、今日の予定を再確認。教室に行く前に新しいクラスを確認するんだよ。支援級には行かないよ。分からないことがあったら、同じ通学班の子に聞くんだよ。帰りは学校から放課後デイサービスに行くからお弁当忘れないでね。6年生なら普通分かるでしょと思うことも念の為、言わないとダメ。提出物もきちんと出せるだろうか。周りが見えていないので、みんなと同じことができないこともある。あぁ。心配が尽きない…。まぁ失敗しても死ぬわけじゃないしと開き直る。

自分の冷静さと、どんな先生が担任なのかを知ることが重要だ。
配慮して欲しいことや心配事は言い出すとキリがない程たくさんある。だけどまずは先生の発達障害に対する考え方や、配慮についてどう思っているかを知る必要がある。こちらの主張を一方的に押し付けてしまうと、関係が悪くなることがあるからだ。3年生の時はそれで失敗した。当時は、2年生の時にうまく行かないことが重なって、息子もストレスから心を乱していたし、私も不安になっていた。不安だと感情的になる。心機一転、3年生はうまく学校生活を送って欲しいと、藁をも縋る気持ちでいきなり理解を求めてしまった。それに対しての先生の対応は、発達障害と知るや、息子を見下し始めてしまったので、極端にひどいものだった。それはなかなかのレアケースとは思うが、今年は絶対に失敗したくない。理解をして欲しいなら、まず相手の考えや状況を理解しないといけないと学んだ。冷静さと心の太さが重要だ。

午後に早速、新しい担任から電話がかかってきたが、何も言わない。
若そうで爽やかな男の先生だった。電話がかかってきたところで希望が持てる。今日は早速お友達と楽しそうに話していましたよと。支援級の担任の先生からも配慮して欲しいことは聞いていますが、何かあればお電話くださいと言ってくれた。まずは安心。息子も馴染めていそうだし、先生も気にかけてくれている。でも今日は私から特性のことは何も言わない。4月末の懇談の日までは口出しをせずに息子の様子を観察しようと思う。特性の説明もその時に。まずは先生と息子でどんなやりとりをしていくのか、それを踏まえて先生に伝えることを判断しようと思う。先生は「1年間よろしくお願いしまーす!」と元気な声で言ってから電話を切った。

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