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職員室机上スキャナの決定版!ScanSnap iX1300 × iPad活用で書類を一元管理しませんか
まずは結論から。
小学校教員が職員室の机上に置くスキャナで、現状の最適解は、「ScanSnap iX1300」です!
半年前に購入して毎日活用していますが、どうしてもっと早く買わなんだ・・・と後悔しきりです。
昨今は教員の働き方改革とあいまって、仕事効率化がブームと化しております。
膨大な紙資料はスキャンしてiPadで管理、というスタイルに私も憧れを抱き、スキャナ選びが始まった次第です。
■お手軽スキャナアプリ→挫折
まずやってみたのは、アプリのScanableやAdobe Scan。
元手もかからず、一枚単位で簡単に取り込めるのがメリットです。OCR付加が優秀なので、画像ファイルのPDF化にも大活躍!
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ただ、惜しむらくは枚数が多い資料だと、ちょっと面倒なんです。自動補正は優れていますが、トリミングがズレることも多いので毎回微修正が必要でした。
面倒ゆえにスキャンした書類とまだしてない書類が混在し、結局探すのに時間がかかるという…。
どうせスキャンするなら、全ての書類がスキャンされていないと意味がありません。
GTDでよく言われるように、Inboxは1つが良いのです。
もちろん、個人情報を含む資料は除きます。勤務校では、やむをえず個人情報を配る際は職員会議等の資料に混在させずに取扱注意として分けられているので、区別は容易でした。
個人情報系は日付順でファイリングし、不要になったら即シュレッダー行きです。
■iX1600は大きすぎる
教員系ブログを見ると、やはりScanSnap推しが多いようです。iX1500や後継モデルのiX1600がプッシュされていますね。
確かにタッチパネルは便利そうです。
最大50枚の両面を一気にスキャンできるパワフルさも素敵です。
けれど・・・、あまりに大きいのです!
16.1cm×29.2cm×15.2cm
中型のバッグがドンッ!と常時机上に置いてあるようなものです。
前後に伸びるトレーが、さらにA4用紙1枚分ほどの場所をとります。
しかも、amazonで52,722円と、中々ハイスペックなお値段です。
■iX1300≒ティッシュ箱
もっと小さいものを、と思って探したらあるじゃありませんか!
ScanSnap iX1300!気になるサイズは・・・
11.4cm×29.6cm×8.7cm。
ティッシュ箱程度の大きさです。
なんとこの機種、排紙が前方ではなく給紙フィーダーと重なるように、後方上向きに排出されます。
これは画期的!スキャナ稼働中も、机上が広く使えるのです!
最大20枚までという制限はありますが、毎日こまめにスキャンできるなら、20枚以上を一気に取り込むことなんて滅多にありません。
そしてお値段も39,950円とix1600より1万円以上安い!
さらにiX1300は、通常スキャナのトレーには入らない固いカード状の教材でも、紙を曲げずにスキャンできる機能(リターンスキャン)付きです。
ラミネートした教材を処分したいけれど、資料としては残しておきたい・・・なんて時にも大活躍です。(※対応サイズはA4以下です)
■爆速スキャナiX1300とiPadで一元管理が実現
実際のところ購入してこの半年、ほぼ毎日使っていますが、iX1300で不満を感じたことは一度もありません。
学校のパソコンにドライブをインストールすることは難しいので、自前のiPadにScanSnapアプリを入れてダイレクトWiFiで繋ぎ、GoogleDriveに保存しています。
①フタを開けて原稿をセット
②iPadのWiFiをiX1300に切り替える
③アプリのSCANボタンをポチッ!
手順はこれだけです。
1枚あたり2秒で、表裏両面をスキャンしてくれます。画質も良いです。
アプリもファイル名を変更しやすいUIになっています。
1枚だけのプリントでも、正直Adobe Scanを使うより早いくらいです。
「かもしか先生〜、これスキャンしてAirDropで送って〜。」と頼まれても、快く片手間で引き受けられるくらい早いです。
この操作のはやさ、簡単さが全ての書類をiPadで一元管理するという野望を叶えてくれました。
おかげで「どこに入れたっけなぁ…。」などと呟きながらゴソゴソ探す手間がなくなり、検索してすぐに参照できるようになりました。
■職員室から紙資料がなくなるまでは
教員にも一人一台iPadとiX1300が支給されたら、仕事効率化が一気に進むのに・・・と夢想したものの、一人一台iPadが進んだら紙資料そのものが激減するので、スキャナは不要になるかもしれませんね。
そんな日が来るまで、机上の小さな相棒ix1300君には、毎日せっせと頑張ってもらおうと思います。