自分を幸せにできるのは、どうやら自分だけらしい〜璃月〜

前回の流月ともう一人との定例会、私のとってもすごく大切な場所。
自分を偽りなく出せる。さらけ出せる。
笑いが絶えないし、みんなと話していたら楽しい。
次も楽しみだな、またそれまで頑張ると思わせてくれる、そんな場所。

この人たちといられることって、幸せだな、と思う。

さて、今回のnote、最近の弱虫璃月とお別れしたい、
そんな感情から思い立って書いたもの。


ここ半年、私は自分と対話すること、自分の感情をコントロールすることから完全に目を背けていたと思い知らされた数日前。

きっかけは彼との大喧嘩。
付き合って2ヶ月ほど経った時に1度、
別れの危機を感じたことはあったけれど、
それは私の行動によるもので、私が悪いと100人に聞いたら100人が答えるだろう理由だから(後はなんとなーくでわかってほしい)、
ここまでぶつかったことは、初めてかもしれない。

最近はすれ違いが多いのか、とにかくうまくいかない時間が多かった。
それも同棲をスタートしたばかり、狭い部屋に2人きりの時間が長い、
そういうことが関係しているのだと自分には言い聞かせていた。

でも、きっとそれは違った。
都合の良いように解釈していただけだった。

泣いてばかり、不安を嘆くばかりの私。
そんな私に
「そんな時もあるよね、大丈夫、大丈夫だから」
と言い続けていた彼が、大喧嘩の末にこう言った。

「自分の不安は自分でどうにかしてほしい」

今まで言えなくてごめん、そう付け加えて。

それを言われて、最初に思ったことは
「今までと言っていたことと違うじゃないか」
ということ。
でも一方、冷静に「そりゃそうだよな、そう言いたいよな」
と思っている自分もいた。

今の私は、私の世界に生きていない。
それは彼と出会ってからずっとそうだったのかもしれない、と。
特に同棲してからは、彼との境界線をうまく引けなくなっていた。

自分の持つ喜怒哀楽を彼に全て投げかけ、
不安から救ってほしい、と助けを求め続けた。
自分でどうにかしよう、そんな感情はいつの間にか消えていて
彼がいう「大丈夫だから」に甘えていた。
甘えすぎていた。

それもこれも、全部今の環境のせいだ。
私の持っている、診断名がついた
人よりちょっと弱い、うまくコントロールできない気質のせいなんだ。
だから今は、甘えててもいいのだ。
私を放棄しても、仕方がない状況なのだ。
そう言い聞かせていた。

悲しいことがあったら、彼に泣きつき、
嫌なことがあったら、彼に当たった。

もちろん幸せだな、楽しいな、と
プラスの感情を抱いて、それを共有することもあるわけだけれど、
やはり圧倒的にマイナスの感情の方が多かった。

彼からこんな問いをされた。
「璃月の感情をコントロールできるのも、
自信をつけることができるのも、
不安を埋められるのも、俺にはできないんだから。
病気云々の問題じゃないんじゃない?」

とはいえ、彼が怒りに任せて同時に放った「病人なんだから」という言葉と、
「もし職場に璃月がいたら、俺は一緒に働きたくない。今の璃月の状態じゃ、体力的にも、メンタル的にもまともに仕事できないでしょ」という、
あまりにも私の自信を削ぐような言葉に腹が立ち、
かつ、1番近くで見守ってくれていた人にそれを言われたことが悲しくて、
彼からの問いにうまく向き合い、答えることができなかった。

この言葉たちに関しては解決していないし、
そこまで言う必要はなかったんじゃないのかな、と思うけれど。

そもそもの根源に彼からの問いがあったことを忘れてはならないな、
と今は思っている。

私は彼との未来をガチガチに固めすぎていた。
同棲も初めて、ここから別れる道なんかない。
異動も一緒についていく、そう2人で決めたのだから。
そもそも、そんな展開になったら、私は生きていけない。
だから、どうやったらお互いを受け入れられるのかを考えたほうがいい。

彼がいるから、もう大丈夫だ
そう思い込んでいたのだと思う。

そんなわけない。
今の私に必要なのは、
ひたすら彼と一緒にいることではなく、
自分と向き合うこと。
自分の感情と向き合い、
自分の機嫌は自分で取ること。



思い返してみれば、私はいつもそうだ。
仕事でも、勉強でも、人でも。
何かに身を任せて、自分の感情に向き合ってこなかった。
向き合っている風に見せて、実はそれぞれに「執着」してきた。
仕事に執着していた時期を終えて、次の執着先を探していたところに
出会ったのが、今の彼だった。
今まで、何度もそれで失敗してを重ねてきたことを、私はすっかり忘れていた。
というよりは、気づいてはいたけれど、見て見ぬふりをしていたという方が大きいだろう。

ここまで書いたら、
そこまで言われたのだったら、
もう別れたら?
執着をやめると言うのは、そういうことなのではないのか?

と言う言葉が聞こえてきそうだが、
それでもやっぱり今の私にその選択肢はない。
執着先ではあったけれど、彼の人間性が好きだし、
幸せだし、一緒にいたいと思っている。
今回のことに関しては、
彼と私の関係の問題、というよりは
私自身の問題なのだ。

これからの人間関係、仕事、人生の選択、いろんなことに関係してくる。
彼はきっかけでしかなくて、
彼云々の問題ではないのだと思う。

まずは、彼の存在を中心にしていた生活から離れてみよう。
同じ家にはいるけれど、私のペースで、したいことをしよう。
私は私、彼は彼。
それぞれに人生があって、生活のペースがあって、自分の世界がある。
同じ空間にいるからって、同じことをして過ごさなくてもいいのだ。

今度結婚する友人は、こう言っていた。
「自分のことは自分でしか幸せにできないの。
結婚はするけれど、彼に幸せにしてもらうためではななくて
私が自分を幸せにするための選択なの。
所詮は他人だし、あなたがいなくても私は生きていけるんだから、
くらいの覚悟を常に持っている必要があると思う」

その話を聞いて、よし、と思った。

私は、自分で私を幸せにする。
彼と一緒にいてもいなくても、
仕事をしていてもしていなくても、
安心材料と思っているものがあってもなくても。
何かに執着をしなくても生きられるように。
幸せでいられるように。

とはいえ私にはまだ、そこまで強いことは言えない。
これは、そうなりたいな、っていうだけ。

だから徐々に。
私は自分を、再構築していきたい。
急いで、急にできることではないけれど、
自分のこれからの指針ができたと思って、心がけていきたい。


彼との関係も、同時に再構築していく必要があるだろう。
出会ってから頼りっぱなし、全ての私を彼に投げかけてきた、
こんな関係に終止符を打って、私は私の足で立つ。
まずは私自身やってみて、それでも無理だったら、それはそれでその時だ。

人生100年時代なのだとしたら、まだ4分の1しか生きていない。
友人は「3年後、86歳くらいになっていたい笑」と言っていた。
たしかにね(笑)と笑ったのだけれど、それはどうやら難しそうだ。
そう思ったら、残りの何十年を何かに執着して生きていくなんてもっぱら嫌だ。
辛すぎる、苦しすぎる。

ぱっっとは変えられないから、まだまだ未熟だし、
周りに迷惑はかけると思う。
とはいえ、私は一旦ここで区切りをつけたいと思う。
うまくいかなくてもやってみようと思う、自分再構築計画を。

さぁ、長くなってしまったけれど、今回はわたしの決意でした。
決意は決意に過ぎないけれど、
こんな感情の変化があったんだよ、って。
交換日記に書くことではないかもだけれど、そんな感じかな。
流月、いつもありがとう。







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