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雑記帳

最近思う、何でもないこと。


1.紙媒体の衰退

久しぶりの電車通勤をしていて気が付くのは、スマホをいじっている人の多さと、本や雑誌や新聞を読んでいる人の少なさです。

ちょっと前までは、電車で少年ジャンプなどのマンガ雑誌を読んでいる人が何人もいました。

新聞を読んでいる人も、本を読んでいる人もいました。

ジャンプなんてピーク時には650万部も発行されていたのに、今は157万部なのだそう。

見ていると、雑誌や新聞を読んでいる人はほとんどいなくて、本を読んでいる人が少しいるだけ。

あとはみんなスマホか、居眠りしてるかです。

紙媒体の衰退を肌で感じましたね。


私は新聞を取っていて、職場でお昼休みに読んでいます。

こないだ同僚に、新聞を取っていることを驚かれてしまいました。

その人の言っていることは分かります、情報はネットで仕入れればいいと。

私も当然そうしています、それと新聞を読むことは別なのですが、その人には理解できないだろうと思い説明はしませんでした。

例えが難しいけど、カプセルを一粒飲み込めば必要な栄養が摂れる時代になっても、普通の食事はやめられないと言ったら分かってもらえるかなぁ……

時代の流れがどうなろうと別にいいのだけれど、自分の好みや趣味をそれに合わせて変えることはないです。


2.熱海の夕暮れ

私は小さい頃に熱海に住んでいました。

伊豆半島の付け根の東側に位置し、東側は海、西側は山という狭い街です。

あそこは温泉街として有名で、昨今はバラエティ番組でもよく見るようになりました。

一時期は衰退してしまいましたけど、今は盛り返してきたようでよかったです。


私が住んでいたのは、海まで歩いて数分の市街地です。

よく家族と散歩で海を見に行きました。

当時は砂浜はなく、テトラポッドがズラッと並んでいました。

波が強い日には、かなり怖かったです。

そして海と反対側を向くと、上り坂があって山が見えます。

西側に山があるということは、熱海は日没が少し早いということです。

遥か昔のことだから記憶も薄らいでしまっていますが、早くに日が沈んでしまうあの雰囲気は、温泉街には適していたのではないかと思っています。

なんとなく、ですがね。


3.接客業に向く人

職場の近所に新しく出来たお店に、お昼を食べに行ったときのことです。

ホール係の若い女性がいて、この人が全然ダメで。

仲間とのおしゃべりばかりで、その合間に仕事をしているような人でした。

昨今の状況で、こんなお店がやっていけるのかなって思いましたね。

私が思うのは、飲食店って料理の味より店員さんの接客のスキルのほうが大事だってことです。

サラリーマンの予算で入れるお店で、味においてそんなに大きな差は出ないと思います。

いい接客をしているお店なら、つい足が向くものですよ。


4.メイキング

こないだ地元の路線バスに乗ったときのことです。

混んでいたので座れず、つり革につかまって立っていたときに。

ふと下を見たら、座っていたアラサーのOLさんぽい女性がスマホをいじっていました。

私は他人のスマホを覗き見するほど悪趣味じゃないですが、目に入ってきたのは下着の通販の画面でした。

すぐに視線を上げて見ないようにしましたけど、「えっ⁉」って思ってしまいました。

他人に見られる可能性が少なくない場所で、そういうのを見てしまうんだなぁ。

「恥ずかしい」と思う基準は人それぞれなのでしょうけどね。


よく、電車内で化粧する女性についてあーだこーだと議論になっています。

私は、女性が化粧をしたり下着を選んだりするのって「メイキング」だと思うのです。

普通は観客には見せず、ソフトを買ってくれたお客にだけオマケで特別に見せるものであって、作品を楽しむためには後回しにしたほうがいいんじゃないかな。

先にメイキングを見せられてしまうと、タネを知っている手品を見るのと同じで、作品を十分に楽しめないと思います。


5.変化を望む気持ち

最近通勤経路を少し変えて、新橋駅で乗り換えるようになりました。

帰りに乗り換えるときに歩くホームから、SL広場が見えます。

テレビでサラリーマンにインタビューする場面で出てくる、あの場所ですね。

もしかしたら何かの番組で、後方に小さくピートが写っているかもしれません(笑)。


私は通勤経路を固定して「いつも同じ」にすることが嫌いで、何か変化を持たせるようにしています。

「このルートしかない」としても、電車に乗る位置を変えてみたりして。

他の何でもそうで、毎日同じお店で同じメニューばかりオーダーするなんて私には無理です。

変化を持たせれば戸惑うこともあります、でもそれが楽しいのです。

知らないお店に初めて入るときのドキドキ、それも一つの刺激なんですよね。

私のこの性質は、私の家族が代々引っ越しばかりしてきたことも関係しているのかもしれません。


当然ですけど、私は「いつも同じ」を愛する人達のことを批判しているわけではありません。

ちょっとした変化を無駄を思うか刺激と思うかは、人それぞれですから。

念の為。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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