見出し画像

地下鉄博物館へGO(番外編あり)


東洋唯一の地下鉄から東京メトロへ

 昭和2年12月30日に、東京地下鉄株式会社によって、浅草駅〜上野駅2.2Kmを開通。当時は、アジア初の地下鉄の事から、東洋唯一の地下鉄道と話題になっていました。
この当時の地下鉄は、手掘りだったため浅草駅から上野駅間は、他のところと比べると天井が低くなっています。
その後も、上野駅から新橋駅、新橋駅から渋谷駅へと開業し、現在の東京メトロ銀座線が全線開業、東京地下鉄株式会社→東京高速鉄道株式会社→帝都高速度交通団(営団地下鉄)→東京地下鉄株式会社(東京メトロ)の順で会社変わり、現在のような東京地下ネットワークがあるのです。
上野駅から渋谷駅まで山手線の内回り34分外回りで25分ですが、銀座線28分で着きます。(一見早そうに見えて山手線の外回りには・・・)


地下鉄博物館へGO

 地下鉄博物館は、東京メトロ東西線葛西駅が最寄り駅です。
博物館側の改札を出て一番下まで降ると地下鉄博物館が見えてきます。
26歳独身も地下鉄博物館の看板が見えてきたらかなりテンション上がりました。
葛西駅前はこんな感じで、下のロータリーからは、バスも走っています。
因みに、葛西駅は、快速電車は通過するのでご注意ください。

葛西駅前
地下鉄博物館の正面

入館料220円を払い中へ。昨今の物価高の中220円入れるのはかなり助かりますね。
少し離れたところにある、夢と希望の町の町長にも教えてあげたいですね。
中に入って進むと自動改札機があり、改札を抜けると最初に目に入ったのが、自動券売機です。
営団線全線と書かれておりますが、実際には稼働していません。
国鉄て書かれているのがまた良いですね。
そしてさらに奥へ進みます・・・・

電源が入っていない券売機

赤い301号車

 最初に見えてきた車両は、丸の内線の301号車。
この車両は、丸の内線で活躍されていた車両で、珍しい電球での前照灯や、室内灯など現代では、珍しいものが間近で見れます。
また、ドア窓もかなり高い位置にありました。
当時の地下鉄は、1編成が2両または、1両といった感じになっています。
電球の前照灯も温かみがありますね。

301号
今では珍しい電球での前照灯
301号車内

東洋唯一の車両

 301号を見学した後は、東洋唯一の車両へ
1001号は、現在の銀座線で一番最初に登場した車両で、日本の地下鉄の歴史を語る上ではかなり重要な車両です。
 1001号には、もう一つ日本の鉄道の歴史を語る上で大事な秘密が隠されています。それは、ATSの親とも言えるだろう、打ち子式ATSが搭載されているのです。
 地下鉄開業当時の日本の鉄道の保安設備は、タブレット閉塞などの手動閉塞が一般的で自動閉塞が珍しいときでした。しかし、東洋唯一の地下鉄は、自動列車停止装置(ATS)をどこよりも先に搭載したのです。これには、当時の鉄道マンも驚きを隠せなかったでしょう。
つまり、日本初の地下鉄と日本初のATSを搭載された、初物尽くしだったのです。

国重要文化財

現在の銀座線は、CS-ATCを使用されています。
こちらが、現代の列車保安装置の原型とも言われている、打ち子式ATSです。

打ち子式ATS

こちらが集電靴、考えてみればこれも日本初の装置なのか?
台車にも木製が使われいる部分がかなり、味が出ている。

集電靴

 当時の上野駅を、再現したところです。
当時の車両をこのように見ると、地下鉄でもサボが使われておりますね。リベット打ちの車体も味があり、車内は木製でかなり温かみがあり、モダンな感じでもありますね。
 車内の中には、入れませんが外からでもかなり見学ができるのでかなり楽しいですよ。吊り革も今とは格納できる感じになっています。
この車両が走っている姿を直接見てみたかったですね。

こちらが1001号
注意書き

車掌スイッチも木製で出来ていた。

木製の車掌スイッチ
当時の上野駅

日本初の自動改札

 1927年に開業した地下鉄に設置、日本初の自動改札。
乗客は、硬貨を改札機に入れて、回転棒を押して進むスタイルです。
ここ地下鉄博物館でも、日本初の改札が体験できます。
5円から100円の硬貨を入れて、木の棒をおして中を通ります。硬貨を入れないと動きません。
このタイプの改札は、アメリカニューヨーク地下鉄をモデルにして導入された。
世界初の自動改札は北千里駅・・・・切符の改札は、北千里駅が世界い初ですね。

ターンスタイルの自動改札

穴掘り名人シールドマシン

 昭和2年の地下鉄開業当時は、手で掘られていましたが現代では、シールドマシンを使って掘られています。
地下鉄博物館では、単線シールド工法を間近で見ることができます。
ちなみにこのシールド工法は、関門海峡トンネルを掘る際に採用されています。
 こうやって、見ると地下鉄のトンネルてかなり大きい感じがあります。
ここでは、各部の説明があり普段見れない地下鉄の隠れた部分が見れます。
大人から子供まで学べるのは良いですね。

シールド工法

シュミレータ

 お待ちかねの博物館といえば、シュミレータ
地下鉄博物館では、本物の電車と同じ揺れを楽しめる千代田線のシュミレータや、銀座線、日比谷線、有楽町線などあります。
特に、千代田線は車両の動きと同時に列車も動くので、本物の地下鉄を運転していおる気分になれます。色々な人が憧れるでしょうね

シュミレータ
本物と同じ動きするシュミレータ

01系銀座線

 30年間親があった01系、銀座線引退後は、熊本電鉄に譲渡されました。
こちらには、運転台のカットモデルがあります。
現在の銀座線車両は、開業当時の地下鉄がモチーフになっています。

01系

番外編

 この後は、飯田橋に向かい青森県のアンテナSHOPへ行き、リンゴジュースとりんごのチューハイ、源タレゴールドを買いました。
秋葉原に向かい、アニメのSHOPにも行き平日の休みを思う存分楽しみました。
写真は、飯田橋と秋葉原で撮影、さらにおまけで京急のハッピーターン号も撮影
では、こちらをご覧ください。

天気のいい飯田橋
飯田橋駅
アンテナショップ
秋葉原駅
夕焼けのハッピーターン

まとめ

 今回の旅もかなり思いつきいで行きました。
地下鉄博物館では、鉄道歴史を学びかなり楽しめて1日優雅に過ごせました。
平日に出かけるのは、人が少なくてかなりよかっです。
今後も旅をしたら投稿しますので楽しみしていてください。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?