【Outward #44】ルーンを使おう

いまさら!?

いえいえ、皆さんは手練れの冒険者かもしれませんが、初めてやる方もいるわけで、そこはご容赦ください。
初めての方、ルーン使いたいけど分からない方、頑張って分かりやすく説明します。

ルーン魔法とは

ベルグの街で青の間の評議場左にいるフレイズさんから学べます。Tier1スキルはどれも銀貨50で学べますが、一つだけ覚えてもOutward特有の「それ一つだけでは意味を成さない」ものになり、かつ使うためには語彙目録が必要となるため、まず使うのにハードルが高いです。効果がそれに見合うかというと…また微妙なところですし…(汗)

語彙目録

チャクラムに鍛錬、要素の発散に各種属性の注入が必要なように、オフハンド(左手)に装備するルーンの辞書になります。どの街でも錬金術屋にいけば売ってます。Tier3の内なる語彙目録を覚えれば語彙目録なしでもルーンを使えるようになりますが、内なる~を覚えるなら排他スキルのルーンの接頭語が圧倒的に強力なのでどうしてもこちらを選んでしまいがちです。
また、ケルソネス地方の南東、エンメルカルの森への入り口と難破船との間の先にある電流の孵化場という洞窟のインタラクトを全て解除すると手に入る「ライトメンダーの語彙目録」はマナ消費-5%、エーテル、雷ダメージ+5%と優秀なので、ルーン使いになりたい方は是非取りましょう。

ルーン魔法の使い方

上記でも説明した通りまず左手に語彙目録装備すると、ルーンの文字が使えるようになります。アクティブスキルのタブから一つ一つ使うのもナシではないですが、基本的にはTier1で覚えられる4つのルーン文字をスキルショートカットに設定するのをおススメします
その4つの中から2文字を順番を間違えずに使うことでルーン魔法が発動します。使いこなす場合は自分の使いやすい配置で4つ置き、迷わず使えるよう特訓です。

効果一覧

wikiの繰り返しになってしまいます。
※4文字はデズ(Dez/青)、エゴス(Egoth/紫)、ファル(fal/緑)、シム(shim/橙)といい、以下、ゲーム内の視覚的にも色で説明していきます。
(どうでもいいですが、このルーン文字はアルファベットを左右反転してくっつけたモチーフになっています)

Tier1組み合わせ
青→紫:ルーンの保護(物理耐性+15%、保護+2、180秒)
橙→紫:ルーンの刃(エーテル28、衝撃12の片手剣、180秒、壊れない)
緑→青:ルーンのランタン(プレイヤーの左上に前を照らす光球が灯る、300秒)
橙→緑:ルーンのトラップ(エーテル70、衝撃100の罠。敵が踏むと爆発する)

Tier3:被疑の構文による追加の組み合わせ
ルーンの保護(青→紫)+紫→青:ルーンの癒し(ルーンの保護が消え、体力40回復)
ルーンの刃(橙→紫)+橙→紫:偉大なルーンの刃(エーテル39、衝撃19の両手剣、180秒、壊れない)
ルーンのランタン(緑→青)+緑→橙:ルーンライトニング(雷55、衝撃30の雷球を飛ばす、ランタンは消費されない)
ルーンの罠(橙→緑)+橙→橙:ルーンデトネーション(エーテル70、衝撃150、ルーンの罠爆発)

Tier3:ルーンの接頭語による追加効果
ルーンの刃:雷の注入(光源作用あり)付与
偉大なルーンの刃:腐敗の注入付与
ルーンの保護:元の効果に加え、物理耐性+5%、保護+1、5属性耐性+10%
ルーンの癒し:毎秒2の体力回復が10秒継続
ルーンの罠:腐敗ダメージ30追加
ルーンデトネーション:腐敗ダメージ40追加

スキルの組み合わせ

個人的におすすめしたいのは下記のいずれかでの組み合わせです。

カザイトの魔法剣
要素の発散:接頭語との相性がよく、ルーンの刃で雷、偉大な~で腐敗の遠距離攻撃ができます。ルーンライトニング→発散→攻撃とすれば畳み掛けやすいですかね。
魔法剣の目覚め:体力、スタミナ、マナが増えることに誰も文句言わないでしょう。マナが足りなければ、増加した体力とスタミナをマナに振ってもいいですし。

陰謀団の賢者
風の注入:要素の発散と組み合わせるとエーテル30、衝撃140の高衝撃魔法剣が使える。ルーンの刃で撃てば耐久度を気にしなくていい。霧の恩恵で近接も遠距離も強化できる。と文句なしの相性。
シャーマンの共鳴:バフの効果アップ。ルーンの刃の攻撃底上げ。接頭語による雷、腐敗の注入についても恩恵に強化の効果あるため親和性高。属性耐性についても恩恵が20%→30%になるため、ルーンの保護(接頭語付き)で属性耐性は40%となります。攻守とも効果が大きいです。

哲学者
レイラインとの交わり:マナ自動回復。魔法ビルドでは腐らない最良スキルの一つ。これのためだけに開放してもいいぐらいです。
氷のシギル:ルーンでカバーできない属性。

呪術師
呪い、苦痛:呪いで各種属性デバフ付与。苦痛でそのデバフごとのダメージと状態異常付与。ダメージ自体はそこまで大きくありませんが、戦闘全体を楽にしてくれます。呪いは敵に気付かれずにデバフを与えられるのでいいですね。
ブラッドラスト:削られた最大体力他を回復できます。継続戦闘力を上げます。結果、下記のロックウェルとの相性の良さに繋がってきます。
ロックウェルのお告げ:発動さえできればめちゃくちゃ強力。疲れている→属性ダメージ15%UP、非常に疲れている→30%UPです。疲れているとマナも自動回復するので一石二鳥。スタミナ消費だけ気を付けましょう。

原始儀式家
過去の原始儀式家のスキル考察記事参照。とにかくルーンとの相性は抜群です。

ルーンはエーテル>雷>腐敗の順でそれらを主とした攻撃になるのでそこを意識したスキル構成にはなりますね。

派閥

前述の主たる属性を踏まえれば答えは見えてきますが、聖なる使命が一番かと思います。クエスト途中で神の援助(スタミナとマナ消費-10%)か魂の交わり(エーテル雷腐敗ダメージ+10%)を選ぶという究極の選択を迫られます。基本的に腐らないのは神の援助だと思いますが、ルーンにおいては魂の交わりを選んでみたいところです。接頭語付きルーンの刃、偉大な刃ともにこの3属性が絡んできます。マナコストの削減方法は多いですが、とりわけルーンの強化方法は少ないですから、選ぶ価値はあると思います。TTBの派閥スキル・エラットの介入はバリア2、保護5とこれまた腐らない。ここを防御に振るなら魂の交わりもいいのでは?と思ってしまいます。

英雄王国だと錬金術の実験は全ダメージ15%UPとなるものの、TTBスキル・キルアックの離れ業は体力UPしかあまり恩恵を受けられない気がします。
青の間は体力UP、マナUPorルーンのランタン、TTBが血の注入と地味ですが英雄王国よりは先頭に直結しますね。
ソロボレアンはスキルクールダウン、移動速度UP、ポーチ容量UPの物流専門家とお金儲けしやすい優遇措置。とどちらかというと近接よりなスキル。TTBはマナの注入なのでよりエーテル特化にはなるものの、ルーン自体はあまりスキルのクールダウンに影響を受けないのでちょっともったいないですね。ただ、原始儀式家を使うなら、ポーチにしてもクールダウンにしても恩恵は受けられそうです。

おすすめ装備

ルーンの魔法をどう使うかによります。保護やランタンだけという人も多いと思いますので、そういう方は除きます。がっつりルーンを使うならエーテル属性の攻撃補正が付いていて、かつマナ消費が抑えられるものがいいと思います。

武器
マナコストを抑えるためにメインウェポンに生木の斧やジェイドリッチのシミター、メイスを持てば-15%までは補正できます。ただこれらの攻撃性能は中盤ぐらいまでしか持たないので、あくまでルーンの刃を使うことに重きを置きましょう。エーテル強化するので生木の斧は多少使えるのかもしれませんが。

マナウォール一式
TTBのバリア防具をレガシーしたものです。最終兵器ですね。一式でエーテル攻撃30%UP。移動速度も上がります。そして何より保護10、バリア13が驚異的です。特殊エンチャントはありませんので、アイギスやシェルターで保護、バリアを上げるもよし。鎧に平常心のエンチャントで燃焼を防止すれば安心感がかなり増します。
防具自体に属性耐性はありませんが、そもそもバリア13もあるのと、共鳴付き恩恵、接頭語付きルーンの保護で属性耐性は40%になります(属性耐性バフ付けると65%)。マナ消費の補正はありませんが、それを凌駕する防御性能を持っています。
(原始儀式家プレイでは呪術師の苦痛を使うことで敵に焦燥、衰弱デバフを与え、攻撃性能を下げれることでさらに被ダメを削っていました)

テネブラス一式
エーテル20、腐敗25のダメージボーナスがあり、マナは-30%。エンチャントでスキルのクールダウンや雷強化、追加の腐敗強化、移動速度UPとバランスのいい構成になります。雷、氷、火の耐性も29あります。保護、バリアがない分マナウォールより防御は劣りますが、レガシーなしで作れる装備ですから、バニラ版ではこれがおすすめです。ハックマナイトとお金さえあれば作ってもらえるので入手難度の低さもいいですね。

アンティーク一式
エーテル攻撃20、炎攻撃35、保護9、マナ-10%と炎が持ち腐れになるものの、防御性能も高めで、エンチャントによりマナ-45%まで落とせて、スタミナ消費も抑えられるようになるのでテネブラスとはまた少し違った性能の高さがうかがえます。

ルーン一式
上二つよりはより近接寄り。チャクラムの時にも書いた通りではありますが、ルーンの鎧にエーテル、雷攻撃10%UPがついています。バニラ版で固くプレイするならこれもいいと思います。鎧だけ使って、他はテネブラスでもいいかもしれませんね。一式で扱う場合はスタミナと移動速度に注意です。エンチャントで移動速度は解消されます。

実用性について

ルーンの刃
エーテル属性のみの剣、両手剣。副属性的に雷、腐敗の効果を持っています。機械や幽霊、ゴーレムに特に有効な属性になります。逆にエーテル耐性がある敵は、ハルマッタンの狼系防具の敵などに耐性があります。あとはエーテルをまとっているタイプの敵(紫に光ってるような敵)にも耐性があります。ただ、多くの敵が耐性0かそれ以下で、エーテルに強い敵は雷や腐敗に弱いことが多いので、接頭語の効果がそれをカバーしてくれます。物理はそもそも耐性が高い敵が多いので、ルーンの刃はどんな敵にも平均してダメージを出せるのが強みです。弱点は、鍛錬や攻撃UPバフの影響を受けない所。これらは物理にのみ適用されます。もちろん僧兵の攻撃スキルのトリガーにはなっているので、使う場合は必要ですけどね。

ルーンの保護、ヒール
物理保護、物理耐性の強化に加え、敵の攻撃属性に合わせ恩恵も使えば属性防御性能も上げられ、戦闘の後には40~60の回復ができますスキルで回復する手段が少ない中で、有用以外の何物でもないですね。バニラ版では唯一です。星気のポーションは余りがちですし、自動回復がなくてもガブガブ飲んでいいと思います。Tier1だけでも、ルーンの保護を付けておけば物理耐性を後押ししてくれるので付けない手はないです。

ルーンのランタン
ダンジョン内では最高に助かります。戦闘中に切れるのだけは注意ですが、何かと暗いところに敵がおり、ランタンの付いたバッグを下ろして戦うことが多いこのゲームで、近くが明るいことのアドバンテージは何にも代えがたいです。ゴリゴリ物理プレイするとしても、サポートとしてTier1だけ覚え、保護、ランタンは使えるようになっておくと地味に便利です。ライトニングは強くはありませんが、遠くから牽制したり、マナコストをがん下げして逃げ回りつつじわじわ削り倒すことが可能です。鈍足の敵には特に有効ですね。

ルーントラップ
雑魚の盗賊、幽霊などは一網打尽です。衝撃も高いので、シム(shim/橙)だけ使っておいて、あえて大量の敵の中に突っ込み、ファル(fal/緑)で発動させて逃げる、という手もあります。オーライの腹マイトです。大体の敵はひるむのと、接頭語で腐敗ダメージも付くのでまとめて大ダメージを与えることができます。どちらかの属性に弱いということを考えると属性ダメージ強化を極めていく面白みもあると思います。デトネーションは強いですが、発動が非常に難しく、個人的にはうまく使えていません…。

おまけ
実はランタンマン考察で全く同じ構成に触れていました。魂のランタンをオフハンドに持つとさらに属性耐性が上がるため、一通りルーン魔法を使ったうえでこれを持てば全属性ダメージを大幅に減らすことができます。ここまで耐性を上げて特化させるとめちゃくちゃ強いです。弱体化入る前の青い砂の装備一式でも同じような構成が考えられますが、こちらの方が攻守とも優れていることが分かります。剣闘士のアリーナのスペシャリストスキルで頭脳を取ればさらに属性ダメージ15%も付きます。TTBやレガシー込みなので実現には骨が折れますが。

というわけでルーンの使い方について、使い方や効果についてお話ししました。改めて考察するとかなり強い気がしてきました。TTBのマナウォール、聖なる使命のスキル、陰謀団と原始儀式家と呪術師。これらと相性が非常に高いので、好みに合わせてルーンを楽しんでいただけたらと思います。
それでは皆さま素敵なOutwardライフをお送りください!

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