見出し画像

【グラベル】重量と走行性能

こんにちは。かもそばです。

『お前が欲しかったのは本当にそんな力か!』

機動戦士ガンダムSEED DESTINYより

グラベルバイクというザックリとしたカテゴリの中での重量と走行性能のお話になります。参考として私がどのような自転車を組んだかについても紹介します。

■グラベルバイクについて

昨今流行りのグラベルバイク。オンロードオフロード問わず走れる懐が深い自転車です。
私は車種を問わず「太いタイヤが入る」のみがグラベルバイク足り得る条件だと思っています。

例えば25Cのロードレーサーでもノブ付きのタイヤを付ければそれなりにオフロードは走れます。しかし、それはロードレーサーで無茶をしているだけです。安心安全であることは乗り物として重要な要素だと私は考えています。

ですから、太いタイヤでグラベルを安定して走れるならそれはグラベルバイクと呼べるでしょう。これを満たす自転車はロードバイクやMTBを問わず多種多様です。

そうなると本当はロードバイクっぽく乗りたくてもMTBライクなグラベルバイクを組んでしまったらやりたいことと機材がチグハグになってしまう現象が発生します。

私の場合、フルクロモリのグラベルバイクに乗っていた経験があり、まさにこれでした。

■オールロードという選択

オールロードとはグラベルバイクの中でも軽量性やスピード、走行性能にパラメータを振った自転車を指します。昨今ではエンデュランスロードがこれに名前を変えていく流れもあります。

さて、グラベルバイクが楽しいフィールドは郊外の山中に多いです。そうなると、グラベルバイクで山を登坂する必要があります。上記の通り、オールロードはこれらの項目とグラベルをバランスよくこなせる性能を有しているわけです。

■自転車の紹介

愛車のALAN

ALANはカーボン、アルミを使ったフレームを得意とする自転車フレームメーカーです。シクロクロスフレームで有名なイタリアのフレームメーカーです。

アルミフレームとフルカーボンフォークは、重量を抑えつつ、なおかつ頑丈で、反応性も良い。快適性もタイヤが太いため特に問題ないです。アルミフレームらしい剛性感も相まってよく進むフレームです。

このフレームを選択した理由は多々ありますが、結局のところ自転車は見た目が気に入るかどうかでした。

チェーンリングは42t

コンポーネントはSRAMのRival1を使用しています。操作の簡素さと掃除のしやすさでフロントシングルです。

巡航から登坂までこなせる11-42t

フロントシングルと言うと必ず出てくる『フロントダブルの方がクロスレシオ』論。いくらクロスレシオにしたところで結局のところ乗り手の使い方次第と思います。自転車に合わせて脚を回すタイプの方であればフロントシングルはハマると思います。

ワイヤー引きのディスクブレーキ

ブレーキはワイヤー引きのディスクブレーキを使用しています。制動力はそこまで高くなく、感触はリムブレーキに近いかと思います。運用も「止まる」より「減速する」という使い方になります。レースをするわけでもないのでこれで十分ですし、保守性が高いので管理も容易です。

DT swissの完組アルミホイール

ホイールはエンデュランス系ホイールを使用しています。ハブがいいのでかかりがいい。一度派手にリム打ちをしましたが特に問題なく堅牢です。

Panaracer gravelking SS

タイヤはお財布に優しい国産セミスリックタイヤ。太さは公称700×38C、実測は40mmあります。空気圧次第で荒れている路面もそれなりに走れます。逆も然りで舗装路の巡航もそれほど苦にならない。太さと重量から登りは苦手ですが、登り方を太さなりに工夫すれば楽しめます。


■グラベルバイクを選ぶときに大事なこと

私はオールロードという選択肢に辿り着きましたが、一人一人住んでいる地域ややりたいことで正解は違うと思います。

どこでも走れるからこそ何をしたいかを明確にして選ぶことであなたの世界を広げてくれるグラベルバイクと出会えると思います。

以上、ご拝読ありがとうございました。

かもそば


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?