書店員芸人カモシダせぶんのショバダイnote

現役書店員芸人カモシダせぶんがアメブロ「カモシダせぶんの日々の文」よりがっつり書いてる…

書店員芸人カモシダせぶんのショバダイnote

現役書店員芸人カモシダせぶんがアメブロ「カモシダせぶんの日々の文」よりがっつり書いてるブログ。出来るだけライブのエントリーフィーや主催の会場費やゲストに払ってるギャラ、つまりショバダイを稼ぎたいがためにがっつり本気目で書いているブログ。がっつり。

最近の記事

『探偵はパシられる』主要キャラ&各話セルフ解説

僕カモシダせぶんが書いた初ミステリ小説 『探偵はパシられる』 ご興味持っていただいた方ありがとうございます。まだ持ってないのにこの記事読んでる方もありがとうございます。 神奈川県川崎市で番長のパシリになってる男子高校生が謎を解く日常ミステリです。 ここでは主人公たちや全9話の解説を書いてます。主人公で興味持って本買ってもらえたら嬉しいなぁ。 ・岡部太朗(パシリ) これモデル、僕自身でしょ?と凄く言われるんですが全く違います。パシリのコントめちゃくちゃ作ったけど、こんなに

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    • 『探偵はパシられる』が出来るまで

      どうもミステリ小説『探偵はパシられる』の著者、カモシダせぶんです。趣味は読書とゲーム。 普段は松竹芸能所属で芸人をやってます。コンビ名は【デンドロビーム】 普段はとか言いながら、芸人としてお金を稼げるお仕事が全然ないので、それだけじゃ暮らせず、貧困なので、本当の意味で言うと 普段は書店で働いてます。合わせ技で「書店員芸人」という肩書でTVに出たり、雑誌に記事や書評が載ったりしてます。 そんな僕がなぜミステリ小説を書くことになったのか そしてどうやって書いたのか(これ

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      • 臨時プチ不幸売り(2024年5月)

        前回上半期と書いて、なんなら6月も書かない雰囲気を出しました。なのになぜ書いてるか、それがプチ不幸1個目です。 ①長時間の移動なのに読むものない。 バイトの後に用事があって移動しました、移動用に小説持ってきてたんですが既にだいぶ後半のもので、予定の場所に行く際に5分で読んじゃいました。 そして今抜群に東京の果てから家に帰ってます。手持ち無沙汰すぎる。読み終わった本、急に重しに見える(読み返すのは後日の方がいい) なのでこのnoteを更新することにしました。 ということで

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        • プチ不幸を売ってみる(上半期)

          大分久しぶりになってしまいました。 なんだこの間はプチ不幸が無いぐらいハッピーだったのか、そう思った方、大間違いです。 ビッグ不幸の連発でこのnoteを書ける体力が無かったです。皆様のお口にはきついぐらい。 一番は「日銭を稼ぐ職場が無くなる」ですよね。 激ヤバでしたね。そこからなんとかお声がけいただいて、2つの書店、未来屋書店さん、ほんまる神保町さんで働かせてもらってます。 ようやくビッグ不幸も一旦落ち着いて、まだ先に待ち構えてるぐらいな感じなので、この隙にプチ不幸

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        『探偵はパシられる』主要キャラ&各話セルフ解説

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          劇場版名探偵コナン全27作正直感想

          爆発は春の季語じゃのう。 これは、かんばまゆこ先生の名探偵コナンの公式パロディギャグマンガ『犯人の犯沢さん』からの一説だ。この元ネタは、毎年公開されてる劇場版名探偵コナンから来ている。 実際の季語の話をすると俳句の世界では「ボートレース」という意外な単語が春の季語として公に登録されている。絶対に平安の時代にはモンキーターンをしてた平家とかいなかったはずなので、ボートレースという文化がそれだけ日本に馴染んできた、ということなのだ。 つまり季語、というギャグがちゃんと面白く

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          劇場版名探偵コナン全27作正直感想

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          プチ不幸を売ってみる(2024年1月)

          第2回今月も、一口サイズのプチ不幸をあなたに。ちょっと食べて美味しい不幸でしたら是非有料部分も楽しんでってください。 因みに前回のプチ不幸でも書きましたが、今月もご飯屋さんに3人で入って僕だけ上着回収されませんでした。えっ、ダウンジャケット着たまましゃぶしゃぶ食べると思われてる?……それでは今月のおニューなプチ不幸どうぞ。 ①共演者「くまだまさし」さんと聞いて脳内シュミレーションして向かった現場、「熊田曜子」さんだった。 なんだコレ。実話です。ピン芸人オオトウとのユニット

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          プチ不幸を売ってみる(2024年1月)

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          プチ不幸を売ってみる(ご飯屋さん編)

          プチ不幸を売る経緯あけましておめでとうございます。 松竹芸能の芸人カモシダせぶんです。 ネタをやったり、書店員芸人としてTVに出たりもしてます。 そして前に家が火事で全焼したことがあります。 これぐらいの時から カモシダさんって火事に限らず、色んな不幸にあってますよね? と周りの芸人から言われるようになりました。確かにどう考えても普通よりデカい不幸も小さい不幸も数多く経験してる。 そして先日、おもしろ芸人の後輩、元すごい論のともはちゃんから 不幸をまとめてno

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          プチ不幸を売ってみる(ご飯屋さん編)

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          【下心読書】恋した相手が読んでた本7冊

          下心読書について現役書店員芸人カモシダせぶんです。アメブロで1000冊以上本の紹介記事を上げたり「アメトーーク!本屋で読書芸人」に出たり、文芸誌やananに書評を寄稿したりしてます。 皆さんは、何きっかけで読む本を決めますか?ネットの評判、友人の勧め、本屋さんでの出会い。僕もこういった理由で読むことがありますが、中には 惚れた人に勧められたり、借りたから読んでみた本というのもあります。 僕は学生時代から、異常に惚れやすく、身の程知らずにガンガンに告白して、ちゃんと身の程

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          【下心読書】恋した相手が読んでた本7冊

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          人生で一番泣いた本は『スロウハイツの神様』

          みなさんは「一番泣いた本」って、覚えていますか?(*この記事は過去僕が出した電子書籍エッセイ『書店員芸人 僕と本屋と本とのホントの話』の一部を抜粋し、加筆修正したものです) 「一番泣いた」というのもいろいろな基準がありますね。読んでる最中、読み終わった後、数十分泣いた小説がある人もいるでしょう。 僕はカレー沢薫先生のエッセイやマンガを読んで、笑いすぎて涙が出たこともあります。というか、僕自体かなりの泣き虫です。新垣結衣主演の映画『くちびるに歌を』(原作:中田永一)なんて開

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          人生で一番泣いた本は『スロウハイツの神様』

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          原田マハ『リボルバー』と大叔母さん

          (この文章は小説のネタバレを含みません、というかあんまり内容に触れてなく、思い出話に近いものです) 10/4 発売の『anan』2367号に寄稿させていただきました。現役書店員芸人のカモシダせぶんです。 特集が「言葉のチカラ。」ということで会話が印象に残る本をいくつか紹介したんですが その中で特に、思い入れがある一冊の話を書きたいと思います。 原田マハ先生の長編小説『リボルバー』 あらすじは パリのオークション会社に勤務する高遠冴の元にある日、錆びついた一丁のリボ

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          原田マハ『リボルバー』と大叔母さん

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          元カノの本棚で見つけた小説-童貞喪失と『電氣人閒の虞』(ネタバレなし)

          はじめにすぐ本文読みたい方は【本文】へ。 この記事は全くネタバレを含みません。内容よりも「この本を読んだ僕の人生がどう変わったか」だけ書いています。この記事読んで本の方に興味湧いた方、是非紹介してる本も読んでみてください。 詠坂雄二『電氣人閒の虞』 光文社さんから、詠坂雄二先生の文庫小説3タイトルが新帯付きで重版されて、書店に並び始めました。おめでたい。帯に僕の名前とコメントが。ありがたい。光文社さんの方角に敬礼。 この3タイトルの中で『電氣人閒の虞』は、僕が前に出し

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          元カノの本棚で見つけた小説-童貞喪失と『電氣人閒の虞』(ネタバレなし)

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          noteのタイトルがダサすぎる(そして突然の投資関係小説3冊紹介)

          アメトーーク!に出させてもらってから、日々「夢」と「現実」を行ったり来たりしてる感覚になる。 その中でも特段今起きてるのか。完全に自分に都合がいい夢を見てるんじゃないかと思ったお仕事がこちら。 来月、光文社文庫から詠坂雄二先生の小説『遠海事件』『電氣人閒の虞』『インサート・コイン(ズ)』の三冊が重版されます。その帯に僕の名前とコメントが載る事になりました。 重版されることがまず本当に嬉しい。そして詠坂先生の小説にこうして公に関われることができるなんて、感無量です。 ま

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          noteのタイトルがダサすぎる(そして突然の投資関係小説3冊紹介)

          ¥150

          「詠坂雄二」を知ってほしい

          4/20放送のアメトーーク!に出ました。本屋で読書芸人。 はじめましての人も多いでしょう。カモシダせぶんというピン芸人です。普段芸人でご飯が食えないので、10年ぐらい書店でも働いています。 そんなことはどうでも良いです。 皆さん、小説家「詠坂雄二」先生の本を読んでください。 僕は、この「詠坂雄二」先生の小説に出会えたから、アメトーーク!に出れたんです。 遡ること12年前、僕は5年組んでたコンビを組んでて途方に暮れてました。 そのコンビでは僕は「じゃない方」で。何の

          売れてない芸人が1000冊本読んでみた結果

          はじめに僕のことを知らない人にも読んで欲しいので自己紹介から。知ってるよって人はここ飛ばしてもらって大丈夫です。 僕「カモシダせぶん」は、松竹芸能に所属してるピン芸人。 日々ネタライブで切磋琢磨してたりしてますが、お笑いだけでは生活ができないため、書店でも働いています。 【書店員芸人】という肩書を自ら作ってライブに出たり、ライブを開いたり、たまにテレビに出させてもらったりもしてます。 この記事はそんな僕が 2013年4月4日から、2022年12月15日までアメーバブログで 合

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          売れてない芸人が1000冊本読んでみた結果

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          短編小説『焼きそばパンによって生まれた地球』

          はじめに挨拶ですので、小説すぐ読みたい人はここすっ飛ばして、目次から小説読んでください。 僕は松竹芸能所属のピン芸人、そして書店で働いている現役書店員芸人のカモシダせぶんです。 はじめまして、もしくはお久しぶりです。お笑いのネタを書くのもやるのも好きで、本を読むのも好きで。チャレンジで去年生まれて初めて短編小説を書いて、初めて出版社のweb小説賞に投稿しました。 こちらの集英社「ディストピア飯小説賞」に投稿したんですが最終選考12作に残りました。 この上、佳作(5作)

          短編小説『焼きそばパンによって生まれた地球』

          2/27(土) シカくいトウフをマルくするvol.8

          こちらの記事は、下記のライブ配信を見るための記事です。 2/27(土) 【シカくいトウフをマルくするvol.8】 会場 秋葉原ZERO-G 開演 14時(開場15分前) 終演 15時(予定) 前売 1000円+1ドリンク(新型コロナウィルス対策のため7名限定、来た方にはアーカイブの動画配布、当日券なし) 有料配信(Zoomでの生配信) 1100円(配信先URLがnoteにて15分前に出現) ご予約の際は必ず「来場」もしくは「配信」を明記でお伝えください。 出演 ウルトラトウ

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          2/27(土) シカくいトウフをマルくするvol.8

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